【ノベルコラムVol.5】自分ブランド

「働く」にこだわるノベルワークスが「働く」を楽しむためのビジネスコラムを展開していきます。

第５回のテーマは

「自分ブランド化！」

です。

1月ももうすぐ終わり。今年度も残り2ヶ月となり営業会社だったら、あと2ヶ月でどうやって目標をクリアするかっていう土壇場の状況になってきましたよね。

営業マンのみんな頑張ろうぜい！

さて、私は小さな組織の社長なので、営業もこなし納品も手伝うし、社員のマネジメントも行うのですが、それ以外に「どうやって仕事を面白くするか」っていうことをいつも考えています。

面白くしていく要因はいくつもありますが、今回は「自分ブランド」をきっちり作っていく面白さについてお話します。

はい。皆さんに質問です。

自分は組織の中でどういうポジションで、どういう自分を売っているのかちゃんと考えて行動してますか？

私も大企業の下請けとして働いていた経験があるので、たくさんの人と一緒に大きなプロジェクトに参加してきました。
まぁ、人の多いこと多いこと。ｗ

若いころはとにかくがむしゃらに働きまくりました。
①泊まり込みＯＫ！なんでもやります！
②バグってる？ＯＫ！任せときな！！！（終わるまで帰らない）
③遅れてるの？しんどいの？ＯＫベイべ！おれがやる！
④会社の打ち上げは２００％全力で！
⑤納期は「死守」します！

恐らく当時の私のキャラはこんな感じだったんだろうと。
①筋肉バカ（ええ意味でｗ）
②元気だけは百人力

たった二言で表せる人間って。。。ｗｗｗ
でもね。ある日ふと気づいたんですよ。

このキャラおいしいかも！？

SE業界にはレアなガチンコ体育会系とか体力あります系ってすごく少ないし、社長のカバン持ちみたいな人材が少ない。
だから、私みたいな筋肉バカは非常に面白がられるし、体力あるのでどんどん仕事くれた。
仕事が多い＝経験値ウナギ昇りという良いスパイラルにハマり、相手の期待を上回る仕事ができてたんじゃないかと思う。

この気づきから
「自分がどうやって見えているか、＝自分ブランドを創る」
ってむちゃむちゃ大事にするようになりました。

これ、案外意識できていない人が多い。

自分の強みと弱みを知った上で、自分を売っていくには、自分をきちんとブランディングすることが大事なんです。

前回信頼残高や昇進昇格の話をしたけれど、それって、そもそも日常での自分のブランディング（方向性）あっての信頼の積み重ねであって、自分のブランドによっては行動の仕方が全く変わってくる。

だからまずは

自分をしっかり知ることが大事。

そのうえで自分のストロングポイント（誰にでも絶対あります）を見つけ、徹底的に押し出すべし！

余興ならおれに任せとけ！！！とかね。ｗ

そうしたら、自然とあなたへの信頼ができる。
それが自分のブランドになるわけです。

エルメスだってナイキだって、マクドナルドだってみんなブランド。
カバン自体に１００万円の価値があるとは思えない。
エルメスのカバンを持つ日常が１００万円の価値があるのです。

ナイキだって、ナイキのクールなウェアを着て運動をする自分に価値がある。

ディズニーランドで売っているジュース自体は１００円の価値しかないけれど、３５０円で売れるのは、ディズニーランドで過ごすブランドがそこにあるから。
だから売れる。