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コンサル志望者にとって、戦略/総合系のコンサルティングファームよりも、リスクコンサルティングファームが面白い3つの根拠を解説します

【プロフィール】
坂口 貴紀  シニアコンサルタント
大学卒業後、大手教育グループ会社商品企画部門にて新規事業として人材育成プログラムの企画、開発等を担当。同社倒産を経験し、人材育成ベンチャー企業立ち上げに参画。マネジメントを4年経験した後、大手人材派遣会社にて法人営業(新規営業部門首都圏約600人中1位の実績あり)。ニュートン・コンサルティング入社後、BCP策定・見直し・訓練、ERM構築・運用・評価、内部統制調査・評価、内部監査代行などのプロジェクトの実績がある。


初めまして。ニュートン・コンサルティングの坂口 貴紀と申します。BCP、BCMの事業責任者、ジャパンリスクマネジメント事業部の事業部長として、日々コンサルティングの現場にも出ながら、マネジメントや戦略策定の業務に従事しています。

今回は、ニュートン・コンサルティングの魅力を3つの観点からご紹介します。リスクマネジメントに興味がある方はもちろん、戦略/総合系のコンサルティングファームを志望している方もぜひお読みください!

リスクマネジメントに特化して15年。世界で盛り上がりを見せる領域での強み。

1つ目の魅力は、リスクマネジメントという分野自体における面白さです。リスクマネジメントは今後必ず盛り上がってくる市場です。

背景として、世界的な潮流としてのサステナビリティへの注目度の高まりが挙げられます。現在では、各国の政府や企業は、人権、ジェンダー平等、気候変動など様々な分野において、地球環境を持続的に守るための取り組みに注力しなければなりません。2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能なよりよい世界を実現するために2030年までに達成すべき17のゴールを掲げています。また、金融安定理事会(FSB)が2015年に設置したTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)は、企業に対し、財務に影響のある気候関連情報を開示することを提言しています。

さらに、多くの投資家が、財務指標だけでなく「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」を考慮するESG投資に注目するようになりました。投資家がサステナビリティに注目し始めたことで、今後は企業の経済活動も段階的に変わっていく可能性が高いでしょう。ESG投資の流れが加速していく中、企業のリスクマネジメント体制も開示して徹底しなければいけなくなる。そんな時代が迫ってきています。

このように、サステナビリティやESG投資の流れが世界的に進んでいる中、リスクマネジメントの注目度が高まっています。リスクマネジメントがダイレクトに企業価値につながっていく、経営課題ど真ん中の領域になってきているのです。
企業経営におけるリスクマネジメントの重要性はどんどん高まっていく一方で、リスクマネジメントは専門性が高く、自社内で知見がないケースが多く見受けられます。そのため、コンサルティングファームにリスクマネジメントの全体設計を依頼する企業が増えていますが、コンサルティング業界においても深い知見を持った専門ファームは少なく、特化して取り組んでいる企業はほとんどない状態といえるでしょう。

ニュートン・コンサルティングは、15年にわたりリスクマネジメントに特化したコンサルティングサービスを提供してきました。ニュートンには多数の企業組織をご支援することで培ってきたノウハウがあり、リスクマネジメントという領域で独自のポジションを確立してきた自負があります。

ニュートン・コンサルティングのコンサルタントは、世界的に注目が集まるリスクマネジメントの領域で活躍でき、さらにニュートン・コンサルティングが15年間リスクマネジメントの専門ファームとして培ってきたコンサルティングノウハウや知見を学ぶことができます。これは、他社のコンサルティングファームにはない強みといえます。


テンプレートではない。企業の経営課題ありきのコンサルティング

2つ目の魅力は、企業の経営課題ありきのコンサルティングができることです。総合系/戦略系のコンサルティングファームでは、リスクコンサルティングは法律上のガイドラインを守るための書類作成に終始してしまうケースも多くみられるようです。一方、ニュートン・コンサルティングのリスクコンサルティングは企業の本質的な事業継続のため、クライアントの経営課題に深く入り込んでいきます。ここが大きな違いです。

コンサルティングには大きく2つの種類があります。
①仕組みありきで取り組むコンサルティング
②経営課題ありきで取り組むコンサルティング

多くのコンサルティングファームは、①の「仕組みありきで取り組むコンサルティング」であるといえます。いわば、コンサルティングのメニュー表があり、適切なコンサルティングメニューを各企業に展開していくイメージです。このようなコンサルティングファームはガイドラインやマニュアルの作成にだけ注力する傾向がありますが、ドキュメント作成をしても実際の運用で活用されなければ、いざという時に行動することはできません。

ニュートン・コンサルティングは、②の「経営課題ありきで取り組むコンサルティング」を行います。リスクマネジメントの本質は経営課題の解決のため、不測の事態が起きた際に取り組むべきことを明確にすることです。また、企業ごとに経営課題が異なるため、リスクマネジメントの体制も企業ごとに変わるべきだと考えています。

このような考えに基づき、我々は会社の課題を特定することから始めます。経営者が何を課題としていて、何をゴールとして、どうあるべきだと考えているかを出発点にします。トップインタビューを通して経営者視点の課題を特定した上で、アンケート設計やヒアリングを通して働いている従業員の声を拾い、課題の解像度を高めていきます。

多数の情報を集め、課題を特定した上で、クライアント企業ごとにカスタマイズされたリスクマネジメントの仕組みを設計していきます。仕組みが導入できたら、運用フェーズに入ります。運用後は改善方法のアドバイザリーまで入り、有事の際に会社として取り組む体制を整備していきます。

このように、テンプレートに頼らず企業の経営課題に寄り添うコンサルティングができるのがニュートン・コンサルティングの特徴であり、魅力です。このようなオーダーメイドのコンサルティングは、コンサルタントの腕が試されます。難しさもありますが、非常にやりがいのある仕事です。


若手から大きな案件のPMを。実力主義な環境で自身を成長させる。

3つ目の魅力は、若手から大規模案件のPMを任せる裁量権の大きさです。まだまだ成長の途上であるニュートン・コンサルティングは、自由闊達な社風が特徴です。個人のやる気を尊重し、若手社員にもどんどん活躍してもらいます。

入社後、まず新卒1年目は様々なプロジェクトにメンバーとして入ってもらいます。約半年間で基礎固めをしていくようなイメージです。なかにはプロジェクトマネジメント(PM)をする領域もあるとは思いますが、基本的には修行期間のような形になるでしょう。

2年目からは、本格的なPMを担当することもあります。まずは小中規模の案件にアサインされることが多い期間ですが、中には1,000万クラスの大型案件のPMをやり遂げたメンバーもいます。
3年目からは、中規模・大型案件のPMが中心となります。そして、部下のマネジメントをしたり、営業としてエースプレイヤーになったり、そのメンバーの特性や嗜好にあわせて関わる領域が変わってきます。様々な成長の機会やキャリアパスを用意しているので、得意領域で存分に力を発揮できるでしょう。

多くの戦略/総合系のコンサルティングファームなどでは、入社後は資料作成などの下積み時代が長いといったお話も耳にします。そうした経験から学べることもありますが、「より早く成長したい」という意欲の強い方は、裁量権の大きい会社のほうが理想を叶えやすいでしょう。ニュートン・コンサルティングでは新卒3年目で大型案件のPMを任せるなど、裁量権が大きいのが魅力です。本人の志向によっては、新規事業に携わることもできます。




本質的な仕事に集中したい方は、ぜひニュートン・コンサルティングへ。

ニュートン・コンサルティングでは、経営課題に寄り添うコンサルティング提案を行います。経営者とディスカッションしながら、経営者が本当に何をしたいのかを引き出し、課題解決を支援するスタンスを重視しています。企業からアウトソースされた仕事をするのではなく、一緒に企業文化を作っていく。そんな「本質的な仕事」に携わりたいという学生の方には、とてもやりがいを感じられる環境です。機会があれば、是非説明会や選考にて当社のメンバーからお話しさせてください!

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