渡航経験 : オーストラリア(メルボルン、シドニー、ブリスベン、ゴールドコースト)、ニュージーランド、カナダ、アメリカ(グアム、サイパン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ラスベガス、ポートランド)、メキシコ、イタリア、マレーシア、シンガポール、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン(セブ、マニラ、ボラカイ、エルニド)
留学先 : オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、フィリピン
趣味 : ピアノ、読書、料理
おススメな場所 : フィリピンのボラカイ島は天国です。
好きな英単語 : Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.
どんな海外経験がありますか?
16歳の時のオーストラリア留学から始まり、ニュージーランド留学、カナダ留学、アメリカ縦断一人旅、ポートランド親子ホームステイ、フィリピン親子留学などを経験してきました。
フィリピンには4年間の教育移住をし、モンテッソーリ教育の現地私立幼稚園・小学校に子供2人を通わせながら、セブの語学学校勤務を経て、現地で新しい語学学校の設立と運営に携わった経験があります。
何でもかんでも完璧主義の日本では、間違いが許されない空気があります。 もちろん完璧なサービスを受ける分には最高なのですが、逆にいうと自分もあらゆることで完璧を求められることになります。それが子育てになると、とにかく苦しいです。
なぜなら完璧な育児なんてありえないからです。
セブに4年間ほど親子で移住をして、他の誰でもない私自身が、そんな日本式の思考に支配されていたということに気づきました。フィリピン人は他人の間違いや失敗に寛容です。
もちろんインフラサービス等について言えば不便な点は多々ありますが、逆にそのゆるさが楽な時もあります。私の場合、自分に甘く他人にも甘いフィリピン人を参考にしてみたら、育児がめっきり楽になりました。
フィリピン人はみんな子どもが大好き。
友人知人はもちろん、近所に住んでる人や街で偶然出会った人など、赤の他人がまるで自分のことのように積極的に手を差し伸べて育児に協力してくれます。日本では子連れの外出はとっても大変ですが、セブではむしろ子連れの方が外出しやすく感じるほどです。電車に乗るなり「子連れは迷惑だから降りろ」と初対面のおじさんから怒鳴られるという日本の子連れ地獄を味わってきた私にとって、セブはまさに子連れ天国でした。不完全な自分も、まだ未熟な我が子も、さらには完璧ではない自分の育児も含めて、まるでありのままの自分を肯定されているような安心感があります。
孤独育児でノイローゼになりそうだった私にとって、フィリピン人の優しさは、心の中の氷のような古い常識を全て溶かしてしまうくらい温かく、嬉しかったです。
あなたにとって留学とは?
留学って、言語の学習だけじゃなく、異国の様々な価値観も学べて、あらゆる環境に適応する柔軟性や思考力も磨ける最高の経験だと思うんです。
日本を出たことがない人にとっては、日本のあらゆるモノ・コトがスタンダードです。
それはつまり、日本の世界トップレベルの利便性(商品・サービスの品質、時間の正確さ等)が当たり前であり、その完璧さが常識であり、単一言語・単一民族であるがゆえに「みんなの常識」を外れてはいけないという価値観になってしまいがちです。
例えば、公衆トイレにトイレットペーパーが付いているのは当たり前で、紙がないと怒る人がいたり。
電車が1分遅延しただけで謝罪の構内アナウンスが流れ、それにさえ文句を言う人がいたり。公共の場で幼い子供が騒ぐと苦情をもらうと共に「しつけが出来ていない親」という烙印を押されたりします。
日本の外に出てみると、決してそれらは当たり前ではなく、「日本の常識なんてちっぽけな井戸の中の価値観」だということがわかります。
私自身、フィリピンに移住して、「雨風しのげる家があって、3食ご飯が食べられるっていうだけで、なんて幸せなことなんだぁ~!」と痛感しました。それと同時に、あらゆることに感謝の気持ちが溢れてきました。世界にはいろいろな価値観があるということがわかり、様々な視点で物事を見れるようになると、視野がグッと広がります。幼少期から親子留学を通して視野を広げることは、子どもの将来的な可能性を広げることにも繋がるのです。
留学される方へ伝えていること
教育は子どもへの最高のプレゼント、留学は自分自身や子どもの将来の可能性への大きな投資です。単独留学だけでなく親子留学、教育移住の経験から、留学の素晴らしさをたくさんの方にお伝えしていきたいと思っています!