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取締役/COO 清水、産休から職場復帰のご報告

こんにちは。N2i の広報担当です。

以前こちらで、出産を控えた取締役/COO は清水のインタビューをお届けしました。

補いながらチームを作る。これまでの働き方ができなくても、誰もがチャレンジできる社会をつくりたい | N2i Blog
こんにちは。N2i の広報担当です。 N2i が9月に発表した役員人事、皆さんもうご覧いただけましたか? この度、取締役/COOに就任した清水にその意気込みなど聞いてきましたので、今回のブログでは、その内容をご紹介したいと思います。後半、ちょっと熱の入ってしまった広報担当...。その理由は?ぜひ最後までお楽しみくださいね! ...
https://www.wantedly.com/companies/n2i/post_articles/282444

今回、無事に出産を終えた清水が、復職にあたり今後チャレンジしたいことなどを寄せてくれたので、こちらにお届けします。

産後の働き方は、100人いれば100通りあるかと思います。「挑戦せずに後悔するより、挑戦して後悔」「失敗は貴重な経験」という清水の想いが、チャレンジしたい方の少しでも応援になれば幸いです。

N2i 初の産休&復職。4月に復職しました!

株式会社N2i で取締役/COOをしています清水です。昨年末より産休に入り、1月末に無事出産を終え、4月に復職しました。現在は、日に数時間ずつ稼働しています。

1月末の出産で4月に復職というと、皆さん驚かれるかもしれません。誤解のないよう申し添えますが、N2iの育児休業期間は法定通りとなっており、お子さんが1歳(特別な事情がある場合には2歳)に達するまでの間、育児休業を取得することができます。それゆえ、今回の記事では、なぜ私がこんなに早く復職をしたかをご説明したいと思います。

なぜ、こんなに早く復職したのか。

産後の日々は分からない事だらけですが、子どもと過ごす時間はかけがえのない大切なものだと感じています。そんな私が産後2カ月で復職した理由は主に4つあります。

① N2iが掲げるミッション「誰もがチャレンジできる世界を創る」を体現したかった

私は自他共に認める仕事大好き人間です(笑)。仕事を通じて挑戦したいことは山のようにあり、これらを諦めることはどうしてもしたくありませんでした。また、子どもがいても挑戦を続けることで、N2iのミッションである「誰もがチャレンジできる世界を創る」を体現したいと思いました。

② 体調の回復が順調だった

昔から産後には、産後の肥立ち、産褥期と呼ばれる期間があり、無理は厳禁とされています。

ありがたいことに私は体調の回復が早く、早々に安定した生活を送ることができました。もし体調の回復が遅ければ、このような挑戦は難しかったと思います。

③ N2iに早期復職が可能な環境が整っていた

奇しくもコロナ禍で、N2i は昨年の4月よりリモートワークを取り入れていました。そのため、自宅で子どもの世話をしながら仕事をするということが可能な環境ができていました。

また、N2iでは、有給休暇を1時間単位で取得することが可能です。今現在は1日数時間の短時間勤務をしている私ですが、子どもを保育園に預けていざ本格的に復帰をすることになる際も、柔軟に働ける環境があることも大きな理由のひとつです。

④ プライベートも早期復職が可能な環境が整っていた

復職したいと相談したときに、「まずはやってみたら」と背中を押してサポートしてくれている夫の存在や、近くに住む義実家の協力など、多くのサポートをもらえていることも、復職を可能にした大きな要因です。

復職にあたって不安だったこと。

前述の通り、環境に恵まれ早期の復職を決意することができました。しかし、不安が全くなかったわけではありません。むしろ多くの不安があり、復職することをかなり悩みました。私が感じていた不安は主に2点に集約できます。

① 本当に仕事と子育ての両立ができるのか

自分でいうのも何ですが、私はかなりのマルチタスク人間です。N2i の中では自分が一番マルチタスクが得意だと思っていますし、社外を見ても、マルチタスクにおいては負けないと自負しています。

それでも、子育ては全く経験したことがない未知の領域です。N2iも子どもと同様、凄まじいスピードで変化し成長しています。さらに、自分は取締役/COOという責任のあるポジションにあります。仕事と子育ての両立にはかなりの不安がありました。

② 子どもにどのような影響があるのか

前述の不安に関連しますが、私が早期に復職することで子どもの愛着形成などに影響が出ないか、本当に悩みました。子どもに話かける時間が十分に取れるのか、何よりも大好きな可愛い子どもに寂しい思いをさせてしまうのではないか。実際に子育てを始めて、こういった不安をさらに強く感じました。

どうやって不安を解消したか

正直なところ、今でも不安は消えていません。それでも復職しようと決意したのは、大学時代の時のある経験が影響しています。

私の通っていた大学には、大学祭実行委員というものがありました。1・2年が委員に参加しますが、主体として動くのは2年生であり、1年の大学祭の後に2年目も続行するかどうかを決めることができます。私は大学祭実行委員の取り組みにとてもやりがいを感じていましたが、学業とアルバイトとの両立を鑑みて続行しないことを決意しました。結果として、挑戦しなかったことをずっと後悔することになりました。

この経験から、挑戦せずに後悔するより、挑戦して後悔しようと決めました。その後の人生において、何度も挑戦しては実際に信じられない数の失敗をしましたが、挑戦したこと自体を後悔したことは一度もありません。むしろ失敗は貴重な経験だったと思っています。

現在の私は、「挑戦?するでしょ!」というくらい、恵まれた環境にあります。自宅で子どもを見ながら、リモートで1日数時間ずつ働くことができる会社の環境、私の挑戦を支えてくれる家族の存在。経験したことがなく手探りな状態だからこそ、始めから無理と決めるのではなく、まずは挑戦しようと決意することができました。

今後について

今のところはとても順調に仕事と子育てを両立できています。今後、子どもが成長していく中で様々な課題にぶち当たると思いますが、その都度、代表の篭橋や家族と相談し、進めていきたいと考えています。そして、子どもには誰にも負けない愛情を注いでいこうと決めています。

産休に入る前は、コーポレート業務とセールスチームに所属していましたが、N2i のセールスチームがこの数カ月でとても強いチームになったので、私は一旦セールスから離れ、コーポレート業務と新規事業に集中することになりました。仕事と子育ての両立から得た私の経験を仕事に還元する良い機会と感じています。

今後取り組んで行きたいことをまとめます。

① キャリアと子育てを両立し、どちらも大事にしたいママ向けのサービスを立ち上げる

新規事業として構想中なのが、仕事と子育てのどちらも大事にしているママ向けのサービスです。出産を機にキャリアを諦めなければいけない女性や、様々な理由で産後すぐに働く必要のある女性がいると思います。産後すぐに復職し、子育てと会社役員を両立しようとしている私の経験をもとに、そのような女性をサポートできるサービスを開発していきます。これによって、会社のミッションである「誰もがチャレンジできる世界を創る」を実現します。

② N2iの人事制度をアップデートする

N2iは、次の5月で丸4年、現在5期目のまだまだ駆け出しのスタートアップで、人事制度が十分に整っているとは言えないのが実情です。私の経験をもとに人事制度をどんどんアップデートし、メンバーが働きやすい環境を整えていきます。

不安を感じながら復職した私ですが、現在はとても充実した日々を送っています。取り巻く環境に感謝をしつつ、自分の経験を活かして、社内外に良い影響を出せるように奮闘していきます!

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