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なにをやっているのか

自社技術の実証工場を2014年に立ち上げました。この工場をマザー工場に世界に向けて技術を発信します。
例えば、こんなシーンで技術開発を行っています。(飛行機で考えると・・・)
----------------------------------------------------------------  100年以上変わっていない化学産業を変革したい ---------------------------------------------------------------- 数十年以上前から世界中の研究室で開発が進められながらも、制御の難しさにより「産業利用は不可能」と言われてきたマイクロ波。 わたしたちは、この電子レンジにも使われている「マイクロ波」の技術の産業利用に世界で初めて成功。 材料開発を分子レベルでデザインすることで、次世代製品のものづくりを支える 技術開発型ベンチャー企業です。  自動車、電子機器などの最先端分野における「新素材の開発」のみならず、日用消費財分野についても「高収益化」を実現するプラットフォーム技術を独自開発しました。さまざまな分野に素材を提供する化学メーカーと、合弁事業やライセンス事業を展開しています。 また、当社のコアバリューは、電磁気学・化学・機械工学など、さまざまな領域におけるマイクロ波の専門家からなる開発チームに加え、ラボから実証・生産工場まで 備えたソフト・ハード両面の開発インフラ。 製品の特性に応じて、「最適な反応系の構築」「ハイブリッド触媒」「スケールアップ」「制御システム」を設計す るプラットフォーム技術により、「新素材の開発」「高収益化」を実現します。  最近では、大手化学メーカーとの共同開発に加え、JAXAとも共同開発をスタート。月や火星の地下にある水氷から水を取り出す為の技術を共同開発しています。  化学産業は、さまざまな分野へ原料を提供し、日本経済の発展を支えてきました。  しかしながら、製造工程は100年以上変わっておらず、今もなおエネルギーを大量消費する重厚長大型の工場が主流です。   わたしたちは、マイクロ波化学プロセスを世界に普及することで、未来のものづくりの姿を変革していきます。 -----------------------  事 業 概 要 ----------------------- 1. マイクロ波化学プロセスの研究開発及びエンジニアリング 2. マイクロ波化学プロセスを活用した製品製造における合弁事業、ライセンス事業 3. マイクロ波化学プロセスを活用した製品の製造・販売 当社の強みは、研究〜工場設計/エンジニアリングまで一貫して実行できること。2014年3月には大阪市住之江区に、世界初の大規模なマイクロ波化学工場(自社工場)を完成させました。 これに続くプラントの立ち上げ準備を進めるとともに、これまで技術課題により製造困難だった新素材開発にも取り組み日用品、電子機器の機能性材料、医薬、など様々な分野のメーカーとプロジェクトを実現するフェーズにあります。 近年では世界最大手化学メーカー独BASF社やJAXAと共同開発契約を締結、食品素材メーカーの太陽化学と共同で量産工場を立ち上げるなど、まさに世界規模の事業へ成長中です。 -----------------------------------  メ ディ ア 掲 載 実 績 ----------------------------------- ・Yahoo!ニュース ・Forbes JAPAN ・日本経済新聞 ・日経産業新聞 ・化学工業日報 ・日刊工業新聞 ・化学工業日報 ・読売新聞 ・AERA ・日経ビジネス ・日経エレクトロニクス ・日経バイオテク 他、多数

なぜやるのか

本社ラボの開発メンバーと管理部門
開発〜エンジニアで連携して開発を進めています。(写真はエンジニア部門)
大阪大学発ベンチャーとして誕生して約10年。 世界で初めてマイクロ波を産業利用できる技術を独自開発し、100年間変化のなかった化学産業にイノベーションを起こします。 化学産業は、わたしたちの生活には欠かせない医薬品からスマートフォン、航空機など幅広い分野へ原料を提供する産業として成長期の日本経済の発展を支えてきました。 しかしながら、今もなおエネルギーを大量に消費する重厚長大型の製造工程が主流で世界の産業用エネルギーの30%を消費、二酸化炭素ガスの17%を排出、そして製造プラントは広大な敷地を必要としています。 化学反応にはエネルギーが必要です。 化学産業は、150年前の勃興期から、外部から、間接的に、全体を加熱してエネルギーを伝達してきました。 電子レンジにも使われているマイクロ波は、内部から、直接、特定の分子だけにエネルギーを伝達する。 私達はこれを活用し、化学反応を分子レベルでデザインし、 省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」なものづくりを実現する製造プロセスを独自開発しました。 この技術が世界の化学産業に普及すれば世界中の工場の消費エネルギーや設備投資・製造コストは大幅に削減します。 そして、今までの製造技術では作ることが出来なかった、新素材や高品質の素材、製品が誕生し、わたしたちの生活はより豊かになります。 「100年以上も変わることがなかった化学産業にイノベーションを起こすこと」これこそがわたしたちのミッションです。

どうやっているのか

我々は社員40名の小さい会社ですが、最大の強みはメンバー1人ひとりが多様な専門性をもっていることです。多様な専門性で構成されたチーム=異分野の融合が新しいイノベーションを起こす、それが我々の魅力だと考えます。 大企業にありがちな部門間の垣根は一切存在しないので、チャレンジしたい!と手を挙げればチャレンジは無限に広がります。責任が伴い面倒な業務が増えることもありますが、キャリアアップの可能性を自身の手で広げる、加速させることが可能です。会社にとって自分は40分の1を担う重要な存在であり、できるまでチャレンジすることを諦めない、そうして化学産業の変革に本気で挑んでいます。