消費者編では、Amazonが3年ぶりの首位。ニトリが初のトップ10入り。
有職者編では、8年連続首位のトヨタ自動車に本田技研工業が続く。楽天が初のトップ10入り。
今回も時代をリードしてきたブランドの活躍が眼立った。
また、SDGs・CSRといった企業活動がブランド力向上において重要になってきている。
調査結果のポイント
- Amazonが消費者編で3年ぶり2回目の首位。ニトリが初のトップ10入り
- 消費者編ではYouTube(第2位)、日清食品(第3位)、無印良品(第4位)と続く
- 消費者編で最もブランド力が上昇したのはYouTube
- 消費者編トップ10ブランドは、SDGs・CSR関連項目でも高い評価
- 有職者編では、トヨタ自動車が8年連続の首位。本田技研工業が続く。楽天が初のトップ10入り
[ 上位100ブランドのランキングは表1(BtoC編)、表3(BtoB編)をご覧ください ]
調査結果より
Amazonが消費者編で2016以来2回目の首位。ニトリが初のトップ10入り
BtoC編「総合力」ランキングでは、94.4ポイント(偏差値)を獲得したAmazonが、今回3年ぶりに首位を獲得(表1)。第2位にはYouTubeが、第3位には日清食品が入った。今回新たにトップ10入りしたのは、YouTubeのほか、無印良品(第4位)、トヨタ自動車(第6位)、ニトリ(第7位)、ダイソー(第8位)、楽天市場(第10位)。前回結果と比較するとトップ10の10ブランド中、6ブランドが入れ替わった。また、ニトリは調査開始以来、初めてのトップ10入りとなる。
今回首位を獲得したAmazonはイノベーティブとコンビニエントへの評価が高い。Amazonは、イノベーティブ(革新性)ランキングで1000ブランド中第1位、コンビニエント(利便性)ランキングで第4位となった(図1)。さらに、強みのイノベーティブ(革新性)に加えて、アウトスタンディング(卓越性)とフレンドリー(親近性)の3因子でスコアが上昇した。当日配達などのEC・流通サービス面だけでなく、映画・ドラマ・音楽・本などが使い放題となる月額制サービスAmazonプライム、注文だけでなく家電の制御も可能にしてくれるスマートスピーカーなど、まさに革新的であり、かつ、便利なサービスが根付き始めているブランドといえる。また、アマゾンジャパンが昨年実施したセールイベント「プライムデー2018」では、プライム会員への新規登録者と注文数が過去最大を記録した。
続きは、こちらから・・・
https://consult.nikkeibp.co.jp/ccl/atcl/20190322_1/
出典:CCL./日経BPコンサルティング