弊社の「採用現場から」にお越し頂きありがとうございます。「採用現場から」では、就職・採用活動、能力開発やその支援に関する情報を発信していきたいと考えています。
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仕事は結果なのかプロセスなのか
仕事に関するさまざまな議論の中に「結果重視」あるいは「プロセス重視」といった論点があります。「プロなのだから、努力して当たり前、結果がすべて」という考え方もあれば、「結果は時の運次第。人事を尽くして天命を待つ、と言えるだけのプロセスこそが大切」といった話も耳にします。これらは、異なる話をしているようですが、どちらにも通じることもあります。
結果を重視するのか、プロセスを重視するのか、という見方をすると、先の2つのことは、全く違う立場をとっているようにも思われますが、「仕事に対する姿勢」という観点からは、どちらも、仕事に対して、非常に前向きに積極的に取り組んでいるという意味で、共通しています。結果もプロセスもどちらも大事です。
「仕事に対する姿勢」が大切
この「仕事に対する姿勢」が大切だと考えています。この姿勢によって、能力も、プロセスも、結果も、変わってくるといっても過言ではありません。
身体の姿勢が良い人は、見ていて気持ちがいいものですが、仕事の姿勢が良い人も、一緒に仕事をすると、とても気持ちがいいです。その人の能力、プロセス、結果は、それぞれ非常に大切なことなのですが、仕事に対する姿勢は、その根幹にあたり、更に、仕事で接する人々にも、とても良い影響を与えられる人です。
素直にアドバイスに耳を傾けられるかどうか
身体の姿勢、例えば猫背などにしても、はじめは注意して良い姿勢を意識していたのにもかかわらず、だんだん知らず知らずのうちに猫背になっていたります。仕事の姿勢もそう、仕事を続けていると、その姿勢が悪くなっていっているかもしれません。ときどき、身体の姿勢を正すように、自分の仕事に対する姿勢を正すことができるか、人からのアドバイスや注意を、素直に聞くことができるかどうか、といったことは、その人が成長できるかどうにかかわる、とても重要なことだと思います。