サステナビリティを意識した「新業態の喫茶店」が、ブランドを醸成させるコメダが新業態「KOMEDA is □(コメダイズ)」を出店
全国にコメダ珈琲店873店、おかげ庵11店(2020年2月末)などを展開するコメダが2020年7月15日、東京・東銀座に新業態「KOMEDA is □(コメダイズ)」を出店した。「□」は、「relaxing」「delicious」「creative」「comfortable」など、「店舗で過ごす時間に来店客が感じる、様々な魅力や価値」を表している。
店舗立ち上げ担当である同社事業開発部の上石安寿部長に、店舗のコンセプトなどを聞いた。
植物由来、プラントベース100%のメニューを提供
「KOMEDA is □(コメダイズ)」は、プラントベース(植物由来)100%の材料によるメニューを提供する新業態の喫茶店である。サステナブルとSDGsを意識したコンセプトで作り上げられており、今後のコメダのブランドパーセプションに影響を与えそうな試みとして注目される。
日経BPコンサルティングが年1回実施する日本最大規模のブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン(BJ)」によれば、コメダの認知率は、北海道・東北を除くと、90%近く。
BJでは4つの指標によってブランドを評価しているが、その中でブランドの「卓越性」を示すスコアは年々上昇しており、BJ2018で1000ブランド中192位だったが、BJ2020では34位にまでランクを上げた。もはや名古屋出身のユニークな喫茶店という時代を過ぎ、ナショナルブランドとして定着したと言っていいだろう。
さらにBJではCSR評価も行っているが、「多くの人の生活や心を豊かにしている」という項目では約28%と、飲食店業界平均の2倍という高評価を得ている。
「KOMEDA is □(コメダイズ)」の店舗立ち上げ担当である同社事業開発部の上石安寿部長はこう語る。
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出典:CCL./日経BPコンサルティング