なにをやっているのか
〜日本を支えた重工業を応変に。〜
オーヘン工業が提供する予防保全のワンストップパートナー「オーヘン護全(ごぜん)は、代の森田が、6年間、保全の現場で働いてきた中で感じてきた様々な課題を解決するために開発を進めてきた、工場の細かい生産計画に合わせて保全の業務を一括で任せることができるサービスです。
顧客側にとっては、保全人材が不足している。保全の重要性は頭ではわかっていても、具体的な方法が分からず実行できない。保全業者や職人はホームページを持っていないことが多く、保全管理を行ってくれるパートナーを探すのが困難。設備が古く、記録を残す習慣がないことで、保全維持管理の履歴が残っていない。他にも多くの課題があります。そんな課題を解決します。
パートナー側は、赤字の企業が多く、5割以上が特定の企業で売上の半分以上を占めている。営業や見積など技術以外のことに時間が取られる。など多くの課題があります。オーヘン工業が間に入ることにより、業界を横断した自社が得意とする案件を適正価格で発注が可能になり利益率も向上。結果的に複数業界から案件を分散受注できるので経営リスクも下げられます。
大型製造工場の維持管理のDX 化を推進することで第四次産業革命の先鋒となり、持続可能な地域産業社会に貢献します。
なぜやるのか
熊本県八代(やつしろ)
【太平洋ベルト最南端の地から、再び狼煙を上げる。】
かつて、奇跡と呼ばれた高度経済成長を遂げた国があります。国民所得倍増計画のもとに生まれた工業地帯が太平洋ベルトを形成。この国は「ものづくり大国」と呼ばれるまでに発展しました。
そして、現在。バブル崩壊後、生産工場の海外移転に伴う産業の空洞化、技術流出が頻発。成長を支えた団塊の世代が一気に高齢化を迎えました。地方の工業地帯にかつての活況もありません。
それでも、私たちは知っています。世界屈指の技術者が、今もこの小さな工場にいることを。世界屈指の製造設備が、今もこの小さな工場で息づいていることを。
必要なのは、工場の細かい生産計画に合わせた工場保全の最適化です。
人に例えると「工場の健康寿命を延ばす」こと。私たちは45年の歴史で培った工場保全、設備メンテナンスの技術と知識とネットワークをベースに、あらゆるニーズに応えられる柔軟な仕組みを構築。老朽化した設備を修繕し最適化を行った上で大切に使い続ける「アップキープ」をコンセプトに新会社としてオーへン工業株式会社を立ち上げました。
第四次産業革命の一翼を担うべくITの導入を進め、センサーやAIによる工場設備のモニタリングなどさらなる工場保全の最適化をめざします。
どうやっているのか
【予防保全を広めていくための事業展開と組織拡大】
「大型製造工場の”予防保全”を広め工場の健康寿命を延ばして持続可能にする」をミッションに掲げ、工場の維持計画を作成し、施工会社の選定から、受発注、経過観察まで、大型製造工場の維持管理を行う、予防保全のワンストップパートナー「オーヘン護全(ごぜん)」を提供しています。
ご依頼から、施工会社のデータベースより最適な保全業者をご提案して保全業務を一括して行い、中長期的には、データベースの構築から維持管理のDX化を図ります。
2022年6月に、熊本で創業し、これから事業成長させるタイミングです。
現在の社員、半導体装置メーカー、大手IT企業、学生インターンなど多様なバックグラウンドのメンバーが参画。
テクノロジーの力で製造業を変えるべく、日々パートナーや顧客のために、プロダクト開発・事業開発に取り組んでいます。