しもむー's Wantedly Profile
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こんにちは!株式会社ノベルワークス採用広報担当です。
この記事では、
などを、弊社のITコンサルとしても活躍する下村さんにインタビューをしました。この記事を読むと、ノベルワークスのITコンサルの業務内容などが詳しく分かるのでご確認ください!
▽プロフィール
税理士事務所で経理補助業務を行っている中、友人からの紹介でご縁がありノベルワークスに転職。業界未経験ながらも気づけば現在8年目。最近の悩みは社内のお局になっていないかどうか。
休日はサイクリングしながらパン屋巡りと、ランチの美味しいお店を開拓することが楽しみ。
そもそもITコンサルタントはどんな仕事をするのですか?
一言でいうと「ワクワクする未来を創る」お仕事です。
相談された事をシステム化するためにはどうすればいいか提案するのではなく
→企業がこの先どんな未来を描きたいのか、何を目指すのか。本当にやりたいことは?
→その未来に向かって進むには、どんな事が必要?
→じゃあまずはここから、こんな形で初めていきましょう!
といった、ITよりも経営視点に近い、ビジネスプラン(将来像)を描く事が、ノベルワークスのITコンサルタントに求められるお仕事です。
次に、ITコンサルタントの実務内容を教えてください!
大きく分けると「①ヒアリング」と「②提案」に分かれます。
①について教えてください。
「ヒアリング」と一言で書けば簡単なんですが...
世界から比較して、日本はDXが遅れていると言われています。DX成功にむけて、とりあえずITツールの導入、IT人材の採用を進めようとしても、実際何から進めて良いのかわからない会社が多いのが現状です。
よくあるお客様の相談としては、ペーパーレス化・システムのクラウド化など。いわゆる案件管理をもっと効率化したいという要望ですね。
でもその1部の業務を効率化したって、あんまり効果ないんですよね。例に挙げた「案件管理」だって、いろんな事業部や業務に関連しています。
実際に蓋をあけてみると「あれもこれも...」と沢山課題が出てくるケースがほとんどです。
また、これもあるあるなのですが、相談される方って決定権を持った部長クラスだったり、管理職の方が多いんですよね。
その方と「どんなシステムにするか」って話をしながら決めていくのですが、実際に使うのは現場の方なんですよ。
なので、システムが出来ていざ使ってもらったら「使いにくい」とか「役に立たないシステム」が出来上がってしまうことがあります。
それではいけないので、ヒアリングの段階で、出来る限り色んな部署の方のお仕事内容を実際に拝見し、「どんな事をやっているのか」を社内全体と密にコミュニケーションを取ることが大事です。
コンサルというより社員の方ですか?と思うくらい、しっかり社内に入り込みますね。
②について教えてください。
ヒアリングから全体像をつかんだうえで「課題の本質は何なのか」しっかり見極め、そこから企業が目指す未来へのステップを描く。ヒアリングした内容を具体的な改善案として、お客様に提案するお仕事ですね。
提案する際には、私たちが掲げる「テクノロジーと人の力でワクワクする未来を創造する」を、私たちだけではなく、ご相談いただいた企業の方にも感じてもらえるよう心掛けています。
それが結構「ノベルワークスらしさ」でもあるし、お客様というより「ファン」が多い理由にも繋がっている気がします。
とはいえ「ワクワクする提案」って結構難しいんですよね。私もそんなワクワクする提案ができるかと言われると出来ません(笑)
なので私は、整理した課題や、やりたいこと・実現したいこと+自分の今までの経験から「恐らくこんな機能があれば更に便利になるはず!」だったり「こうすればもっと良くなるよ!」みたいな自分が考える最善策を合わせて提案するようにしています。
採用されるかどうかはあまり重要視していなく「めっちゃ考えてるよ!」とアピールすることが大切です。そうすることで「この人に頼みたい」と信頼に繋がると思っています。
お客様が必要とされるシステムを納期までに提供するだけでは、たくさん存在するシステム業界で生き残る事はできません。お客様に長く選ばれるノベルワークスであり続けるために、プロアクティブかつ高い専門性を持ったアイデアをもって、新しい付加価値をお客様に提案できるよう意識しております。
特に印象に残っている案件を教えてください
とある山奥にある企業様の案件ですね。
実際私は案件の担当ではなかったのですが、ヒアリング部分をサポートするという形で一時的に案件にジョインしました。
なぜ印象に残っているのですか?
最初のご相談時では、1つの部署のシステム構築すれば、ある程度お客様の要望する改善はできるとの予測でした。
改善の全体方針も決まり第一フェーズとして、要望された部署の業務について改善するためのシステム開発として話が進みだした矢先に新たな課題が見つかったのです。
実際に始めると、他部署や他業務も絡みだして収集がつかなくなり、一旦仕切り直しとなりました。結果的に「全部署でどんな業務を行っているか改めてヒアリングしよう」という事態に。
私達が最初から他部署を巻き込めれば良かったのですが、予めお客様の要望が固まっていたことに少し甘えてしまったんですよね。良い反省の機会になったと思っています。
最終的には、全部の部署を巡ってヒアリングする必要がありました。
大きな企業様だったので1日では到底回りきれず...。結局、10時から18時まで3〜5部署回る作業を、連続4日間繰り返すというハードスケジュールでした。
部署ごとの業務をそこで理解しないといけないので、常に頭がフル回転状態の4日間で、頭から煙が出てましたね...。
加えて、山奥の会社だったので、車で片道2時間ちょっと。移動だけでも結構体力を使います。
そして、家に帰ったらヒアリングの内容をまとめる必要があり、本当にクタクタ。この時、ほんとに仕事って体力勝負だなって感じました(笑)
本案件で感じたやりがい・楽しさを教えてください!
全部署を回って細かに業務を把握できたおかげで、お客様が本当にやりたいことも見えましたし、今何が必要なのかも見えました。
なにより、色々な部署の方と距離がぐっと近くなったので、弊社とお客様が一丸となって「いいシステムを作ろう!」と士気が上がっていく実感がありましたね。
お客様に私の思いが伝わったのが分かり、とても嬉しくなりました。
結局システムは、弊社がただ言われた通りに開発するだけでは完成しません。
システムを使う方が満足することが第一。なので、関係する人みんなで作っていくものだと思っています。
その後は開発部署にバトンタッチ。スムーズにシステム開発が進んでいると聞いたので、苦労したかいがあったなと思います。
また、やはりお客様の内部から状況を調整するフェーズが大事だなと再認識もできましたね!
未経験としてITコンサルの仕事はいかがでしたか?
正直、自分は「ITコンサルになりたい!」といって会社に入った訳ではないですが、はやく役に立てるようにと必死に働く毎日でした。
とにかく経験を積みたいので残業はとことん引き受け、隙間時間さえあれば色んな情報を自分の中にインプットしたりと、あの頃はライフワークバランスなんて関係なかったです。
でもその分、出来る事が増え提案できる幅も広がったので、お客様の反応が徐々に良くなっていることを実感しました。
また、私が頑張っている姿を社長はいつも応援してくれていたので、辛い・忙しいという感情よりも、楽しい・嬉しいのほうが勝ってましたね。だから頑張れたのだと思います。
前職の税理士事務所での仕事が活きたことを教えてください
ITコンサルに活きないと思われる方も多いと思いますが、実は結構あります。
税理士事務所は、色んな業種業界の方の経理部分をサポートする業務です。
経理部分=お金の流れなので、必然的に「この会社はこんな業務内容をしている」というのを把握します。
なので、それがシステムのご相談でもご相談内容とか聞くと、完璧ではないですが、業務内容・お困りごと・課題がある程度理解、共感できる部分は多いです。
お客様に対してすごく親身になり、同じ目線を持って課題解決に取り組めるので、税理士事務所での経験が活きていると思いますね。
どんな方がITコンサルタントに向いていると思いますか?
ITと聞くだけで「自分はITのことをよく分からない・経験がないし難しい」と思われる方が多いと思います。
ただ、正直なところIT業界の経験は、あまり関係ないと思います。
もちろん、ITに関して詳しいほうが1歩リードしていることは間違いないです。でも知識は努力次第で後からでも何とでもなります。
私は未経験での入社でしたが、「相手の立場になって考える」ことは得意でした。そこがうまくITコンサルとして偶然にもマッチしたんだなと思います。
「お客様が何を必要としていて・何をしたいのだろう」と相手の立場になって考えることに関しては、IT知識の有無は関係ありません。
個人的には、「経理補助・バックオフィスで働いていた」などの方はITコンサルに向いていると思いますね。会社の根幹を支える業務であり、”相手の立場で物事を考える”という経験をされているはずなので。
結局、思いやりがあったり、気遣いができたり、”人間力が強い方”が一番向いているんでしょうね。
最後にノベルワークスに入社する将来の仲間に向けて、アピールをお願いします。
私は未経験でノベルワークスに入社する際、「自分にITの仕事はできるのだろうか」と非常に不安な気持ちでした。
ただ、私は「人生一度でもいいから、胸を張ってがんばった!」と言える経験を残しておきたいとも思っていました。ノベルワークスならその経験ができると感じたことが、入社を決めた理由です。
正直すごい大変な業務はあるけれど、自分を大きく変えるキッカケになったのは、この「ノベルワークス」という会社のおかげ。
大阪のまだまだ小さな会社ですが、頑張れば頑張る分だけ答えてくれるし、全力で応援してくれる。辛く苦しい時にはいつも支えてくれるメンバーがいる、だから頑張れる。自分を大きく成長させてくれる会社だと私自身が実感しています。
なので、「自分自身を成長させたい・頑張ってみたい」という思いがある方は、経験に囚われずにぜひ応募してみてください。