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コンサルティングという事業を創れ。事業創りの当事者であり続ける、ベンチャー✕コンサルティングファームの気概

-マーケットを創り続ける先駆者-

Q)まずはじめに内海さんの自己紹介をお願いします!

ニュートン・コンサルティングで執行役員を務めております、内海 良と申します。日本でプログラマーとSE経験を経て、2004年に渡英し、グループ会社である英国法人NEWTON ITにてSE部門、コールセンター部門、セキュリティコンサルティング部門、営業部門のマネージャーを歴任し、主に欧州を中心にITガバナンス、情報セキュリティ、BCP(事業継続計画)の策定に関わってきました。

2010年よりニュートン・コンサルティングに参画し、民間企業の支援だけでなく、官公庁支援事業部、ITガバナンス・セキュリティ事業部の立ち上げを行うなど、様々な事業創りに関わって現在に至ります。

-千差万別の顧客課題に向き合うからこそ、ゼロイチが求められる-

Q)リスクマネジメント・コンサルティングとはどのようなビジネスなのでしょうか。

当社が専門とするリスクマネジメントは非常にニッチな領域ではありますが、実はあらゆる業種、業態の企業で必要不可欠なものです。リスクマネジメントとは、企業成長に伴うリスクを組織的に管理し、損失の回避や低減を図ることで目標達成を最短で実現するための取り組みといえるでしょう。コンサルティングはよく「企業の医者」と例えられますが、リスクマネジメント・コンサルティングは症状が現れてから治療を行う対症療法のようなものではなく、症状を未然に予測し、発症を未然に防ぐことが求められます。
リスクマネジメント自体は特段目新しい取り組みではないにも関わらず、ベストプラクティスも世の中のスタンダードも確立されていません。まさに、マーケットにおける「リスクマネジメントとは?」を定義し、開拓していける余地があります。当社は、リスクマネジメント領域におけるマーケットリーダーとして、リスクマネジメントの本質を定義し、普及していく。いわば、マーケットを創っている自負があります。

Q)マーケットリーダーとしての市場創りに内海さんは具体的にはどのように携わってきたのでしょうか。

業務の複雑化や企業を取り巻く市場環境の変化に伴い、起こりうるリスクも変化していきます。昨今では、VUCA(ブーカ:Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字による造語)の時代とも言われていますが、将来を予測することが困難な状況下で、変わりゆく市場環境に対応していくためのサービス開発、改善を絶えず行っています。

例えば、2011年の東日本大震災が起きた頃、当社ではすでに、BCP(事業継続計画)ビジネスを展開していました。震災後に官公庁がBCP対策を始めたのを皮切りに、民間企業においてもBCPニーズが高まったため、東京都からの依頼で「東京都BCP策定支援事業」を支援し、中小企業数百社のBCP策定に関わってきました。

官公庁や民間企業向けのBCPビジネスが軌道に乗ってくると、次はサイバーセキュリティ分野のニーズの高まりが予想されました。そこで、ロンドンでの経験を活かして、セキュリティコンサルティング領域に参入。現在は、当社の中核事業になっています。

Q)ニッチな分野での事業創りは難易度が高いと思いますが、その過程で苦労されたことはありますか。

セキュリティコンサルティング事業は競合他社が多いので、事業立ち上げ当初は売上が伸び悩みましたね。とはいえ、当社のセキュリティコンサルティング事業が世間から認知されていない中でも、当社にお問い合わせをくださるお客様もいらっしゃいました。そうしたお問い合わせに対しては自ら商談とサービス納品後のフォローまで全て担当し、1社1社のお客様の満足を全力で支援していくことで、ニュートンファンを増やしていきました。



-リスクマネジメント・コンサルティングという業界を切り開いていく立場-

Q)リスクマネジメントの考え方が浸透していない会社も多いと思います。実際には、どれほど浸透している考え方なのでしょうか。

実は大手企業を中心に、どの会社もリスクマネジメント自体は大なり小なり行われています。ただし、企業のビジネス目標を達成するために、リスクマネジメントを正しく且つ効果的に行っている企業はそれほど多くはありません。

正しいリスクマネジメントを行うことによって、防げるインシデントや損失が存在します。このようなリスクマネジメントによるメリットは売上のように目には見えないですが、価値としては非常に大きいです。そのような目に見えない価値を可視化し、その重要性を世の中に広めていきたいですね。

リスクマネジメントの価値を浸透させていくうえで欠かせないのは、経営者の理解です。多くの場合、経営者は頭の中で無意識的にリスクマネジメントを行っています。ニュートン・コンサルティングは、経営者が無意識に行うリスクマネジメントに対する考え方を紐解き、経営と現場が一枚岩となってリスクマネジメントに向き合えるような支援を行っていきます。それが結果的に、企業の健全な成長につながると考えています。

Q)そのような背景も踏まえると、リスクマネジメント・コンサルティングの介在価値は大きいですね!

非常に大きいと思います。リスクマネジメントの効果は目に見えにくいものであるがゆえに、マーケットからの認知は高くないのが現状です。しかしながら、5年後、10年後にはビジネスはもちろん、ビジネス以外でも、あらゆる目標を達成する上で必須のツールとして定着し、今以上に価値のある取り組みとして認知されると信じています。私たちはリスクマネジメント・コンサルティングの先駆者として、そのような社会を創っていきます。

-新卒学生に求めているのは会社を創り上げる気概と素直さ-

Q)貴社が新卒採用を大事にしている理由は何でしょうか。

リスクマネジメント・コンサルティングというビジネスはもちろん、当社もまだまだ発展途上の会社です。そのような意味ではスタートアップやベンチャー企業に近いですが、新たな仲間を採用し、しっかり教育していくことで会社を一緒に創り上げていきたいと思っているからです。

Q)新卒採用で求める学生はどんな方ですか。

当社が採用コンセプトに掲げているのは、「コンサルティングという事業を創る」ということ。
この「創る」という言葉にワクワクする方と一緒に働きたいです。発展途上の会社だからこそ、自分自身の創意工夫が試されたり、新たな仕組みづくりに関われたりする環境です。また、リスクマネジメントの価値を一緒に創造し、伝えていく仕事なので、業界を切り拓いていくことにワクワクする方にも、ぜひお会いしたいです。

Q)会社を一緒に創っていく、業界を切り拓いていく方を求めていらっしゃるのですね!

コンサル業界を志望する皆さんの中には、コンサルティングファームを「スキルを身に付けるための場所」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、コンサルティングの仕事では多くのスキルが身に付きます。しかしながら、コンサルティングファームをビジネスの学校のように捉え、「基礎を学んだら卒業」というのはちょっと残念ですね。ニュートン・コンサルティングは、ともに切磋琢磨しながら、会社や事業を創造していける仲間を探しています。

Q)コンサルティングの仕事は高度なスキルが求められるイメージですが、最も大事な資質は何でしょうか。

一番必要な資質は、「素直さ」だと考えています。私たちが考える「素直さ」とは、「事実を事実として受け止める姿勢」のことです。コンサルティングの仕事では、社内外の意見に対して偏見や固定概念、自身のプライドを取っ払い、事実ベースで物事を判断することが非常に重要です。

また、「コンサルタント=企業の医者」と捉えたときに、自分が関わるビジネス分野について常に学び続ける姿勢が求められます。コンサルタントといっても、知識や経験が豊富なクライアントに出会うこともあります。だからこそ、謙虚な姿勢で、クライアントの声に耳を傾け、私たちコンサルタントが介在することでクライアントの課題解決に立ち向かっていく必要があります。

Q)最後に未来の仲間へメッセージをお願いします!

コンサルティングに興味がある方は多いですが、リスクマネジメントについてご存知の方は少ないと思います。発展途上の領域ゆえの難しさはありますが、その分、可能性も大きいのが魅力です。高い意欲をもって仕事を楽しめる人と一緒に働けたら嬉しいです。

当社が大切にしている経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)に共感いただける皆さんとの出会いを、楽しみにしています!

ニュートン・コンサルティング株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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