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庭師×理容師。 木を切り、髪を切る、そんな副業スタイル。

今回は、当社にアルバイトで入社後、2ヶ月で社員になり、2年間経験を積んだ後、今は当社のパートナーとして独立して、実家の床屋との複業をしている八千代店・美濃口さんにお話を伺いました。


―前職でやっていたことを教えてください

都内で美容師として働いていました。

―転職を考えられたきっかけは?

屋外で体を動かす仕事がしたかったからです。
常にエアコンが効いた環境が体に合わなかった、というのもありました。
とはいえ、美容師経験しかなく、全く未経験の分野だったということもあり、最初はアルバイトとして入社したんです。
実際に現場に出て仕事をする中で、庭木の剪定や刈込といった仕事にやりがいを感じ、そのまま社員として仕事を続けさせていただくことになりました。

―美濃口さんは、もともと独立をするために入社されたわけではないんですよね?

そうですね。アルバイトからスタートしたくらいですから(笑)。
独立を考えるきっかけになったのは、父親が体調を崩したことです。実家の理髪店を継ぐ話が持ち上がったんですね。

―そこから、どんなプロセスで独立という話になったのでしょうか?

辞めざるをえないかな・・・と思い、当時の上司に相談しました。そのときに、「独立できる仕組みができたよ」と話をしてくれたんですね。それで、色々と話を聞かせてもらったんですが、社員としての経験があったので、独立しても収益的に十分やっていけるなと思いましたし、何よりも時間の融通が効くので、理髪店との副業スタイルが成立するとイメージできたのが大きかったですね。この仕事が好きだったので、ありがたかったです。

―いざ、副業がスタートしてからは、いかがでしたか?

幸い、父親の体調が早くに回復してくれたんです。そのため、理髪店のほうは“父親の手伝い”くらいの感覚で仕事をし、副業のつもりだったoh庭yaでの仕事に注力することにしました。

―副業のウェイトが上がったと?

そうですね。でも、今のうちに副業を軌道にのせることができれば、家業を継いで理髪店が本当の意味での本業となった際も、もう1本の収入源が確保できると考えています。

―順調なところ、大変なところ、教えていただけますか?

社員経験がありましたから、仕事自体は順調でした。

苦労した、といえば、スケジュール管理ですね。
植木屋も理髪店も、どちらもお客様あってのビジネスです。ありがたい話なのですが、商売繁盛で忙しくさせていただいているので、休みをつくるのもひと苦労。独立してまもなく結婚したのですが、妻との時間をうまくつくれなくて、よく怒られました(笑)。

今は忙しいながらも自分のやりたいことを両立し、時間も自分でコントロールできる環境が整って、毎日楽しくさせてもらっています。

―今後のビジョンを教えてください。

髪を切ることも、木を切ることも大好きです。ですから、今はその両立ができていて、非常に充実しています。父親が元気なうちは、oh庭yaが本業のような状態が続くと思いますが、将来的には理髪店を改装して美容室にするなど、本業でも自分のやりたいことをカタチにしていきたいですね。

―ありがとうございます。
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