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なにをやっているのか

フリースペースの四万十川冒険旅行
ベーカリー風のすみか研修
私たちは、1974年より、子どもたちの学習支援や不登校児童・生徒の居場所づくり、若者の社会参加や就労支援を行ってきました。 ひとことで言うと「自分らしく輝くために、学ぶ力を育てる、働く力を身に付ける」場所をつくる仕事。 居場所の運営や就労訓練を通して、子どもや青年たちが単にスキルを学ぶだけではなく、まわりの人と協同する力を育み、他者および自分への信頼を取り戻すよう応援しています。 支援といっても、困難な人を“助けてあげること”だとは考えていません。 学びや就労を求めても今の社会の枠の中で生きにくさを感じる人たちと共に、今より少しでも楽しい学びや、やりがいのある仕事、生きがいのある社会を作っていくことが、私たちの大きな目標です。 そのため、個別の対人支援というよりは、仲間やスタッフと共に成長し合える、学びや働くための『居場所づくり』に力を入れています。 https://www.npobunka.net/

なぜやるのか

すみか農場マルシェ
地域のイベント出店
人はもっとやさしくて、社会はもっとおもしろい! 「今の若者は…」で始まる議論はたくさんあります。 ですが、私たちは子どもや若者たちの「心」がおかしくなってきているとは思っていません。学校も会社も厳しい競争関係におかれ、その中で人と人との関係性がゆがんできているのだと考えています。 子どもや若者は、人のつながりによって安心できる『居場所』を求めています。 仲間と関わり合い、学びあいながら、生き生きと躍動する心と体を回復し、広い世界へとその関心は広がっていくのです。そして、子どもや若者は、人・コト・世界と出会い、やがて自分自身にも出会うことができます。 学んで良かった。 働いて良かった。 生まれてよかった。 そう思える学び場や就労の場を広げていくため、私たちは日々努力を続けています。

どうやっているのか

全体研修
現場カンファ
現在は国や自治体の委託事業を中心に行っています。 私たちのミッション達成や理念実現のため、いつも行政との協議を重ねながら事業の推進を図っています。 不登校の子どもたちが元気になったり、ひきこもり経験の若者が就労したり、人の大切な場面場面に関わる仕事は、とてもやりがいのあるものです。人の役に立ち、子どもや若者たちと一緒に感動できることが何よりの喜び。 そんな現場はいつもクリエイティブ。仕事に決まった形はなく、子どもや若者たちに合わせて、おもしろい取り組みを作っていくことが求められます。 また、日々の仕事に追われるだけにならないのも大事なことです。団体のビジョンを共有する研修や事業部会議を隔月1回のペースで実施し、現場の視点や対応を共有するため会議やカンファを現場でも大切にしています。