1
/
5

生まれてはじめて制作したボードゲーム

生まれて初めてのボードゲーム制作

こんにちは、総務/デザイン担当の加藤です!

弊社はスマホ向けのソーシャルゲームやコンシューマーゲームの開発、Webサービス開発、業務系BtoCアプリ開発などを行っております…が、平行してボードゲーム制作も行っている会社です。

今回、私が入社してから携わったボードゲーム制作についてのお話をしたいと思います!

■初めてのボードゲーム、市場調査

実は、入社するまで「ボードゲーム」という単語すら知りませんでした…。
社内の業務でボードゲームの販売やボードゲームの祭典「ゲームマーケット」への参加をきっかけに、次第にボードゲーム制作に興味を持つようになりました。

そして代表からのオーダーでボードゲーム制作をすることなったのですが、ボードゲームにどれだけ種類があるのか、どんなゲームが人気なのかわからない、といった問題に直面しました。

そこでまずは、都内のボードゲームカフェにいってボードゲームの市場調査を行いました。
店員さんにおすすめを聞いてみたり、気になったボードゲームはとにかく手に取って遊んでみました。そこでボードゲームの多種多様なメカニクスを改めて感じることができました。

■制作

最初は私を含める従業員二人で制作を開始しました。
制作開始時期は2022年1月。

テーマは「ビジュアルが強く簡単に遊べるゲーム」。
もう一人はボードゲーム経験者(かなりの玄人)、そして私は完全初心者。

そんな二人でも楽しく遊べるようなボードゲームをつくろう、と決めて制作に取り掛かりました。

▲草案段階の初期案

ボードゲーム制作の流れは以下のような形でした。

①アイデア出し
②ゲームデザイン
③テストプレイ・調整
④ルールテキスト作成
⑤コンポーネントデザイン
⑥テスト印刷・サンプル確認
⑦完成!

特に難航したのは②~⑤。

ゲームルールはボードゲームで最も肝心な部分です。ボードゲーム初心者でもボードゲーム慣れしている人でも楽しめるように、たくさんのテストプレイと調整を重ねました。もちろんテストプレイは社内の皆さんにお願いしました。

テストプレイ→調整を繰り替えしていくことで自分たちで納得のいくゲームができたと実感しています


▲使うカードの名前だけ書いてテストプレイ中

また、弊社にはデザイナーがいるためコンポーネント(ゲームの入っている箱やカード等のデザイン、キャラクターデザイン)も自社で行いました。

私はキャラクターデザインやキャラクターの着色、カードのデザインを主に担当しました。どのコンポーネントも案出しをして社内での意見を機機ながらブラッシュアップしていく作業が続きました。

▲参加メンバーのデザイナーたちが考えたキャラクターデザイン

▲パッケージデザインやカードデザイン案

▲視認性の確認の為のテストプレイの様子


結果、デザインチーム内でもかわいいと納得のいくボードゲームができたかと思います。

また、ルールとして掲載するテキストもなるべくゲームが初めての人でも分かりやすい様に、表現や言葉選びを細かく調整しながら作成しました。

最終的に弊社デザインチーム4名で完成をさせました!


■ボードゲームの完成

こうして大量印刷を終え10月にはボードゲーム制作が完了しました!

タイトルは「ぼくらのうみ」
現在、各種通販サイトでも購入できます!

▲実際に印刷してゲームとして形になった「ぼくらのうみ」

今回は「海の生き物を擬人化した簡単なチキンレース&セットコレクションのゲーム」を作成しました。

役のように決まった組み合わせでカードを獲得して点数を伸ばしていくセットコレクション要素、途中でカードがとれなくなることを意識しつつゲームを進めていくチキンレースの要素があるゲームで、当初考えていた手軽に遊べるかわいいビジュアルのゲームができました。

■ゲームマーケットでの販売

2022年10月、ボードゲームの祭典「ゲームマーケット」にてボードゲーム「ぼくらのうみ」の初販売をしました。

今まで自社の製品を販売したことはあっても、自分で制作したボードゲームを販売するのは初めてです。試遊のスペースの用意もありドキドキしながら準備を進めていました。

そしていざ開場!SNSでの告知の成果か、開場してから真っ先に弊社のブースにきて手に取ってくださる方や試遊をしての感想、キャラクターへの感想等来てくださった参加者様とのやり取り…どれもすべて感無量でした。
直接制作したゲームへの声を聞ける貴重な機会をいただきました。

ゲームマーケットについては別の記事で詳細をお届けします!

■ゲームを作るって楽しい!

こうして初めてのボードゲーム制作が終わりました。

ノウハウが無かったり不慣れな所もあり手探りでの制作ではありつつも、遊んで楽しんでもらえるゲームができたと自負しています。
ルールだったりデザインだったり広報だったり、一からのゲーム制作はやることが多くて大変です。

それでも完成したとき、実際にゲームを遊んでいただいて楽しいというお声をいただけたときに「制作できてよかった!」と心の底から感じました。

■おまけ

実は「ぼくらのうみ」クラウドファンディングを行っておりました!
その際に作ったグッズの一部をお見せします。

▲めんだこちゃんとはぶくらげちゃんのアクリルスタンド

…かわいい!

以上、初めてのボードゲーム制作でした。
自分の好きなこと・やりたいことを叶える事ができる、それが月島ファクトリーです。

皆さんもぜひ一緒に新しいアイデアを発信していきましょう!

株式会社月島ファクトリーでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

加藤 文子さんにいいねを伝えよう
加藤 文子さんや会社があなたに興味を持つかも