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【インタビュー#6】0から自社プロダクツを開発!n2pエンジニアインタビュー

今回は株式会社NONAME produceが新しくローンチするツールBirdCallについて、開発に携わったメンバーにインタビューをしました。

0からツールを作られていく過程を熱く語ってもらいました!

エンジニアに興味のある方必見です!

【プロフィール】

岩本 空竜

職種:フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア

エンジニア歴:1年と10ヶ月

主な仕事:システム開発、運用、サーバ構築、管理、運用、コンテンツマーケティングの進行管理、戦略立案

プロジェクトでの役割:

プロダクトマネージャー / バックエンドエンジニア / フロントエンドエンジニア

  • 開発の要件定義と進行管理(開発体制、開発言語、開発ルール、スケジュール管理、システムの可視化など)
  • フロントエンド、バックエンド開発
  • インフラ構築、管理
  • 外部エンジニアのアサインと管理

竹林 諒

職種:ディレクター

エンジニア歴:2年半

主な仕事:SNSキャンペーン全般ディレクション 部門の統括

今回のプロジェクトでの役割:仕様の設計、コンセプト設計、開発全体のディレクション


BirdCallの機能

–本日は新しいツールのBirdCallについてインタビューしていきたいと思います。

バードコールにはどんな機能があるんですか?

竹林:フォロワー管理ツールというのがいいんですかね。

岩本:フォロワー管理ツール兼MAツールのようなイメージですね。

竹林:そうですね。一般的に自分のアカウントの分析が主な機能になってるツールが多いです。しかし、今回n2pが作ったものはフォロワーの行動を管理する機能がメインです。具体的には、企業Xのアカウントをバードコールにつなげたとして。フォロワーAがRTしたらその情報が管理画面で見れます。加えて同じ人がその前日にいいねをしていたらその情報も管理画面で見れるようになっています。このように、フォロワーの行動を分析して色々なことができる設計になっています。


他社との違い

–BIrdCallの他社にはない強みはなんですか?

岩本:3つあって

・フォロワー全体というよりかはフォロワー個別の分析ができる

・Twitterでセグメント配信ができる

・マイレージ機能のあるサイトとの連携ができる

というところです。


–1つ目は具体的にはどういうことなのでしょうか

竹林:各フォロワーがなんのキャンペーンに参加したのか、どんな興味関心があるのかなどの属性が取れるということです。インスタントウィンが商品Yを紹介するものだとしたら、それに参加したAさんはその商品を買ってくれたユーザーという風に認識できます。ではそのユーザーは今までRTやいいねしてくれたのかなど、そのユーザーがファンになり得るのかというところまで分析することができます。


–2つ目はどういった機能なのでしょうか

岩本:ユーザーを年齢、住まい、キャンペーンに対するアクションなどにセグメント化して配信することができるという機能です。


–3つ目はどういう機能なのでしょうか

竹林:管理機能とは別に、RTやいいねでユーザーにマイレージが貯まるキャンペーンサイトを作ることでより強固なマーケティングができるようになるという機能です。

岩本:マイレージ付与でユーザーの囲い込みができるんですよね。

竹林:そうなんですよ。具体的に説明すると、ユーザーがTwitterアカウントでキャンペーンサイトにログインすると、自分のマイレージが出てきます。このマイレージを使うことで、自分の好きな商品に応募したりクーポンの発行ができるようになります。

マイレージを貯める方法は、指定の投稿をRT、お店のQRコードでアクセス、クチコミ投稿で指定のハッシュタグをつけて投稿などがあります。


–マイレージ機能の魅力はどういった部分にあるんですか?

竹林:今までTwitter上でわからなかったユーザー属性が取れるというところです。ユーザーがキャンペーンに応募する際に年齢、性別、居住地などの質問に回答することで、今までわからなかったユーザーの属性が分かります。そして、このキャンペーンサイトを先程の標準機能のセグメント配信と併用することで、より細かいマーケティングが可能になります。


–具体的にどんなことができるようになるんでしょうか

竹林:例えばXレストランというキッチンカーで色々なところに行くレストランが、新宿に行った際に、キャンペーンに参加してくれた人にクーポンを配るということがTwitterでできるようになります。


–今までTwitterではできなかったんですか?

竹林:今までTwitterはユーザーの情報があやふやでなかなかできなかったのですが、それを可能にしたのがこのシステムです。


BirdCallを一言で

–少し難しいかもしれないのですが、ズバリ、BirdCallを一言で表すと?

竹林:キャンペーン統合ツールですね。これは少しユーザー目線というかこちら目線にはなってしまうかもしれません。今までキャンペーンは単発で効果測定をしていたのですが、このツールを導入することで全て繋がりで効果を測定することができるので、次のキャンペーンを打ち出すときに施策を立てやすくすることができます。

岩本:PDCAを回して、フォロワーの興味関心が取れるようになるとファンマーケティングツールとも言えるようになるかもしれません。

竹林:そうですね。ファンになってくれた方がどんな行動をとっているのか、どんな興味関心があるのか、どんなキャンペーンから入ってくるのかを分析できるとファンマーケティングツールになりますね。


きっかけ

–どうしてBirdCallを作ろうと思ったのですか?

竹林:Twitterでインサイドセールスをオートメーションしたり、ユーザーをセグメント化するものがないから作ってみたら面白いのではないかという発想から始まりました。

以前、n2pの経営企画でインサイドセールスをしないといけないのではないかとなりました。そこでMAツールを色々調べました。リード顧客に対してアプローチをする際に今まで頭で考えていたユーザーの属性ごとのメール配信や配信スパンなどを機械がやってくれる時代だがTwitterでそのようなことができるツールがなかなかなかったので作ってみようということになりました。

しかし、作っていくうちにマーケティングの自動化に力を入れるよりキャンペーンの効果を最大化するためにフォロワー各個人を分析できるツールの方がいいのではないかと思い、そちらの方向性になりました。


–どうして当初と現在で方向性を変えたのでしょうか?

竹林:TwitterでMAする人があまりいませんでした。つまり需要がそこまでなかったので、キャンペーンの効果を出すための分析ができる方が需要がありそうだったので変えました。


–開発はどのようなスケジュールで行われたのでしょうか?

竹林:2022年4月にこの話が出てきて、弊社の次の武器になりそうだねと話していました。するとこのツールが使えそうな案件が来て紹介してみたところ受注になったのですぐに取り掛かることになりました。そこで2022年7月までに作り切ることを目標に開発を進めました。

岩本:最初にシステムの要件定義を6月中旬にしました。そこから設計を考えて実際に6月半ばから開発がスタート。そこから3ヶ月かけて9月中旬に完成させました。


–何を目指してBirdCallを開発しましたか?

竹林:キャンペーンで効果を出すためのツールを目指しています。これからローンチしてまた情報を集めて、うちのキャンペーン事業自体のレベルをあげられるようなツールにしたいと考えています。そのために今まで出せなかったような分析結果をキャンペーンのレポートとして出せるようになるのがひとまずのゴールです。


–今回のプロジェクトで苦労したことはなんでしょうか?

岩本:竹林さんと何度も会議をしてマイレージのシステムをメインで売り出すのかオプションとしてつけていくのかを話し合ったり、MA寄りにしていくのかを話し合うのが大変でした。

竹林:本当にたくさん話し合いましたね。走り出しが、こういうツールができたら便利だよねというところだったので、どんな人を助けるために作るとかのゴールが設定されていなかったのでとても迷いました。


–今回のプロジェクトで工夫したことはありますか?

岩本:経験を生かしてニーズを考えたことです。今までのキャンペーンのノウハウを生かして、クライアントがどんな課題があるのかとか今あるツールでできないことを把握していたからこそ、あると便利な機能を考えて新しいツールを作り出すことができました。これは長年キャンペーン事業をしてきたn2pの強みだと思います。


–楽しかったことはなんですか?

竹林:どんな仕様を作るか考えている時です。

岩本:どういう機能を入れるかってとこですよね。そこはやっぱ想像が膨らんで楽しかったですね。

竹林:あの時が1番楽しかったってみんな言ってたよね。

岩本:個人的には、競合との差別化と自分たちの売り出しポイントを考えるのもとても楽しかったですね。


インタビューは、以上です!竹林さん、岩本さんありがとうございました!

読者の皆さんで気になった方はぜひBirdCallを使ってみてください!

株式会社NONAME produceでは一緒に働くエンジニアを募集しています。

弊社では今回の記事のような規模の大きなプロジェクトにエンジニアが大きく関わることができます。

皆様からのご応募お待ちしております。

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