1
/
5

海外ワーケーション滞在記(オーストラリア、バイロンベイ編)

こんにちは。ニュートンの内海です。

ニュートンはスマートワークを掲げ、テレワークやスーパーフレックスなど自由な働き方が実現できる仕組みを整えています。その一つにワーケーション制度があります。

一般的に浸透してきた言葉だとは思いますが、一応触れておくと、ワーケーションとはWorkとVacationを合わせた造語で、観光しながら働くということですね。

我社のワーケーション制度を端的にいうと、最長1ヶ月であれば、好きな場所で好きなことをしながら働くことができる制度です。

この間私もこの制度を利用したので、その体験記を書いていきたいと思います。

まず我が社のワーケーション制度の利用で多いのは、実家に帰省ついでに働くとか国内旅行ついでに働くといったケースです。

そんななか、私は思い切って海外に行ってみようと考えました。それまで海外で働いた事例はなかったのですが、制度上はセキュリティ申請を行い、きちんと条件をクリアすれば別に海外でも問題はないのです。

ちょうど集中して書き上げなきゃいけない本もあったし、昔から旅をしながら本を書くことを人生の目標の一つにしていた自分としては、このアイデアを思いついた時から、もうワクワクが止まらない状態でした。

で、さっそく行き先選びです。

仕事をすることも考えた場合、以下が選定ポイントでした。

  • 安定した社会インフラ(生活する上で必須)
  • 安定した高速インターネット(ワーケーション環境に必須)
  • なるべく少ない時差(現地の夜中に仕事するなんてムリ)
  • 適度な田舎(集中して本を書くのが目的。都会だと様々な誘惑に負けてしまいそう)
  • 英語圏(英語ならなんとかイケる)

結果として選んだのはオーストラリアのバイロンベイ。

観光地として有名なゴールドコーストにほど近い場所にありながら、その対局にある最近一際注目を浴びている場所。

観光地化の究極とも言えるゴールドコーストがモノの豊さを体現しているとするなら、バイロンベイは心の豊かさの究極とも言える街。

自由を愛するブルジョアボヘミアン※たちが集まる街で、アーティスト、ミュージシャン、サーファーなど構成は様々。ヨガの聖地とも言われ、早朝には砂浜でヨガをする人たちが多数。街に隣接するよい波が立つビーチも複数あり、サーファーにとっても天国。

街に高いビルなどなく、オーガニック中心のレストランやおしゃれなカフェが立ち並び、マクドナルドなどのチェーン店は住民の意向で排除されています。

※ブルジョアボヘミアン:着飾らない自由気ままなスローライフを好む富裕層

富裕層が多いにもかかわらず、この街の住民はブランドファッションで着飾ることもなく、Tシャツにサンダル(または裸足)で街中を歩いていく。生産者の顔が見えるファーマーズマーケットやオーガニック専門のスーパーで食材を買い、自身が大切にしているものにお金と時間を使う人たち。健康と環境意識が極めて高い、スローライフを体現したような街なのです。

ちょうど街の入り口にはこの街の特徴を表すのにピッタリの標識が訪問者を迎え入れてくれます。

Cheer up, Slow Down, Chill out


こんな場所におよそ1ヶ月ほど滞在して仕事をしました。

ということで主にどんな場所で仕事をしていたか紹介していきます。


【仕事場所その①:家のリビング】

まずは当然ながら住処です。借りた一軒家はこんな感じ。オーストラリアは土地の広さに比例してリビングも広々してます。大抵はこのリビングのソファーで仕事してました。

ちなみにビーチまで徒歩一分。高速インターネット完備でネットフリックスもサービスの一貫で利用できました。我ながら良い家を見つけました。

仕事でよく使ったソファ


【仕事場所その②:ビーチ前のベンチ】

気分転換にビーチの目の前にあるベンチでもよく執筆しました。周りに人がいないので集中できるのです。オーストラリアは日差しが日本の7倍強いともいわれるので日陰がないのが惜しいところ。長時間の利用には不向き。

よく仕事したベンチ


【仕事場所その③:カフェ】

ここは雑誌Vogueなどでも取り上げられた有名なカフェ「FOLK」。家から歩いて10分ほどの場所にありました。

朝7時にオープンし、午後2時には閉店。メニューはアサイーボウルやグラノーラ、サワードゥブレッド(Sourdough bread)が並び超ヘルシー。

日本のカフェのように時間制限もなく、早朝にはラップトップを開いて仕事をするひともちらほら見かけました。

ちなみにバイロン・ベイにあるカフェはどこも朝7時にはオープンし午後1時くらいには閉店。みな午後から自分の時間を楽しむのです。

よく仕事したお気に入りカフェ「FOLK」


朝食


こんな感じで全く日本とは異なる環境で仕事をしていましたが、トラブルがなかったかといえば、そうではありません。

まず滞在初日にいきなり停電が発生しました。オーストラリアはインフラが安定していると思っていたので想定外でした。

家の管理会社に連絡したところ、強風により木が倒れて電線を切断したとのこと。めったに発生しないことのようでいきなり初日に遭遇しました。

ちょうど家でオンライン会議をしていたタイミングだったので、いきなりインターネットが落ちて会議中断となりました。それでも個人用スマホを海外でお得に使えるキャリアに変更しておいたのと、現地の空港でバックアップ用にSIMを購入しておいたおかげで、充電していたラップトップとスマホのテザリングによるインターネット接続で会議を再開し、仕事に大きな支障は出ませんでした。

それ以外は、、、、特に仕事上困ったことはなかったです、はい。家に備え付けのインターネットはスピード十分で、街中で利用するテザリングも5G接続でサクサク動き快適でした。


ワーケーションのWork部分はこのような感じですが、当然Vacationの部分も仕事の合間を縫って満喫しました。そのいくつかをご紹介しましょう。

まずは日課の早朝散歩でよく行った歩いて1分のビーチ。

なんとビーチ全体がドッグランです。向こうは日本のようなトイプードルなど小型犬を飼う家庭は少なく、大型犬がバシャバシャと臆せず海に入っていき遊ぶ光景が日常の風景です。

フラットから歩いて1分のビーチ


食事でよくお世話になったオイスターバー

毎週水曜17時からはオイスターが1豪ドルでたべられるサービスアワーがあります。水曜は早めに仕事を切り上げてコロナビールとともに地元名産のオイスターを堪能しました。

(写真)地元で有名なオイスターバー


食後のデザートにはジェラート

小さい街なのにけっこうたくさんあるジェラート屋さん。把握しているだけでも3件あり、私はこちらのお店のパッションフルーツとピスタチオフレーバーが好み。

ジェラート屋さん


唯一と言ってもいい観光施設「見晴らしのいい灯台」

バイロンベイはきれいなビーチと街そのものが観光の対象で、観光施設といえば、この灯台くらいしかありません。必然的にこの街に滞在するとみんな一度は行くことになります。

見晴らしがよく、複数のビーチを一望できます。

灯台


灯台からのながめ


夕方のメインビーチ

夕方にはミュージシャンが演奏を開始。みんな集中して聞くわけでもなく、ビール片手に仲間や家族と思い思いに過ごす。ゆっくりと陽が落ちていくなか心地いい音楽と笑い声が満ち溢れる、至福の空間でした。特に金曜日の夕方の雰囲気は格別。

夕方には毎日ミュージシャンが演奏。


こんな形で満足しっぱなしで、ワークライフバランスの究極ともいえる、とても貴重な経験ができた海外ワーケーションでした。行かせてくれた会社といろいろと業務調整に協力してくれたニュートンの仲間に感謝です。

改めて海外ワーケーションは、新しい刺激がたくさんあり、仕事もはかどり、自分自身にとって宝物のような思い出となりました。

こんな自由な働き方が選択できるニュートン。

あなたもニュートンの仲間になって、新しい刺激や成長の機会を手に入れてみませんか?

ニュートン・コンサルティング株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
25 いいね!
25 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

Ryo Uchimiさんにいいねを伝えよう
Ryo Uchimiさんや会社があなたに興味を持つかも