ノベルワークスの人と想いを伝えるシリーズ記事「ノベルハーツ(novel heats)」。
今回はノベルワークスが提供する開発サービスプラン誕生秘話の最終回、チケットプラン
についてご紹介します!
1、チケットプランが困っている人を救う!
初めに紹介した「定額開発プラン」のノーコード開発費用は、
従来の "プログラミングするスクラッチ開発" に比べると、格段に安価になっています。
ですが、資金力や人手が足りない中小企業やNPO組織にとっては、決して安い買い物ではありません。
えてしてそんな組織こそ業務効率化システムを必要としています。
その状況を知って何ができるか考えた結果、誕生したのが、
少額ずつ購入して発注できる「チケットプラン」でした。
どういうことかというと、
例えば、あなたの抱える業務課題を解決するシステム開発費用は到底手が出ない金額です。
そして、それは通常一括で払わねばいけません。そこで登場するのがチケットプランです。
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高額な開発費用の総額が、50枚の綴り券であると想像しましょう。
まず、チケットを5枚だけ購入し、5枚でできる開発内容を発注しました。
必要なシステムの1/10の機能しか使えませんが、スモールスタートでもシステムが導入されました。
少しして事業の利益が出たので、さらにチケットを5枚購入し開発を進め、
1/5の機能が使えるようになりました。
(チケットの枚数は、お客様から伺うご要望の内容を聞いて判断し、
その枚数の消費で問題なければ、開発していきます。)
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このように、組織の資金状況に合わせて徐々にシステムを完成させることができるのが
チケットプランの特徴です。
ノベルワークスが掲げる大義は、「困っている人を助ける」ことです。
私たちは、従来のシステム開発業界のビジネスモデルの型にはまることなく、システムを本当に
必要としている人に届けるために、会社の仕組みをブラッシュアップし続けていくことを惜しみません。
2、保険という固定費は、だれのため?
ノベルワークスには、「保守契約」がありません。
システム業界でいう「保守」は、システム納品後に発生した障害や不具合に対応する保険
のようなものです。通常システム開発を行うとこの保守契約も自動的についてきて、
良心的な会社さんでも月2~3万円が相場で、年間36万円の固定費になってしまいます。
その代わり、
もしもの場合に「なるはや」で対処しますよという保証がついてくるわけです。
ですが、実際その間、エンジニアは稼働しているわけではありません。
まあ、それが保険というものですよね。
満村はその仕組みがお客様にとってフェアでないと感じました。
というわけで、ノベルワークスではお客様の固定費になってしまう「保守契約」ではなく、
「保守チケットプラン」を作りました。
「システム納品後に保守が必要になるような仕事はしない」というプロとしての誇りと、
フェアな仕組みづくりへの熱意が表れています。
3、相互協力関係で成り立つプラン
それでは、
保守チケットプランの使い方と特徴についてお話ししましょう。
チケットは3枚から購入可能で、使用期間は1年間あります。
保守が必要な時に必要な枚数購入いただけるので、お客様に無駄な出費を掛けないようになっています。
大きな特徴は、
お客様と私たちが対等な関係であることをお伝えしている点です。
どういうことかというと、
一般的に、月々の保守費用が発生していたら、それは24時間すぐに見てもらえます。
その安心感も含め月々の費用です。
一方、チケット保守プランは、
エラーが発生したらその都度発注していただく形になります。
固定費の保険と違って費用を抑えた分、専属の保守担当者を付けていないため、私どもの既存の仕事の
スケジュールがある中で、お客様の保守依頼も順番に取り掛かることになります。
お客様にとって安くてデメリットの少ないチケットプランは、このように
お互いのバランスをとりながら成立しています。
4、「仕事の流儀」の総まとめ
3回に分けて紹介してきたノベルワークスの開発サービスプラン誕生秘話から紐解く「仕事の流儀」。逆に言えば、お客様の課題が見えるたびに、ノベルワークスの流儀を全うするため、ノベルワークスらしくカスタマイズしたプランを誕生させてきました。
定額開発プラン
お客様が損をしないwinwinな関係性で仕事ができるプランの仕組みであり、お客様にとっての最適解をいかに早く提案できるかを追求する
オーダーメイド開発プラン
時間給でなく成果給でリスクをとって仕事をし、プロのエンジニアとしてシステムの品質と性能の責任を担保する覚悟をもって開発する
チケットプラン
従来の型にはまらず困っている人を助けるために、会社の仕組みをブラッシュアップし続けていくことを惜しまない。
ノベルワークスが貫いてきたこれらの流儀は、お客様とのフェアな関係性を保つことで健全で持続可能な会社構造を作り、より多くの人の役に立てるよう、日々技術力の向上に励み続けるために、これからも曲げない信条です。