こんにちは!株式会社ノベルワークス採用広報担当です。弊社のITコンサルタントに興味をお持ちの方は5分ください。
この記事では、弊社のITコンサルタントの業務紹介の一環として
- 「ノベルのITコンサルタントってどんな業務?」
- 「なぜコーポレート部門での経験がITコンサルにマッチするのか」
- 「ローコード開発の魅力」
などを社長直々語ってもらいました。
弊社のITコンサルタントのポジションに興味がある方はもちろん、ITコンサルタントの今後の潮流について知りたい方にもおすすめな記事となっています。ぜひご覧ください。
自己紹介
満村 聡
大阪府箕面市出身。学生時代はアメリカンフットボール部に所属し、強豪校にも関わらず、2年生でスタメンに選抜される。その後仙台の大学に進学し、新卒入社でエンジニアとして、大手企業のプロジェクトに携わる。その後退社し、株式会社ノベルワークスを設立。趣味はワークアウト。
ITコンサルタントの業務内容について
ノベルワークスのITコンサルタントの業務内容に関して教えてください。
お客様の業務とやりたいことの緩衝材的な役割だと思っているよ。
ノベルのITコンサルタントは、ローコード開発(※最低限のコードしか必要ない開発のこと)を担当してもらう。
お客様でよくある勘違いは、ローコード開発を魔法の杖のようになんでも解決できるツールだと思っていること。欲しい機能を、全部要求してくる感じ。
でもその要求の過程で、本当に解決したいことが抜け落ちてしまったり、不要な要求が混ざり込んだりする。
この状況を解決することが弊社ITコンサルタントの最初の業務。
基本的には、一つのプロジェクトに対して一人のコンサルタントが付く感じかな。
まずはお客様をヒアリングして、従業員のようにお客様の会社に入り込む。
その上で、この案件がどの部署が関わっているのか、どの役職の方までに影響があるかなども調査する。
お客様が抱える難しい課題に関して、
- 「こういうシステムなら解決できますよ」
- 「課題の本質はこれなので、こういう方法で解決しましょう」
と課題を整理してあげたり、提案したりなど、あらゆる部材を集めて形にするような業務だね。
ITコンサルタントはシステム開発(コードを書くなど)に関わりますか?
結論、実際に手を動かして開発するような業務には関わらないよ。
コンサルティングのメイン業務は「要件定義」なので、細かい制度設計・システム開発に関わると業務過多になってしまうしね。
なので弊社のITコンサルタントは、要件定義をしっかりできる人が向いてるよ。
ITコンサルタントは、社内の開発部門とお客様の調整役のようなイメージかな。
未経験者にとって、要件定義はできるものなんですか?
未経験でも全然大丈夫な業務内容だよ。最初は大変だろうけど。
もちろん「一人でやってこい」みたいに、業務を投げることは一切ないから安心してほしい。
ITコンサルタントの仕事は、色んな業種の人の課題に対しての提案を、他の業種にも当てはめて提案すること。
最初から高度な業務をこなすエッセンスを持っている人なんていない。
やっぱり経験に勝るものはないので、場数が大事だね。
チームの皆と一緒にお客様に提案する中で、徐々に学んでくれればいいと思うよ。
ただし一点だけ、未経験の方でも持っていてほしい心構えがある。
お客様の業界・業種などを知る前に、目の前のお客様が「何をしたいのか」「実現後に何を期待しているのか」「期待に対して私達ができることは?」という視点を持つことが重要だね。
その視点を持っていれば、あとは経験を積むだけ。
ノベルが大切にするお客様との対等関係
お客様とITコンサルタントは、どのような関係性で業務を進めるのですか?
お客様に最初に挨拶に行く際に必ず言うことがあって
- 「私達はシステム開発のプロではありますが、御社の業務内容に関しては新人ペーペーです。」
- 「御社の業務内容に関して、頓珍漢な質問をするかもしれませんが、コイツ馬鹿だと思わずに、業務の裏側まで丁寧に教えてください。」
と伝えてる。
お互いプロの領域が違うことを理解してもらって、対等な関係でシステムを開発するからこそ、本当に良いシステムが作れると思ってる。
だから私達も開発のプロとして、不要だと思うものはハッキリ「いらんのちゃいます?」って言うし、できないことはしっかりできないと言う。
でも「できない」と言っても、「やらない」とは決して言わない。
我々はシステム開発のプロとして、代替案を絶対に提案する。
代替案を一緒に検討した上で、「最も答えに近いシステムを探していきましょう」と伝えるよ。
お客様の仲間として受け入れてもらった上で、お客様・コンサルタントがお互いの知見をフル活用して課題に向き合っているんだという共通理解が重要だね。
なのでコンサルタントとして必要なのは、「相手のことを理解して・相手の気持ちで考えて・自分達の知見をあわせていく」こと。
こんな心構えができる人間性を持っている人がコンサルに向いていると思うね。
ノベルの方針は顧客第一主義なんですか?
顧客第一主義なのはもちろんだけど、勘違いして欲しくないのは、「何を差し置いても顧客を優先する」という意味ではないこと。
あくまでコンサルタントは、お客様と対等の関係で一緒に解決する立場。
無茶苦茶なことを要求してくる会社に対しては、「お金は不要なので契約を終わります」という態度を取る事もあるし、対等に話ができない場合はお断りする事もあります。
なので、ノベルの従業員に対しては、「本音で言っていいよ」と伝えているし、「自分はこの分野ではプロだが、この部分の知見はないのでフォローしてください」と自分達もお客様に伝えることで、お互いの関係性が対等であると、理解してもらえる。
繰り返しになるけど、やはりお客様とコンサルタントが良いものを出し合って形にするような関係性が必要だね。
ITコンサルタントとして大変なこと・楽しいこと
ITコンサルタントとして大変なことは?
ITコンサルタントとして大変なことは、要件定義をして「いざ実際に開発しましょう!」って言うタイミングで、社内の調整不足でひっくり返ってしまうことですね。
フロントで我々とやりとりしていた担当者の方は、会社内で氷山の一角のポジションであることが往々にあるよ。実際はさらに上の役職の方が、決定権を持っているパターンね。
なので担当者との会話を分析して、ステークホルダーの名前が出てきたら、今度の会議で同席してもらえないかなどを提案することも必要だね。
ITコンサルは要件定義だけをしていれば良いわけではなく、お客様の社内事情も加味する業務が特に大変だし、いかに情報を引き出せるかが必要なスキルだね。
入念に社内調整して要件定義しても、ひっくり返されることもあるんだけど(笑)
反対にこの仕事の楽しさを教えてください!
ITコンサルタントの面白さは、受注者・発注者のような関係性ではなく、仲間として対等な関係でシステム開発できることだね。
ITコンサルタントはお客様から見たら外部から来た人なんだけど、次第に信頼を得ていって、課題を一緒に解決していく。
紆余曲折あって完成した成果物を通じて、お客様から感謝を伝えられた時は、とにかくやりがいを感じるよ。
加えてお客様には言いにくい楽しさが一個ある。
それは「自分が描いたシナリオ通りに、お客様を導くことができる」こと。
説明した通り、必要な機能をまとめた要件定義が、鶴の一声で突如中止になったりする。
でも、ここで折れたら本当の意味でお客様の為にはならないのよ。
そんな時は、社内のステークホルダーを巻き込みながら、あくまでお客様側で判断したかのようにシナリオを描く。
「私が関わったことで、完璧な要件定義ができた」と思わせるシナリオに沿って、業務が進んだ時にとても楽しさを感じるね。
”ローコード開発”だからこその魅力とは?
ローコードの特徴として、お客様の目の前で動作確認できることが特徴かな。
ローコードを簡単に説明すると、最低限のコードで動くシステムのこと。
「ここにボタンを置くと、こんな機能・画面になる」などをすぐに説明できるので、お客様が理解しやすくて大変喜んでもらえるよ。
それこそローコードだと、1時間程度で簡単なアプリとか作れてしまうしね。反対に従来のように全てコーディングする方法だと、提案だけでも一週間程度かかる。
ローコードだと、お客様側から見たら完成図をイメージしやすいし、開発側からしても工数がかからず説明できるっていうメリットがあるね。
あえて「未経験」でITコンサルタントを募集する理由
「未経験」でITコンサルタントを募集する意図とは
ITコンサル未経験でも全然問題なくて、「バックオフィスでの経験が役立つのでは」という仮説の元に募集しているよ。
総務・人事・経理・財務のようなバックオフィスで働いた事がある人って、会社の流れに詳しいと思っていて。
お客様の課題を解決するためには、フロント業務から入金などの頭〜尻尾の業務まで全体を知った上で、最適化の提案をする必要がある。
そこでバックオフィスでの経験が役立つ。
普段から会社の中枢で働いている人は、少なからず会社のお金・業務・職種など一連の流れに精通してると思うんだよね。
なので、要件定義で求められる、業務フロー整理とか案外得意なんちゃうかなと。
エンジニアの知識がなくても大丈夫なんですか?
もちろんある程度はエンジニアの勉強をする必要はあるけど、知識0でスタートしても全然大丈夫だと思う。
そもそもローコード開発だから専門知識はあまり求められないし、AIが結構な技術革新を起こしていて、簡単なコードならもう人間よりもAIが強いのは明らか。
近い将来、簡単なローコード開発なら、ChatGPTが瞬時に作ってくれるだろうね。
そんな時代になると、人間にしかできない「対面でヒアリングして提案する」業務に特化する流れが自然だと思う。
エンジニアのプロをローコードエンジニアにするよりも、会社業務のプロをローコードのITコンサルタントにした方が、早いんちゃうかな。
すごいエンジニアスキルを持っている方でも、あくまでエンジニアとしてすごいのであって、ビジネス面・業務の流れを全く知らないことも多々あるのよ。
まとめ
ノベルワークスのITコンサルタントについて理解は深まりましたか?ITコンサルタントインタビュー記事は後編にも突入。
- 「面倒くさがり屋こそITコンサルが向いている理由」
- 「無駄なことに無駄と言える人に来てほしい理由」
- 「今後は”ローコードコンサル”が流行る理由」
盛りだくさんの内容となっているので、後編は以下のリンクから確認ください!
また、ノベルのITコンサルに少しでも興味がある方は、一度カジュアルに話しませんか?どなたでもお待ちしてますので、以下の募集記事より申し込みお待ちしています。