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ネイキッドのオリジナル企画「ヨルモウデ」をプロデュース!

プロデューサー 神崎沙耶香 氏

随時配信しているネイキッド先輩社員インタビュー企画。今回は、イベントなどの企画制作を担うプロデューサーの神崎沙耶香さんにお話を伺いしました。

ネイキッドに入社した経緯を教えてください。

 大学2年生の時にネイキッドで3ヶ月ほどアルバイトを経験させていただき、「卒業したらうちに来なよ」と社員の方から声を掛けていただいたことがきっかけでした。

 就職活動の時期にはテレビ局や音楽系の制作会社、広告代理店、出版社などの就職試験にも挑戦し、最終的にネイキッドに入社しました。

ネイキッドを選んだ決め手は?どんな点に惹かれたのですか。

 就職活動で様々な企業の方とお話しさせていただいたのですが、映像なら映像だけ、音楽なら音楽だけというところが多く、エンターテインメント領域において当時まだまだ幅広いジャンルに興味があったため、チャレンジの幅が狭まってしまうこと、絞ることになってしまうということに懸念を感じていました。

 でも、ネイキッドはもともと映画を作るというところからスタートし、テレビのタイトルバックやMVなどの映像制作をはじめ、そこからモニターという枠から飛び出して、立体的な映像表現としてプロジェクションマッピングやデジタルアートの手法も取り入れるなど、時代の流れに合わせて幅をどんどん広げている会社だと感じました。ここなら枠に囚われずにチャレンジできるのではないかと思い、入社を決めました。また、デリ&レストラン「9STORIES(ナインストーリーズ)」など、食のプロデュースをやっているところも非常に良いなと感じたポイントでしたね。

入社当初は自ら希望して広報・PRの仕事をしていたとか。

 高校時代から自分には所謂アーティストとしての才能はないと感じていました。それではエンターテインメントの世界でどのようなポジションに就くかと考えた時に、“これは素敵だ”と感じたものを文章や写真、SNSなどで「人に伝えること」は得意だったので、生み出したものをどうやって多くの人に届けていくか、どのように世の中に広めていくかというところを作るプロモーションのポジションを希望しました。

 PRチームでは主に自社のブランディング施策として大きい取り組みであった、ネイキッドのクリエイティブIPのアート展におけるPRプランニング・制作進行をメインの業務として行っていました。通年では、社内プロデューサーと連携して数多ある企画の一つ一つに対して、KVやコピーのチェックなどPR視点で企画をどのように最大化していくか、どういうニュースを作るべきかを考えてリリースを作成し、効果検証を行ったりもしていました。その他、toCに向けてファンを作っていくことを目指した自社SNSの立ち上げ・運用など、PRという領域で幅広く学ばせてもらいました。

 ネイキッドでは本人の意気込みとポテンシャルがあれば、若手にも責任あるポジションを任せてくれる文化があります。私自身も、広報&PRチームに所属していた3年間に、

 デジタル×アナログによる新感覚スイーツイベント『SWEETS by NAKED』のプロモーション主担当や、代々木公園前のアートカフェレストラン『TREE by NAKED yoyogipark』店舗立ち上げプロモーション、ネイキッドを代表する「花」を五感で楽しむ体験型アート展『NAKED FLOWERS』など、規模としても大きく会社としても重要なプロジェクトを担当させていただきました。

 その間、経験がなかったことでたくさんの失敗もしましたが、それが今の仕事であるプロデュース業の糧になっているところもあります。失敗を恐れず、いろいろな仕事を経験させてもらえたことは、今考えると非常にありがたかったなと思っています。


▲2016年に表参道ヒルズで開催した新感覚スイーツイベント『SWEETS by NAKED』

▲2017年に代々木公園前にオープンしたアートレストラン『TREE by NAKED yoyogi park』

現在はプロデューサーとしてプロジェクトの企画や事業に携わっているそうですね。

 ネイキッドのファンを増やしたり、会社のブランド力を高めるのに、プロモーションという領域でできることを入社以来たくさん経験してきました。次のステップとして、社内のプロデューサーが作ってきた案件や企画を受けて、ではなく、もっと発起の部分、企画やお仕事そのものを作っていく仕事にチャレンジしたいと思うようになり、入社4年目でプロデュース部門への異動を願い出ました。

 当時、クリエイティブカンパニーとしてさらに成長するためには、クライアントの奥底にある本質課題をきちんとヒアリングする力や、自社の強みを理解して提案する力、もっと世の中に対して仕掛けていく力が必要だとも考えていました。

 それまでは自分は対「クライアント」ではなく、PRポジションとして「世の中や社会」と向き合ってきたことと、ネイキッドのクリエイティブIPを扱うにおいて「自社の強み」についてはしっかりヒアリングと理解をしてきたので、その視点を活かしてチームの一助になれないかという思いがあったのも、プロデューサー職の門をたたいた理由でもあります。

ネイキッドのヒットコンテンツ「ヨルモウデ」は神崎さんのお仕事だそうですね。

 これは豊川青年会議所の方から、日本三大稲荷の一つである豊川稲荷でライトアップを行うことで夜の賑わいを作り、商店街をはじめに通年を通して豊川のまちを活性化していくようなことができないか、とご相談いただいたことがきっかけでした。

 そこで考えたのが「YORU MO-DE(ヨルモウデ)」という企画で、お祭りのような単発イベントではなく、まちに恒常的な集客を生み出していくという狙いで、「狐」をアイコンに豊川稲荷で毎月「夜に詣でる」という参拝スタイルを提案。当時はコロナ禍だったこともあり、安心安全に楽しく参拝ができるような「ニュースタイル夜間参拝」をコンセプトに、ディスタンスが自然に取れるような提灯や、手のひらに映像を投影することで楽しくできる消毒体験など、楽しく安全に参拝するためのアートなコンテンツも人気に一役買いました。

 これが多くの方々にご好評いただき、1年で来場実績延べ8万人を記録し、名古屋の有名な神社である熱田神宮の参拝者数を豊川稲荷が逆転したということがニュースになったり、豊川市長が発表する2021年十大ニュースの一番にヨルモウデを取り上げていただいたりなど、非常に嬉しい反響をたくさんいただきました。本番当日、商店街に見たことのない行列ができたのを見たときは本当に嬉しかったですね。

 多方面からも好評をいただき、全国各地で大きく展開して広げていけると良いのではないかということで、冬には京都の平安神宮での開催も実現。世間的にも注目される企画プロジェクトまで発展したことも、プロデューサーとして大きな成功体験になりました。

▲2021年に愛知県でスタートした常設の参拝企画『豊川稲荷×ネイキッド YORU MO-DE(ヨルモウデ)』

今後の目標について聞かせてください。

 プロデューサーにとっての売上・粗利は、ネイキッドのクリエイティブで世の中や社会に対してどのぐらいの価値を生み出すことができたか、という明確な指標になるものだと思っています。そのため、個人成績として売上・粗利トップを取ることができたのは大きな達成感をもたらしたうれしい出来事でした。

 次の目標は、会社全体としての利益を伸ばすこと。そのために、会社として大中小ある様々なプロジェクトをきちんと責任を持って実行していける体制を作っていくことです。それができれば、これまで以上にクリエイティブで多くの価値を作っていけるのではないかと思っています。

 会社のリーダーポジションとして、これまで経験してきたことを踏まえて、新しく入社する方々と一緒に、一つのプロジェクトを成し遂げていくことや、顧客アカウントを担当している視点から会社の体制や仕組みの改善を促進していくなど、「チームプロデュース力」を強化していくことに力を注いでいきたいと考えています。

では最後に、神崎さんが一緒に働きたい人、ネイキッドで活躍できる人はどんな人だと思いますか。

 ネイキッドのプロデューサーは、単に営業ということではなく、クリエイティブで世の中に「新しい価値」を生み出すことをミッションに、プロジェクトを成功させることに対して最終的な責任を持つポジションになります。人、情報、お金、クリエイティブ(アイディア)、すべてを武器にして、人の行動や心を動かす。それがより大きくなっていくと社会を動かしている、ということになると思うのですが、そこを目指していこうという気概は必要かもしれません。そのため、既存概念に囚われずにクリエイティブがもたらす価値について様々な可能性を感じて動ける人や、社会や世界という広い視野を見て動ける人と一緒に働けたら嬉しいなと思いますね。

 最後までやり遂げる意志や信念を持てるかどうかも大切になってくるので、何かしら自分のなかで信じられるものや軸を持っていて、それがネイキッドのクリエイティブやチームミッションと紐づけて考えられると、会社とも相性が良いと思いますし、活躍しやすいのではないかと思います。

 会社の社風はジャンルもやれることも幅が広く、肩書きに囚われずとても自由なので、言い回しが難しいですが...意味のある我儘を言えるぐらいの人の方が(笑)活躍できるかもしれません。

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