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なにをやっているのか

岩手特化型CF「いしわり」では日々新しいPJTが生まれています!今まで85%の達成率!
南部鉄器の工房である田山スタジオさんでのインターン。鉄器の再生プロジェクトのチームたち。
wizは、2011年の東日本大震災後に出会ったメンバーで創業した、まだまだ新しい法人です。 設立は2014年4月1日、事務局体制も昨年の夏から着手。 まさにベンチャー真っ最中です。 「若さ」と「フラットな目線」を武器に、我々のビジョンである「若手のネットワークで岩手を盛り上げる」、ミッションである「岩手に関わる若者にとって、岩手・地元を将来的な選択肢となる機会・環境を提供する」為に以下事業を中心に挑戦しています。 ■実践型インターンシップのコーディネート ■岩手をもっと面白く!岩手発のクラウドファンディング「いしわり」の運営 ■仲間を募ってプロジェクトを実現しよう!「イワトック」「ケセンのたまご」の運営 ■U・Iターン者を増やす施策/地域おこし協力隊等の採用・活動支援における現地コーディネート/首都圏のU・Iターンコミュニティーの構築 ■他、「若手のネットワークで岩手を盛り上げる」ことに通ずるものであれば、内容によっては、スピード感を持って事業化を検討します。 岩手はこの手のジャンルはほとんど未開拓です。 ある意味ではまさにブルーオーシャン。 新しい事業を押し進めていくことは容易では有りませんが、 誰も見たことの無い道を創っていくことはやりがいに満ちています。

なぜやるのか

あの日有ったからこそ、今の僕らがある。そう胸を張って言えるように。それも大きな動機のひとつ。
震災が無ければ出会わなかった仲間たち。たくさんの仲間がいるから頑張れる。
初期メンバーはみんなUターン。 それぞれに岩手で生まれ育ち、自分たちの意志のもと、 震災以前は岩手を出て東京で生活をしていました。 元々岩手に帰ってこようと思っていた。 自分のやりたい仕事がなくて東京に出た。 岩手に戻るという選択肢は全くなかった。 上京した理由や描いていた未来はバラバラでした。 しかし、あの東日本大震災が、僕らを自らの選択によって岩手に戻らせ、引き合わせました。 戻って来た岩手は、僕らが知っている岩手ではなくなっていました。 当たり前だと思っていた故郷は姿を変え、いるはずの場所にいる人がいなくなっていました。 しかし、今までの岩手であれば考えられなかった、多種多様な人財が出入りしているのも事実でした。 その人財と人財が出会い、化学反応を起こしている岩手って、今までにない魅力なのかもしれない。 それぞれのフィールドで活動していく中、 僕らは急速に仲良くなっていきました。 面白いと思うことを面白いと言い合えること。 課題や意識を共有し議論し合えること。 そして課題解決を何より面白くしようと盛り上がれること。 志をともにするかけがえのない仲間がいることは とても大きな力になりました。 そんな話が自然と出て来た頃、 ある重要な事実にも気づきました。 震災から約3年が経ち、世間の風化も進み、豊富に流入していた人財が、どんどん岩手を後にしていきました。 財源的にも状況的にも、仕方がない現実だと思いました。 「もったいない」 その事実と向き合ったとき、僕らは強くそう思いました。 この状況をこのまま指をくわえて見ているわけにはいかない。 そうじゃなきゃ、 僕らが出て行った岩手を繰り返すことになる。 そう思った僕らは、特定非営利活動法人という形態の法人を立ち上げることを決意しました。 何度も何度も、真剣に、本気で、自分たちがやりたいことをぶつけ合い、そのために何が出来るか、何をしなくてはならないかを話し合い続けました。 2014年4月。 こうしてwizは産声を上げました。 wizは、英語のwizardから由来しています。 魔法をかけるように、岩手を面白くしていけたらいいよね。 そんな想いがありました。 若手=wakate 頭文字は「w」 岩手=iwate 頭文字は「i」 「z」 は・・・なんか突き抜けてる感じがあるよね! ドラ〇ンボールZとか!! (ちゃんと究極という意味もあります) 「勢い」もありました。 もちろん「不安」もありました。 だけど、それ以上に「想い」がありました。 せっかく岩手にいるのであれば、ここを面白くしたい 大好きな故郷を盛り上げたい 岩手で「ハタラク」をリアルに子どもたちに伝えたい 岩手なのにかっこいい?!ではなく、 岩手だからかっこいい!!を普通にしたい 〇〇したい がたくさんありました。 そんなにしたいことがある岩手ってすごくない?!と 盛り上がりました。 僕らのやりたいこと それは本当に、 若手のネットワークで岩手を盛り上げることに通じているのか? 常に、そこに立ち返って確認をします。 もっともっと面白いことが出来る もっともっと楽しい岩手に出来る 一歩一歩我々が前に進むことで、 岩手で生きていくリアルを感じられる子どもたちが 増えていく 僕らは気づいたんです。 岩手は、一人一人の若者がスポットライトを浴びるチャンスを創り出せる可能性に溢れていることを。 この岩手の地で、僕らと一緒に、ワクワクする、面白い岩手を 創っていきませんか。 意志のある皆さんのご応募をお待ちしています。

どうやっているのか

それぞれの経歴も、今やっていることもそれぞれ。でも見ている景色は一緒!だからこんなに楽しい。
定期的な経営合宿は、最高に濃密です。皆がそれぞれのwiz像をひとつに練り上げていきます。
何をするか よりも 誰とするか それくらい、一緒に働く「ヒト」って重要だと我々は考えます。 単なる仕事相手 ではなく、仲間として、想いの共感やビジョンの共有が出来るヒトと働きたいと思っています。 今までお話して来ている通り、wizの立ち上げは、東日本大震災後、各々がアクティブに活動している中で出逢ったメンバーで行いました。 「岩手×若手会議」という、何か面白いことをしたい という想いを持った人たちが集まった中から、気仙管内で活動するメンバーのみで特定非営利活動法人という形をとって立ち上げを行いました。 (気仙管内とは、大船渡市、陸前高田市、住田町の二市一町の地域を指します) 近い将来、大船渡を背負う漁師になる、代表理事。 東京では、デザイン関係の仕事をしていたスタイリッシュな副代表。 Uターンを前提に東京に飛び出したが、環境に呑み込まれそうになっていた専務理事。 異例の経歴を持つ、アイディア豊富な理事。 まさか岩手に戻ってくるなんて。戻って来た当初は、東京に未練たらたらだった理事。 全員が期間はバラバラですが、東京に出たUターン者メンバーで起業しました。 それぞれのメンバーが本業を持つ中で、法人を立ち上げるという意志決定をしたのは、自分たちが出て行った時の岩手の、保守的かつ閉鎖的な部分を変えたい、自分たちが戻って来たときの様々な人財が流入し続ける岩手を維持したい という想いからでした。 法人設立から約半年後に、一人のインターン生がやってきてくれました。秋田出身、岩手の大学生。何か面白いことがしたいと思い、wizに関わることを決心してくれました。 そのすぐ後、期間限定ではあるけれど、wizにコミットして働きたいと決めてくれた人との出会いがありました。生まれも育ちも盛岡の彼女は、震災後、就職を機に岩手を離れることになっていた自分の生活を、故郷 岩手のために何かしたい!と自分の力で変えました。 そんな2人が加わってすぐに来た2014年の年末。7人で大忘年会をしました。腹を割って話し、心の底から笑い、お互いの理解を深めました。 2015年春、wizにもう一人インターン生が加わってくれることになりました。 2014年3月までの予定だったインターン生は、自分の進むべき道は自分で決めたいと言い、wizのインターンを続ける選択をしました。 2014年3月までの期間限定だと言っていた彼女は、契約を更新してwizで働きたいと言ってくれました。 現在wizはこのメンバーで運営しています。 wizの活動にフルコミットしている理事は事務局長。この事務局長と共に動いているのが社員とインターン生2名です。労務や経理関係を行っているのは副代表理事、代表理事他2名の理事は、主に法人としての意思決定やメンバーのメンター等の役割でのコミットをしています。 法人設立から2年半。メンバー全員での合宿を今までに4回行っています。直近の合宿では、wizは岩手を10年後どうしたいか?自分たちはどうなっていたいか?を数時間にわたり、話し合いました。 その10年後の岩手を、wizを、一緒に考え、想像し、創っていきたいメンバーと出逢えることを楽しみにしています。