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こんにちは!Nintの谷口です。
Nintのメンバー紹介第15回目は、DXディビジョン/DX推進ユニットの上原浩司さんです。2022年4月に新設されたばかりのDXディビジョンではどのようなプロジェクトを推進しているのか、また上原さんのDXに対する思いや今後どのような挑戦を考えているのかお聞きしました。
<DXディビジョン 上原浩司>
大学卒業後、新卒で株式会社アドウェイズに入社。新規事業の立ち上げや、プロダクト開発に携わる。また海外事業を手掛け、フィリピンでBPO部署の立ち上げを経験し海外子会社の代表を歴任。その後はHR業界での責任者やスタートアップ企業の営業やマーケティング、プロダクトマネージャー、採用など、キャリアの制限なく幅広い経験。その後株式会社アドウェイズ時代の先輩であった吉野さん(株式会社Nintの代表)からNintの立ち上げ期に誘いを受け2018年8月にNintへジョイン。
ーまず、上原さんが今所属されているDXディビジョンとはどのような部署なのか教えてください。
DXディビジョンは、ミドルオフィスという立ち位置で、マーケティング、セールス/CS、プロダクト、コーポレートと、全部署と密に関係しながら業務を行っています。もともと、営業の生産性を上げるための取り組みを行っていたチームだったので、契約手続きや売上管理など、セールスやカスタマーサクセスが行っている手続き関連の業務をまるっと引き受けています。また会社とお客様をつなぐ契約のフェーズに携わっているので、会社が適正なルールにのっとって事業運営をされているかを責任もって監視することも、我々の仕事です。そして2022年4月からは、部署名に掲げている通り「DX」を推進する立場として、デジタルのツールを使って一連の契約の手続きを効率化・新しい基盤を浸透させていくことをミッションに、様々な取り組みを進めています。
ーまだまだ立ち上がったばかりのDXということですが、「DX」に関しては具体的にどんなことに取り組まれているのでしょうか?
昨年度から発足した「わくわくオペレーションプロジェクト(通称わくオペPJ)」という、他部署を巻き込んだ全社プロジェクトを、私たちが中心となって進めています。これが我々ののろし上げの第一弾です。
ー名称に「わくわく」がついているのがNintらしいですね!一体どんなプロジェクトなのですか?
このプロジェクトは、営業活動に関わるツールを一本化して、業務フロー全体の90%を自動化することを目標にしています。それによって社内リソースが最適化され、会社全体の生産性を向上させるとともに、競争上の優位性を確立させたいという考えです。具体的にはシステムリプレイスと既存オペレーションの刷新なのですが、3か年計画として以下テーマを掲げて取り組んでいます。
■第一フェーズ: デジタイゼーション
業務インターフェースを整理し、社内オペレーションが統合される
■第二フェーズ:デジタライゼーション
購買の仕組みを刷新し、手続きや債権管理がデジタル、省力化される
■第三フェーズ: デジタルトランスフォメーション
サービス提供がオンラインで完結し、新たな事業がDX起点でも始まる
2022年10月現在は、第一フェーズとして「基幹システムのリプレイス」に取り組んでいて、今期中には完了する見通しです。また、DX人材の育成も重要な取り組みとなっています。アンテナを張れる人材、自ら課題を見つけてプログラムを作れるような人材の育成を目指しています。実際に立ち上がってまだ半年ではありますが、チームのメンバーが主体的になって業務の効率化のために、GAS(Google App Script)の習得を進めており、実際の業務に活かせそうなプログラムもいくつか生まれてきています。
ー上原さんは今のこの取り組みのどんなところにやりがいを感じていますか?
これまで複数の会社を経験し様々な職種や役割を担っていく中で、「社内のオペレーションは視点を変えれば効率化できるのでは」と感じたことが数多くありました。そして実際に変更してみると成果が出やすいということを実感したんです。今までアナログで当たり前にやっていたことや、困っているところを自動化していくことで、周りの人々から感謝されることに、非常にやりがいを感じます。
デジタル技術を駆使した効率化を担えるというのは私にとってやりがいを感じるもので非常に相性がいい仕事であると思っているので、普段から世の中のサービスを調べて、「Nintにも導入したらもっと効率化できるな」とか、考えるのがとても楽しいです。趣味と実務を兼ねているような感覚ですね。
ーDX化を進めるうえで、難しいところはどのようなところですか?
難しいと感じるところは、関係各所の理解を得ることですね。今までずっと続いてきた商習慣を根本から大きく変えるというのは負荷がかかることなので、「なぜやるのか?」を理解していただくために「これを変えたらもっと楽になる、もっと早く提供できるようになる」ということを伝え続けることを心がけています。また、理解されたとしても、次は金銭面や技術面で導入できないというケースもありますし、導入されたとしてもその後の運用が定着しないケースもあります。でも、だからこそDX化が実現できたときの嬉しさや達成感はひとしおです。
ー難しさとやりがいは、紙一重ですね!今後はどんなことを目標に取り組んでいきたいとお考えでしょうか?
3か年計画を達成した後は、このわくオペPJをさらにアップデートさせていきたいです。世の中にある様々なテクノロジーや自分たちのアイディアを繋いで、お客様やNintの仲間、パートナー誰もが「わくわく」するようなオペレーショナルエクセレンスを実現させたいと思います。他にも、Nintには6つのバリューがあるので、社内外問わず、そのバリューに沿っていろいろと挑戦したいと思っています。
ー最後に、DXを目指して上原さんはどのようなメンバーと一緒に働きたいですか?
まずは大前提としてデジタル技術を活用していこうと考えている人です。そしてデジタルに対してのアンテナを張っている人です。「ニュースを見る、ルーティーンのようにgoogleキーワードで調べる、新聞を読むのが習慣化している」といったように情報のキャッチアップが習慣化していることは、デジタルに関する仕事に携わるうえでもっとも重要と言っても過言ではありません。また、SNS等の情報に疑問を感じたら自分で調べることも重要です。私自身、「非効率だな」と感じたらすぐ改善に向けて調べるのですが、同じ課題をすでに解決している企業が存在していたりします。それらを踏み込んで調べたり、サービスをトライアルして実際触ってみたりと行動まで移せる人はとても魅力的に映ります。そして最後に、どんな時も「お客様に価値を提供できることってどんなことだろう?」と一緒に考えられるような人と一緒に働きたいですね!
プライベートではフィリピン駐在時にはまったビリヤードや、ハードボイルド系の小説が好きだという上原さんですが、現在は生後9か月のかわいいお子様がいらっしゃるとのことで、休日は専ら育児に夢中になっているそうです(笑)
Nintでは上原さんのように、DXへの強い思いや興味を持ち、日々様々な挑戦をし続けられる方を募集しています!