1
/
5

【数字で見る睡眠】世界と比較した、日本人の睡眠事情・リテラシー

こんにちは、D2C寝具ブランド「NELL」ブランドプロデューサーの土井 皓貴(どい こうき)です。

今回も、「睡眠に関するちょっとためになる知識」をお届けします。

この記事のテーマは「日本人の睡眠リテラシー」です。

様々な調査から、日本人の睡眠に関するリテラシーや睡眠の質は、世界と比較して最低レベルであるという事実がわかっています。(残念な事実ではありますが、僕たちはそのリテラシー向上にむけて取り組んで参ります!)

僕たちは「睡眠の質をあげる会社」ですので、単純に"いま良くない理由”をあげつらうのではなく、数字を用いてその理由や世界各国との比較、またそこに対してNELLがこれから取り組んでいくことについて話したいと思います。

----------
現在、僕たちは「NELL」製品の第一弾として約1年間の準備期間を費やしてきた、寝返りに特化したあたらしいマットレス「NELL マットレス」の10月下旬からの販売開始に向けて、製品や販売サイトの最終調整を行っています。

※記事の最後に「NELL マットレス」のお得な情報も紹介しています!今使っているマットレスに悩まれている方、生活の変化で買い替えを検討している方、ぜひチェックしてみてください!
----------

目次

  1. 世界の睡眠が上手な国ランキング
  2. さて、日本人の睡眠事情は?
  3. この課題を解決するために、NELLが出来ること

世界の睡眠が上手な国ランキング

「日本が良くない」という話の前に、「じゃあ世界だとどんな国のリテラシーが高いの?」という話をします。
世の中には睡眠に関する様々な調査機関があり、調査方法も違うため単純比較はできませんが、まずは「睡眠時間」について、『 OECD(経済協力開発機構)』の調査を基にして話していきます。
OECDが2019年に実施した統計(Gender Data Portal 2019)によると、1日に睡眠に使う時間=睡眠時間をしっかりと確保できている国は、以下の通りとなります。
1位:エストニア(530分)
2位:アメリカ(528分)
3位:ニュージーランド(526分)
4位:カナダ(520分)
5位:ルクセンブルグ(518分)
6位:スペイン(516分)
7位:トルコ(515分)
8位:イタリア(513分)
9位:フランス(513分)
10位:ベルギー(513分)

※30カ国平均:507分

※日本の結果は後述します
上位には、欧米諸国が並びます。1位のエストニアは530分=8時間50分と、かなり長い睡眠時間を確保できています。どれくらいの睡眠時間があれば良いのかは、その人ごとに違うため一概には言えませんが、「睡眠時間が7時間の人が最も死亡率が低く長寿」であるというデータもあります。

それでは、「睡眠の質」はどうでしょうか?こちらに関しては、フィリップ社が毎年実施している「世界睡眠調査(global sleep survey)」より、世界13カ国、1万3000人の成人を対象とした2020年の調査から「睡眠の満足度」を見てみます。

1位:インド(76%)
2位:ブラジル(60%)
3位:ドイツ(51%)
4位:オランダ(51%)
5位:シンガポール(51%)

※13カ国平均:49%
※同じく、日本の結果は後述します
世界でみても平均は49%と、2人に1人が「睡眠に満足していない」という結果になっています。これは意外な結果かもしれません。

さて、日本人の睡眠事情は?

それでは日本の数値を見ていきます。前日の調査では、日本はどれくらいの順位となるのでしょうか?

【睡眠時間】
1位:エストニア(530分)
------
30位(最下位):日本(442分)
※30カ国平均:507分
【睡眠の質=満足度】
1位:インド(76%)
------
13位(最下位):日本(32%)
※13カ国平均:49%
なんと、どちらの結果においても、日本は調査対象国の中で最下位という結果になっています。睡眠時間においては平均値と比較して1時間以上も短く、満足度においても3人に1人が睡眠に満足をしていない、という結果が出ています。
なぜ、日本人の睡眠のレベルは低いのでしょうか?
睡眠に投資していないのかといえば、そうではありません。日本の睡眠市場規模は、2016年時点で1兆3000億円以上とされ、世界3位の市場規模があると言われています。
つまり、「日本人は睡眠にお金をかけながらも、それに対する満足度を得られていない」となってしまっているのです。
この理由に対しては、日本人の働きすぎ問題や通勤時間の長さなど、多くの環境要因もあります。しかし、圧倒的に足りないのは「睡眠リテラシー」です。

睡眠に投資しながらも「良いものを選べていない」「そもそも選び方がわからない」「誰に相談したら良いかわからない」という状態があるため、現在の結果になってしまっているのだと考えます。

この課題を解決するために、NELLが出来ること

D2C寝具ブランドとして、まず私たちにできることは質の高い製品を、手に届く価格で提供することだと考えています。世の中には既に多くのマットレスブランドが存在していますが、徹底的に品質にこだわり、良い睡眠のために寝具をお客様に選んでいただく機会を提供したいと思っています。
第一弾として、約1年間の時間をかけて、寝返りに特化した「NELL マットレス」を開発しています。365日、毎日使うマットレスだからこそ、出来る限り質の高い製品を使って欲しいと考えています。
「NELL マットレス」は福岡の老舗マットレス工場と共同で開発を行っており、マットレスを形作る素材の一つ一つについて、上質なものを選び抜いて来ました。
体圧分散のために必要なポケットコイルについても、一枚のマットレスに使用しているコイルの数については、恐らく業界で最大級の数を使っています。徹底的に「睡眠の質の向上」にこだわって開発を進めてきました。10月下旬より販売を開始する予定ですので、楽しみにお待ちいただければと思います。
マットレスからブランドをスタートしますが、今後は日本人の睡眠に関わる全ての領域をカバーしていきたいと考えています。その中で取得した睡眠に関わるデータは積極的に発信し、日本人の睡眠リテラシーの向上に対しても寄与したいと思っています。
将来的にはそのデータを活用した「睡眠環境のパーソナライズ化」を行い、千差万別である皆さんの睡眠のお悩みに対して、一人ひとりに最適な睡眠環境を提供することを目標にしています。

少しでも多くの方の睡眠の質を向上させるために、走り抜けます。

※「NELL マットレス」が気になるという方へ、販売開始時にLINEでご案内をいたします!下記「友だち追加」ボタン、またはQRコードより、「NELL LINE公式アカウント」と友だちになっていただき、販売開始をお待ちください。(初回100個限定、15%オフでご提供いたします)
(LINE登録ボタン→note記事内で調整)



※現在、購入者限定で提供予定の「"眠りのコンシェルジュ"LINE相談サービス」を試験運用しています。いまNELL LINE公式アカウントにご登録いただけたら、今なら僕があらゆる眠りのご相談に無料でお答えいたします!

株式会社Morghtからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社Morghtでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

土井 皓貴さんにいいねを伝えよう
土井 皓貴さんや会社があなたに興味を持つかも