カンバラくんが内定者に聞く「なんでうちの会社に決めたん！？」vol.6ー狩谷くん編

皆様こんにちは！中川です。年も開け、どんどんWantedly更新も進めていきたいところ。さて、こちらの連載もいよいよ終盤となりました！

カンバラくんが内定者に聞く「なんでうちの会社に決めたん？」

vol.6はある意味ネクスウェイらしい!?経歴を持つ狩谷くんの登場です。ぜひご一読を。

ネクスウェイ内定者の狩谷遥一です！

私は真面目と呼べるタイプとは真逆の人間でした。小さい頃からサッカーと友人と遊ぶことが生きがいで遊び呆けた結果、大学入試に失敗、浪人を経て溜め込んだ鬱憤を晴らすかのように、

みなさんが思う2倍は、サークル、や遊びに明け暮れました（笑）

しかし元々持っていた「留学したい」という気持ちが強くなったため、大学4年生を休学しアメリカへ行くことを決意しました。その生活が充実していたため、もう1年休学してオーストラリアにも行ってしまいました。本当にやりたい放題ですね（笑）親不孝の極みです。

ただ海外に行ったことで、自分を軸にした生き方について考えさせるきっかけになりました。行く前まで人間関係を築く力には自信があったのですが、誰一人知らない環境で一から人間関係を作っていくという新しい環境で、言葉もしゃべれない、価値観も違う人たちとの関係性作りの難しさに

自分の自信は砕かれ、自分は大したことない人間だと強く感じました。

それと同時に、海外の人たちは自己主張が強く、自分を強くもっているという点に驚き、自分にはない部分だと思いました。日本という社会の中では、空気を読むことや忖度することが当たり前ですが、そのあたり前は当たり前じゃないんだと衝撃でした。その時に、

日本では自分を出しているようで薄めた自分を出していたんだと感じました。

はい！海外での経験を踏まえ、私が就職活動において1番重視したことは、

自分とは何者なのか、なにが好きで嫌いか、どんな時に喜びを感じるのか、大切にしている価値観は何か

を見定めることです。私はこれを「自己理解」と呼んでいます。

就職活動だけでなく、日々の生活において何度も何度も、なぜ自分はこれをしているのかということを意識的に考えることによって、少しずつ自分というものが見えてくるものです。さらに、過去の経験や行動実績に対しても、同じ要領で考えてみることで、現在の自分と過去の自分とが、点と点が線で結ばれる感覚を得るはずです。

ただ、同時に過去の行動を意味付ける際に、無理やり理由を付けて現在に結びつけていると感じることもあると思います。それは、気にしなくて大丈夫です。簡単にいうと過去は無意識であっても、現在の行動に少なからず影響を与えているからです。

しかし、過去にとらわれすぎる必要もありません。1番大切なのは、今どうしたいかなので、過去に違う想いや行動をとっていたとしても、そこに引っ張られる必要はなく、今の想いを優先してください。誤解を招くといけないので、優先するという判断は、過去を無視していいというわけではなく、しっかりと過去の自分と向き合った上で現在の自分が違うのであれば、現在の想いを優先した方がいいという意味です。

また、人はいつでも変わることができ、考えも常に変わります。だから、自己理解は死ぬまで完璧な答えは見つからないです。

つまり、現段階で自分の中で、理由や根拠を持ってその選択が正しいと思えれば、それで大丈夫です。むしろ、私は、変わることを想定に入れていた方がいいと思います。

これまで、「自己理解」について書いてきましたが、本当に自分を理解すると言うのは難しいことで、私自身、非常に苦労しましたし、今も完全に理解できているとは思いません。しかし、早い段階で現状の自分を正しく捉えることができれば、就職活動で満足いく結果を得ることができると思います。

そのため、自分のことは自分がわかっていると考え自己理解をおろそかにするのではなく、一旦立ち止まって、自分に真正面から向き合ってください。何か見えてくるものが必ずあります。

1番の決め手は、私のことを理解しようとしてくださったからです。

ネクスウェイは選考を進めて行く中で、会社の中で何がしたいかなどを聞くのではなく、

私が人生において何がしたいのかを一緒になって考えてくださったからです。

また、人事に「その成したいことを仮説段階でいいから話して」と言っていただいたことが非常に心に残っています。なぜなら、私がずっと就活において完璧な答えを探し求めて、迷路に迷い込んで悩んでいた自分が、この一言によって全てを素直に吐き出せるようになったからです。

私がこれまで、受けてきた会社の中で、ここまで自分の思いを正直に話せる雰囲気と、正直に話して理解してくれた会社は他にはありませんでした。まず、正直に話せる雰囲気すらなかったです。私が勝手にそう考えてしまっただけかもしれませんが、ネクスウェイは、本当に私の思いを真っ芯から捉えて聞いてくださいました。これが、ネクスウェイに決めた理由です。