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Nintで働く人ってどんな人?社員インタビューVol.18:デベロップメント(デザイナー)編

こんにちは!Nintの佐藤です。
Nintメンバーのご紹介第18回は、ディベロップメントユニットでデザイナーを担当されている西さんです
武蔵野美術大学を卒業し、様々な企業で経験を積んだ後、株式会社Nintにジョインされた西さんに、仕事に対する熱い思いをお伺いしてみました。

<デベロップメントユニット 西 大輔>
武蔵野美術大学を卒業後、メーカーや制作会社、広告業界など複数の企業でデザイナーやwebディレクターとして数々の企業を経験したのちに2021年12月にNintへ入社。現在はデベロップメントユニットにてNintのプロダクト「Nint ECommerce」のUIデザイナーを務める。

ーもともとUIデザイナーを目指されたきっかけから教えていただけますか?

元々絵を描くことが好きで、それを仕事にできたらと思い武蔵野美術大学へ進学しました。大学で様々な種類のデザインがあることを知ったのですが、その中でも特に僕が興味を持ったのがユーザーインターフェース(UI)のデザインでした。

というのも、当時はまだアプリやシステムが身近にない時代でUIデザインというもの自体あまり認知されていない状況だったので、それがとても可能性を秘めた分野に感じたからです。僕が学生の頃はデザイナーといえば紙媒体に印刷というのが一般的なイメージだったんですよ。当時のUIの仕事は銀行のATMくらいしかありませんでした。だからこそ、もしITが普及して至るところで使われるようになったら、仕事の幅が広がって面白そうだなと思ったのがきっかけですね。

実は在学中に、学校からの依頼で大学のホームページをデザインしたことがあるんです。その時に、誰が何の目的で閲覧するかを考えながら、何をどう表示するのが良いのか試行錯誤したのですが、配置一つ、色彩一つでPV数が変化することがありました。その時に、自分の工夫一つでユーザーの満足度を上げられることを体感して、めちゃくちゃワクワクしました。

僕は何事においても、やりがいがあったり、面白いと思えるなど、「ワクワク」を感じられるかどうかを重要視しているんですが、こうした経験はまさにぴったり当てはまって、UIは僕にとってとても魅力的に映ったんですよね。


ー「ワクワク」を大切にされている西さんにとってUIデザイナーのやりがいや面白さとは何ですか?

ユーザーがいかに違和感なく画面を操作でき、目的を達成できるかを追求する事ですね。時代に沿った、誰もが使いやすいインターフェースを作ること。これが僕の目指すべきUIだと思っています。Nintのお客様は皆さん目的を持って弊社プロダクト「Nint ECommerce(以下Nint EC)」に触れていらっしゃいます。多くは、売れ筋商品は何か?その特徴は何か?どのような価格帯でいつ頃売れているのか?等のマーケット情報を収集するために利用されています。元のデータは「膨大な数字の羅列」ですので、それを「価値ある情報」として直感的に、欲しいと思ったときにすぐに手に入れられる状態にすることが、Nint ECを継続的に利用いただくためには必要だと思っています。

また、例えば広告デザインは目を惹くデザインで斬新・洗練されたデザインでオリジナリティを求められますが反対にUIデザインは、差別化は良くないと考えています。勉強しなければ使いこなせないUIは誰もが使えるUIとは言えないからです。より良いものを作ろうとするとオリジナリティを出したくなってしまいますが、追求すればするほど、普遍的で誰のストレスもかからないものを作る必要がある。そこが難しいところでもあり面白いところだと思います。

ー西さんが仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

求められているものを正確に把握することですね。これは映画監督である今敏さんに影響されてそう考えるようになりました。実は私、幸いなことに今敏さんに直接インタビューをさせていただく機会があったんです。今敏さんは類を見ない緻密な絵コンテを書くことで有名なんです。なので、その時に私は、どうしてそこまで絵コンテに時間を割くのかと聞いたのですが、そこでおっしゃっていたのは、「初期段階で自分の考えや意図を正確に相手に伝える事が、最終的に自分が思い浮かべる作品を作るためには一番大事だと考えているから」ということでした。僕はその考え方に共感し、とても影響を受けました。なので、自分が相手に伝えるときも、相手から要望を聞くときも、どちらも「設計段階から解像度を高く」することを心がけています。

ー西さんがNintにジョインしたのはどのような理由でしょうか?

理由は2点あります。

1点目は一緒に働く仲間が面白いと感じたことです。面接のときから、四角四面のトークスクリプトや面接の聞き出すテクニックではなく、自分の言葉で会話してくれているような印象がありました。また会話の内容から会う人全員が楽しんで仕事をしてるんだなと感じられ、入社したいと思うようになりました。これは入社してからも印象は変わりません。事業部のトップでもエンジニア根性を感じるような人や、会社を人生として楽しんでいる人、プライベートがとても充実している人など、様々な人がいます。また傾聴力が高い方が多く、抽象的ですが「会話の包容力」が非常に高いと感じる場面がたくさんあります。しっかりとこちらの意図をくみ取ろうとしてくれるので仕事もしやすいです。一緒に働いていて飽きませんし、いい刺激になっています。

2点目はプロダクトが面白いと感じたことです。Nintのプロダクトを使ってECマーケットを「攻略する面白さ」を提供できることが、なかなか他の企業にはない面白さだと思っています。以前務めていた会社で、自社直販ECやモールへの出店を担当したことがあるのですが、「とにかく競合と同じキャンペーンに参加するだけ」だったので、自分が介在する意味があまり感じられませんでした。おそらく同じように感じている人がこの世にはたくさんいると思うので、そういう方々に対してNintを使っていただき、競合分析、商品分析等から何か発見できれば、ECの仕事はもっと頭を使う仕事になり楽しく仕事ができると思うのです。これが僕が「攻略本的な面白さ」だと感じているポイントで、魅力的なプロダクトだと思いました。

また「プロダクトの独自性」にも惹かれました。他社の追随を許さない独自のクロール技術、収集し分析したデータから売上や販売量の推計を行う技術等、これらの技術水準に及ぶ競合他社が存在しないので、仕事としてオリジナル性が高いんです。それを追求することが面白いと思いました。

ー現在の西さんのミッションは何ですか?

「独自性」と「普遍的なUI」の両立という、難しくもワクワクする課題を解決し「誰の真似でもない」「みんなが使いやすい」UIの開発をすること。それが僕の使命だと考えています。

先にお伝えした通り、Nintの製品は独自性が高いので、参考になるようなお手本がないんですよ。つまり、すでに社会で広く利用されているような模範的なUIが存在しないという事です。僕が理想とするUIは、デザインが洗練されている事や独自のデザインである事よりも、一般的に広く使われていてひと目見て或いは触れてみてすぐに使い方を理解できる、そんなUIだと考えています。プロダクトの機能に合わせて違和感がないデザインにするにはどうしたらいいだろう…と、自分で考えることがとにかく多いので、そこを試行錯誤して模索しています。

ー最後に西さんが今後挑戦したいことを教えてください。

今後挑戦したいことは、たくさんありますが、その中でも個人的に面白いと思っていることは、個人のお客様にもNintのサービスを利用していただけるようにすることですね。現状はBtoBサービスとして法人のお客様がNintのプロダクトを利用していますが、この推計データを使って、個人のお客様が買い物を便利にしたりなど、もっと幅広いお客様に使ってもらえたらいいなと思っています。

UIに対して強い想いを持ち、Nintのプロダクトをデザインしている西さん。そんな西さんは、リモートワークの環境下でお子様との時間が格段に増えたということで、仕事終わりはお子さんを保育園にお迎えに行き、18時くらいになると「ごはんまだ~?」というお子様のために夕ご飯を作ってあげているとのことで、子煩悩で優しいパパの一面も持ち合わせています。休日は家族で過ごされることも多く、充実したプライベートを送っているようです。

Nintでは西さんのようにNintのプロダクトに強く共感いただき、一緒に会社を前進させてくれるような方を募集しておりますので、是非「話を聞きにいきたい」をお願いします!

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