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こんにちは!Nint採用担当です。Nintのメンバーご紹介第五回目は、プロダクト開発チームのリーダー、李鈞華(Justin)さんです!中国から日本に来て11年、4名のチームメンバーと共に日々プロダクトの進化を牽引しながら、親しみやすいキャラクターでNintのムードメーカーでもある李鈞華(Justin)さんに、ご自身のこれまでとこれから、そして、チームの挑戦についてお聞きしました。
ゲームにはまった子供時代からソフトウェア開発の道へ
ーJustinは中国・広州出身と聞きました。
はい。広州は上海・北京に次ぐ大きな都市で、自分が育ったのは広州の中でも歴史がある東山区という街です。子供のころは、近所の友達とビルや市役所でかくれんぼをして遊んだり、友達の家でMonopolyをしてよく遊んでいました。ずっと同じマップだと飽きるので、よくマップを自作していたのを覚えています。学校に入ると、テストで満点が取れたら親がゲームソフトを買ってくれるというので、頑張って満点を取って、スーパーマリオのソフトを買ってもらい、その1本のソフトでずっと飽きることなく遊んでいました。そこから、自分でもゲームを創りたいと思うようになって、大学でソフトウェアエンジニアリングの学部に進学することにしました。当時、中国の大学でソフトウェアエンジニアリングの学部は出来たばかりで、ほかの学部に比べて学費も3-4倍と高額だったので、すごく迷いましたが、両親の応援もあって、その学部に進めることになりました。かなり無理をしてまで、自分を応援してくれた両親には本当に感謝しています。
日本企業への就職、そして2010年に来日
ーそれは本当に感謝しかないですねえ・・!そこから、大学卒業後に、アドウェイズの上海開発拠点(*)に入社された経緯を教えてもらえますか?
当時の中国では外資系企業が人気で、正直、外資系企業しか就職の選択肢にありませんでした。欧米系の企業と日本の企業が選択肢にありましたが、日本のゲームやアニメが好きだったし・・、実は何より、子供時代から中国の旅番組で紹介されていた日本のカニ料理のインパクトが強くて、いつかあのカニを食べたいと思って、それで日系企業であるアドウェイズの上海開発拠点に就職を決めました!
(*)Nintは株式会社アドウェイズから2018年4月にスピンアウトして設立されました
ーそんなにカニが食べたかったんですか?!!(爆笑)
はい(笑)これは本当です!!あと、自分の大学の同級生が、先にアドウェイズの上海開発拠点に就職を決めていたことも、後押しにはなりました。
ー入社後の業務はいかがでしたか?
最初は、上海のオフショア開発チームに所属して、モバイルの広告配信システムのフロントエンド開発を数年担当しました。日本の広告主企業、媒体社企業のお客様が実際に使う画面を開発するのですが、なぜこの画面が必要なのか、なぜこの機能が必要なのか、全く想像つかないことが多くて、よく当時の上司に細かい質問をしていましたね・・。
ーオフショア開発チームの新人エンジニアのときから、ユーザー理解をしたうえで開発したいという意欲があったんですね。凄い!
そんなことないですよ(照)でも、入力フォームの後の確認画面の存在が本当に疑問で、なぜ必要なのか全然納得できなかったことは良く覚えています(笑)その後、2010年に日本に異動することになり、新宿オフィス近くの寮に住んで、広告配信システムやアプリの開発を担当しました。日本語を業務で使うようになって、少しずつ日本語も流暢になっていきました。
ー今やペラペラですもんね。すごいです。あ、それでカニ料理は体験できました?(笑)
日本に来た初日、カニ食べ放題のお店に行きました!美味しかったし、想像より大きかったですね。日本に来てよかったです(笑)というのは、冗談ではなくて本当です!今も毎年大晦日には必ずカニを食べますし!!が、真面目な話をすると、日本で多くのプロジェクトに関わっていく中で、顧客視点を学び、今に繋がるクライアントファーストの姿勢が身に付いたのかな、とは思います。
責任範囲が増える面白さに目覚め、アプリ開発技術を極めた日々
ー印象に残っているプロジェクトはありますか?
スマホゲームの企画から開発まで幅広く関わるプロジェクトを担当して、それは本当に楽しかったですね。最初は開発しか担当していなかったところから、企画も任せてもらえることになって、毎日遅くまで夢中になってやっていました。1つのパーツだけじゃなくて、広い範囲にわたって自分が責任をもって、考えて、企画して、開発する、その一連を経験できて、責任範囲の広さとやりがいの大きさが繋がっていることを実感したのが、このプロジェクトでした。
ーゲームを開発するっていう夢がかなったんですね!
そうなんですよ。ただ、当時は、ゲーム開発の研究のため、人気のゲームは勿論、新作のゲームも手あたり次第プレイして分析する、ということをやっていて、純粋にゲームを楽しむということが出来なくなってしまいました・・・。自分が好きなものや趣味を仕事にするというのも、いい事だけじゃないなというのは、その時の学びですね。
ーそのあと、スマホサービス系の会社に転職したんですよね。
はい、そうです。これからはアプリの時代だと思っていたので、アプリ関連の開発技術をたくさん勉強したくて、当時、とにかく色んなアプリ関連の新規事業を立ち上げることに積極的だったスマホサービスの会社に転職しました。エンジニアとしての自分の強みはやはり技術だと、とにかく新しい技術の習得にのめり込みました。
アプリ関連のサービス開発なら、広告配信からBtoC向けのサービスまで、とにかく全て任せてもらっていました。チームも多い時には10名程度まで任せてもらって、新しい事業に次々挑戦した5年間でしたし、新規事業の難しさも経験しましたね。
データの可能性と、人の可能性に惹かれて・・・
ーその後、Nintに入社した経緯を教えてください。
グループ代表の蘇さんに、NintのMVV、特に、「人は可能性」という考え方について話を聞いて、さらに、Nintが展開しているデータ事業についても非常に面白く、新しい挑戦ができると考え、入社を決めました。それまで、あまり触れていなかったビッグデータ関連の技術や機械学習にも存分にチャレンジできると思いました。
ー1人目のエンジニアとしての入社でしたが、不安はありませんでしたか?
不安は多少はありましたが、上海の開発チームにも良く知っているメンバーが多かったし、何より新しいチャレンジに興味津々でした。
ーJustinは本当に探索精神が旺盛ですね!今の担当業務やチーム体制について教えてください。
現在は、プロダクト開発チームのリーダーとして、既存サービスの新機能企画・開発や、データ分析基盤の構築、新規サービスの研究開発のマネジメントを行っています。日本のプロダクト開発チームは自分を含めて5人ですが、上海には25名程のエンジニアチームがいるので、日々、日本と上海で密にコミュニケーションしながら、プロダクト開発を進めています。
ーみなさん、中国語や英語でのコミュニケーションなんですか?
自分は中国語を使いますが、上海チームにはエンジニアリーダー含めて日本語ができるメンバーがいるので、自分以外のプロダクト開発メンバーは日本語でコミュニケーションしていますね。チャットのやり取りも、ビデオ会議のやり取りも、結構頻繁です。
’One Team’で、データの価値を最大化する挑戦
ー既に1000社以上に導入されているNintのサービスですが、プロダクト開発チームとしては、今後はどんな展開・挑戦をしていきたいですか?
Nintでは、日本の主要なECプラットフォームを中心に、大量なデータを保有しているので、ビッグデータと機械学習の技術を使って最大のパフォーマンスを引き出し、NintのMissionである「データで世界を自由にする」を実現したいですね。もっともっと、お客様が自由にデータを活用できる世界、データの価値を最大化することに挑戦したいです。また、プロダクト開発チームだけではなく、全てのチームのメンバーがプロダクトに思いを持って意見を出してサービスを創っているので、’One Team’で、その挑戦をしていきたいなと思います。
ーきっと挑戦がたくさんあるんでしょうね、わくわくします!プロダクト開発チームでは、メンバーを絶賛募集中かと思いますが、Justinは、どんな人と一緒に働きたいですか?
常に成長を求める人、新規技術・トレンドに興味がある人、新しい挑戦を怖がらない人、そして、真実・誠実・謙虚な人ですね。プロダクトを進化させていくために、成長、新技術、挑戦は必要不可欠ですし、それをチームで成し遂げるためには、真実・誠実・謙虚、というのは譲れないなと思っています。挑戦しながら、率直に意見を伝え合いながら、お互いのことを理解し、成長して、お客様にデータの価値をどんどん提供していきたいです。
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Nintのプロダクト開発をリードするJustin。彼が日本に来るきっかけとなった意外すぎる理由から、データの価値を最大化するという挑戦に取り組む思いを聞き、探索精神旺盛かつ、どんな挑戦も楽しんでいる姿が印象的でした。
プライベートでも、今年はバイクの免許取得に挑戦しているということ、個性あふれる挑戦好きなチームに興味をお持ちの方、是非一度お気軽にエントリーお待ちしています!