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【スペシャル対談】グローバル視点から見る仕事論、聞いてみました!

(左からLuis, Georgi) ・

―――ネクストスケープに入る前は、どんなことをしていましたか。そもそもどういった経緯で日本に来たのでしょうか?

Georgi ブルガリアで高校卒業後医学部に入りましたが、若いうちに色々な経験をしたくて 海外留学したのが来日のきっかけです。 横浜の大学でマルチメディア系の学部、経営から哲学まで幅広く学んでいました。 その後、メディア系企業で一年ほどイベント、音楽、舞台系の海外企画案件に携わっていました。 ネクストスケープのことは、技術イベントで入社前から 知っていましたが、たまたま社員と新宿のバーで接点を持つ機会があり 募集しているのを知り、思い切って応募してみました。

Luis 大学で教科を選ぶとき、「英語圏にとって難しい言語」で 検索したことがあって、その時ランキング上位だった日本語を選択したのが日本との最初の接点でした。 漢字も文法も難しくたまに後悔するんですけどね(笑)。

―――お二人とも日本語が上手ですが、どうやって習ったのですか?

Luis 大学で学位をとったあと、最初の一年はビザ獲得のために、 語学教師として来日しその後、日系企業に就職しました。 約9年間日本語を使っていますが、 日系企業で働いていたらいつの間にかレベルが上がっていましたね。

その企業では当時勉強していたウェブマーケティングの知識を生かせる SEOや翻訳の経験も積みました。 Georgi 私も大学や友達、会社でのコミュニケーションで徐々に学んできました。

―――入社を決めたきっかけ、ネクストスケープの魅力を感じた点について教えてください。

Luis ネクストスケープとの出会いはなんと友人の誕生日パーティでした(笑)。 たまたま来ていた社員から募集の話を聞き、マーケティング経験もあるし、 働き方に柔軟性があるということで入りました。

入社前に数人と話をしてみて、型にはまった日本の企業じゃないなと感じ、 日本のいいところがある、グローバルな考え方を生かせる環境かと思いました。

実際入ってみて、自分の力を生かせる環境だったし、新しいアイディアも取り入れてもらえ、 みんなと同じ立場、レベルで働けるのはあらためて大事だと感じましたね。 フラットで上限関係も強くなく、ほとんど一緒のタイミングで ゲオさんも入社していたので、他にも外国人がいる安心感はありましたね(笑)。

それと、ここにいると新しいことを勉強できると思ったからですね、 技術の専門家が沢山いるので、 デジタルマーケティングで入社しましたけど、今はコーディングもできています。

―――先ほど言っていた日本の会社的ないいところってどういう点ですか?

Georgi 文化的な背景からか、日本の会社はグループで動いたり、 下の人サポートや上の人が責任とったりと、 全体的に思いやりがあるところがいいですね。

一方で、前の仕事は出社時間が固定されていて、 仕事がないときもいなければならない時もありました。 その点、ネクストスケープは裁量労働で自分のタイミングで 勤務できるのがいいなと感じました。

IT系な会社だとドライなイメージでしたが、ネクストスケープでは バランスがとれていていいですよね。 仕事中よく話せて、コミュニケーションがとりやすいです。

Luis どういう人と働くかって重要ですよね。 面接した人が良かったことも入社の決め手になりました。 働く環境の人間関係がいいって大事ですね。

―――今どんな仕事に携わっていますか?

Georgi まず海外のWeb CMS ソリューション系企業とのやりとりや交渉に携わっています。 日本側での新しいパートナー獲得や日本展開をより早く進めるよう、 サポートも行っていますね。 広い意味で言うと、日本と海外の掛け橋的なことをしています。 顧客が必要としている技術トレーニングも行っています。

Luis マーケティングオートメーション関連の仕事に携わっています。 分からないところは、積極的に本を読んで勉強して お客さんの行動を分析し、バナーを変えたり、 より良いロジックを提案したりと仕事自体面白いと感じています。

これからはマーケティングオートメーションがスタンダードなので、 今後も学び続けていきたい知識だと思っています。

また、日本ではまだ使う人が少ないが海外人気のあるソリューションの ローカライズバッチを作っています。 内容によっては訳す訳さないの見極めもあり、やりがいがありますね。

―――仕事をする上で海外との違いは感じますか?

Luis そんなにないですが、海外の会社と時間の使い方は違うかなと感じます。

Georgi ほかの日本企業は同じ仕事を短時間で終わらせる人と、頑張って長時間かかった人だと評価が違うと聞きます。 海外のほうが、自分のプライベート時間を重視していて、 責任があるのでまだ帰れないというのはあまりないですね。 その点、ネクストスケープは海外の会社の雰囲気に近いと感じています。

Luis スケジュールが詰まったとき、マルチタスクで同時にこなさないといけないというのはありますね。 休みの価値観、時間の考え方も少し違うのかもしれません。 ネクストスケープは割と自由で、体調不良の時とか出社時間を遅らせたりもできたりします。

―――今後どのように活躍していきたいか教えてください!

Georgi 自分のチームを持ちたいですね、そして新しい仕事を作り出したいと考えています。 日本人は相手が期待していることに応えなきゃ、とか、 社会的な圧力やプレッシャーを受け止めがちで、 自分の生かせるところを生かしきっていないのかなと感じます。

自分のチームでは相手のポテンシャル発掘していき、 相手にふさわしいやり方で仕事を進めていきたいです。 得た知識を周りの人にシェアし、自分の人生だけじゃなく、 誰かのためになりたいと思っています。

Luis ネクストスケープは小さい図書スペースがあるので、勉強しやすい環境です。 今のうちにコーディングとか色々なスキルを獲得したいですね。 マーケティングオートメーションの知識も深めたいし、 日本語勉強しながら新しい領域も勉強したいです。 そして将来自分がビジネスを立ち上げた時に獲得した知識を生かしたいです!

―――あなたにとって一言で、ネクストスケープとは?

Georgi 多様な価値観が融合され、個性のある会社です。

Luis Flexible.

―――あなたにとって一言で、仕事とは?

Georgi 人の価値観を引き出し、推進させ新しい価値を生み出すことです。 Luis Challenging.

―――あなたにとっての生きがいや座右の銘は?

Georgi ヘラクレイトスの「同じ川に二度入ることはできない」。 万物は流転する、世界は絶えず変化し続けているという意味です。

Luis Never stop learning.

= (2016年6月現在)

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