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なにをやっているのか

元気いっぱい放課後に遊ぶ子ども達
料理に挑戦!
「子どもたちの放課後を救え!」 私たちは小学生の放課後を豊かにするために出来たチームです。 子ども達が小学校で過ごす時間は、1200時間。 放課後の時間は、1600時間。※ この時間を豊かなものにすることは、 この国の子ども達の、未来を作る土壌を育むことです。 私達、放課後NPOアフタースクールは、 「自由・創造・協働」というキーワードを掲げ、 子ども達の放課後がより豊かな時間と場所になるよう、 アフタースクールの運営と、 企業・行政と一緒にプロジェクトを行っています。 友達や仲間と一緒に、のびのびと自由に、 好きなこと・やりたいことに夢中になって、 社会の多様な人たちとかかわる楽しさや醍醐味を知る… そんな放課後をつくり、全国へと活動を広げています。 ※小学校低学年の場合。三季休みも含む。

なぜやるのか

公園から子どもの姿が消えました。
●失われた「3つの間」 日本の放課後は「空間・時間・仲間」の危機を迎えています。 事件や事故が多発し、安全に遊べる空き地などの空間が減りました。学校が終わると、多くの子どもが家で一人で過ごしたり、高学年になると塾に行ったりします。公園で遊ぶ子どもは少なくなり、のびのびと遊ぶ仲間たちはいなくなってしまいました。 多くの友達と暗くなるまで遊んだ、豊かな放課後は過去のものとなりました。 ●低い自己肯定感 子ども達の中には、「したいことが見つからない」という子、「自分に価値がある」と思えない子など、心の課題を抱えた子が多く存在します。豊かに見える日本ですが、諸外国と比較すると、子ども達の自己肯定感は非常に低い状態にあります。 その背景には、子ども達の成長を一律の評価ではかる教育のあり方にも、原因があるのではないでしょうか。 ● 親たちが悩む「小1の壁」 共働き家庭が増え、保育園に加えて小学生を放課後に預かるインフラ(学童保育)が必要です。 ところが実際には学童保育が足りておらず、潜在的には待機児童は30万人以上という調査もあります。また場所によっては、預かるだけという「質」の問題も存在します。 そうした日本の状況に課題を感じ、団体が発足してから今年10年を迎えました。 いまだ、日本の子ども達は豊かな放課後を過ごしているとは言い難い状況にあります。 私達は子ども達が安心して豊かな放課後の実現を目指して、アフタースクールの運営や企業・行政と連携して放課後事業を行っています。

どうやっているのか

大工さんとの家づくり
みんなと過ごすと楽しい!
「すべての子ども達に、安全で豊かな放課後を」を合言葉に、全国にアフタースクールモデルを届けます。 ●子どもには絶対いいところがある! アフタースクールのスタッフは、子ども達のいいところを一緒に見つけ、その成長をともに喜び合う仲間です。子ども一人ひとりのいいところを引き出し、認め、大切にします。 スタッフ同士でもその気持ちを大切に、お互いのいいところに着目し、その良さを仕事の中で最大限に活かせるように向き合います。 ●部活の雰囲気、プロの仕事! 一人ひとりの子どもの成長を仕事の目的として、チームみんなでその成長をサポートします。 「制度より風土」を合言葉に風通しよく、話し合いながら決めていきます。