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歩いた跡にこそ、道は拓ける――伴走型支援の付加価値とは

こんにちは、マイプロダクト代表取締役の、小山 (こやま) です。社員たちからは、翔 (しょう) さんと呼ばれることが多いでしょうか。

僕らは、大手からスタートアップまで、幅広い企業と新規事業の創出に取り組む、ビジネスデザインの会社です。また、地域コミュニティを大切に、自治体 / 事業者と関係人口の創出やファンづくりに取り組んでいます。

創業から少し時間が経ち、当時を振り返りながら、少しずつ会社の考えていること、これから目指す姿を外部にカジュアルに発信していきたく、筆を取りました。もし良かったら是非、お付き合いくださいね。

今日は、僕らの「仕事観」について、です。

無数の「変数」との向き合い方

僕たちは、未知の領域に踏み出す企業 / 自治体を伴走型で支援する中で、対価を得ています。決して、分かり易いビジネスではありません。が、一つの側面として、如何に「無数の変数を、有数にする」のか、とも言えます。

それは例えば、先細る本業に対して、「新たな事業として、何を創るのか」のような、答えのない問いに向き合うことです。多様なフレームワークは存在しますが、不思議と議論は発散します。こうした議論を丁寧に、でも、本質的に畳み込むのが、僕らの仕事です。

仕事では、チームで多くの時間を掛けてこの「畳み方」を議論します。相手の立場に立って、第三者の目線で、理性と感情に訴えながら、あるべき答えを創っていきます。

一歩を踏み出す尊さ、そして

ある老舗企業をご支援したときのこと、新規事業を必要とする危機感の一方で、いざ取り組む段階になると、なぜか前に進めなくなりました。頭では分かっていても、何からどう動いたら良いのか、終始クライアントを悩ませていました。それは、お互いにとって辛い時間ではありましたが、その間、僕たちが提供し続けたのは、タスクの分解と、日次の進捗確認だけでした。

きれいなアウトプットや、「こうすべきだ」という意見は、出しませんでした。

少し変化が見られたのは、ひと月ほどした時のこと。幅広く関係者と議論し、考えに考え抜いたキャッチフレーズが、担当者の口からふわりと出てきました。立て続けに、外部のコンテストでの入賞、PoCの合意と、あとは小さな成功の連続...。

歩いた跡にこそ、道は拓ける

仕事でも、プライベートでも、時に未知の領域に踏み出す必要に迫られます。整った道はなく、360°の荒野があるだけです。

故に、最初の一歩を踏み出すこと、そして、結果が出るまで試行錯誤しつつ、歩き続けること、が大切になってきます。この道のりを伴走し、クライアントが自ら答えを導き出すのを支えることが、最大の付加価値だと、そう思っています。

気付いた頃に、ふと後ろを振り返ると道が拓けている、そんな仕事を積み上げていきたいですね。

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