なにをやっているのか
学童保育・学習塾が一体化した”地域の第3の居場所・学び舎”「ネクスファ」を柏市で運営しています。
http://next-ph.jp/
https://www.facebook.com/nextph
ネクスファには小1~中3までの子どもたち、そして大学生からシニアまで、多世代の多様な大人たちが集います。
学童保育では地域の大人が講師となり、生け花、レゴ、理科実験などの多様なプログラムを日々行っています。東大・柏市・URが連携した「シニアの生きがい就労」プロジェクトにも参加。学習塾では教科学習に加え、サステナビリティ学習という、様々な社会課題を自分ごととして考える学びを実践しています。
また、教室運営の他にも体験農園”ベジフレ”や、ロボットクラブ、企業と連携した探究プログラムなどにも取り組んでいます。
なぜやるのか
子どもたちの放課後の居場所、そして本当に大切なことを学ぶことができる場所をつくりたい。
ネクスファは、そんな思いからスタートしました。
子どもたちが、安全に過ごす場所。”ありのまま”の自分を出すことができる居場所。地域の多世代の、多様な大人たちと出会える場。子どもも大人も、自分で考え、行動し、成長できる場所。そんな場所をつくることを目指しています。
また、柏市には高齢化率が既に40%を超えている、豊四季台団地という100号棟以上の巨大な団地群があります。そこでは、買い物難民や孤独死などの様々な課題が生じています。さらに、企業などを退職したシニアがその経験を活かして働くことのできる場が不足しています。今後の日本の都市部における“課題先進”地域といえます。また、柏市は都内への通勤者や核家族が近年多く、世代間交流や地縁が薄れ、地域コミュニティが失われつつあります。
これらの課題に取り組むため、ネクスファは2012年4月に誕生。『学童保育』、『学習塾』を1つの場で行っています。柏市、東京大学、UR都市機構との連携で2008年からはじまった「高齢者の生きがい就労プロジェクト」にも参加、30名を超えるシニアにスタッフとして関わって頂いています。
どうやっているのか
塾経営者、コンサルタント、SE、教員など、幅広いバックグラウンドを持つメンバーです。それぞれが、ネクスファという場でこれまでの経験や人脈を活かしながら活躍しています。
主には千葉県柏市にある2つの教室の学童保育・学習塾の運営に携わっています。私たち運営メンバーは、子どもたちが「“ありのまま”で過ごすことができる場づくり」そして「本当に必要な、ワクワクする学びが生まれる環境」を、ネクスファに集う学生、主婦、保育士、シニアといった多世代の多様なスタッフとともに創っていきます。ネクスファという場がよりワクワクする場になるためのあらゆること、を「みんなで」考え、企画し、実践していきます。自分自身が子どもと向き合うことも多いですが、それよりも、スタッフが個々の持ち味や良さを活かせるような場を創っていく、そんな役割と言えます。
また、他にも地域のまちづくりに関わる仕事(道の駅プロデュースや体験農園の運営など)、企業や行政、大学と連携する仕事(探究学習プログラム、大学での講義、環境コミュニケーションなど)も行っています。
まだ誕生して3年目の組織。自分がやりたいと思ったことをどんどん実現できる環境です。アイデアを出し、それを自らの責任で実行する。「いいね!」→「じゃあやろう!」のスピード感がある職場です。