direnvを使おう - Qiita
direnvとは?ディレクトリ毎に環境変数を定義して、そのディレクトリがカレントになった時だけ環境変数を有効/無効にしてくれるツール。開発中のアプリ毎に環境変数を変えたい時に重宝する。リポジトリ...
https://qiita.com/kompiro/items/5fc46089247a56243a62
こんにちは!ナイトレイインターン生の鈴木です。
こちらではナイトレイのエンジニアがどのようなことをしているか知っていただきたく、Qiitaに公開している記事をストーリーに載せています。
今回はWantedly&Qiita初登場のエンジニア船津さんの記事です!船津さんはプログラミングスクールでLaravelを使ったWeb開発を勉強された後、ナイトレイにジョインしました。
少しでも私たちに興味を持ってくださった方は下に表示される募集記事もご覧ください↓↓
環境変数とは、その名の通り、コンピュータやプログラムが動く環境を設定するための変数です。
Web開発初心者だと、「環境変数=.env に書くもの」というイメージがあるかもしれません(私だけ?)が、実情はだいぶ違いました。
OSレベルで設定されている環境変数や、フレームワークのデフォルト設定など、開発者が自ら設定しなくて良い環境変数があります。これらは、外部の設定に依存しているので、セキュリティ上問題がないため、敢えて隠しファイルに記入しなくても良いとも言えます。
開発物の秘密情報や、プロジェクト固有の設定など、.envに書くべき環境変数もあります。
.envは、ソースコードから分離しているため、外部に漏らしたくない情報を管理するのに適しています。例えば、DBのパスワードやAPIキーがその例です。DBパスワードが流出して、自社の大切なデータが奪われてしまったり、有料のAPIを無断で利用されたりするリスクを防ぐことができます。
また、開発環境と本番環境でDBを切り替える場合なども、.envで設定しておくと便利です。
ちなみに、ソースコードの中に定義されている環境変数はハードコードと呼ばれ、envファイルに集約することが望ましいようです。pythonの静的解析チェックツールのRuffでも指摘されます。
初めて携わった開発ではdotenv、これから携わる開発ではdirenvが使われていたので、簡単に違いを調べてみました。
プログラミング言語のフレームワークには、.envの情報を扱うパッケージが用意されているようです。python-dotenvは、pythonにおけるそれ。公式ドキュメント( https://pypi.org/project/python-dotenv/ ) には、“Python-dotenv reads key-value pairs from a .env
file and can set them as environment variables.”と書いてあるように、キーとバリューのペアを、プログラム内で読み込むために用いられます。
【使い方】
①読み込みメソッドであるload_dotenv
をimportする
from dotenv import load_dotenv
②load_dotenv()
でファイルパスを取得する
同じ階層にある場合は、パスは不要です。別フォルダの場合は下記のように、osライブラリを用います。
import os
env_path = os.path.join(os.path.dirname(file),パス)
load_dotenv(env_path)
③変数を取り出す
変数 =os.environ.get(環境変数のキー)
一言で言うと、フォルダごとに違う環境変数を読み込むときに便利なツールです。フォルダ内に.envrcというファイルを作っておくと、.envrcより下の階層に入った時にだけ、自動的に環境変数が読み込まれ、外の階層に出ると、自動的にunloadしてくれます。複数プロジェクトを扱っている時に、便利な機能のようです。
使い方は、下記サイトを参考にしました。
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