なにをやっているのか
ブランドやモノに関する記事を丁寧に書き、毎日発信。
ただコーヒーグッズを販売しても共感していただけないので、2週間かけてコーヒーに関して調査し「コーヒーの淹れ方」という記事を作成。撮影も朝の自然光を取り入れた 8:30 に実施。
MONOCOは、「働く人のライフスタイルを美しくする」オシャレで実用的なアイテムを取り扱う総合セレクトショップです。
私達が提案するのはジュエリーやアクセサリーをはじめ、洋服、スニーカー、バッグ、革小物、腕時計、ステーショナリー、ホーム・インテリア、モバイル・ガジェット、美容健康用品など様々なジャンルのExclusiveなアイテムです。
なぜやるのか
お客様をインタビューする様子。写真にある婦人パンプスのブランド担当者は記事を読み、感謝感激。ブランドとお客様と一緒に成長している感覚です。
天然のはちみつと椿油を使用した京都・宇治の基礎化粧品ブランド。 第二回京都女性起業家賞も受賞している女性経営者が、生産から販売まで すべてお一人で手がけていたところ、MONOCO に依頼が。1ヶ月以上実際に使用し、商品の良さを実感 → ブランド化。
私たちの調査によると、人は一生の間で「2,000種類」のモノを置換しながら、生きているそうです。例えば、誰しもが持っている傘。壊れれば、また買い換える人もいれば、いいものを長く愛用する人もいます。時計もメガネもかばんも。それぞれ1種類として考えると、2,000種類のモノを取っ替え引っ換えして生きています。
ここでふと疑問に思いました。私の身の回りのモノにはストーリーがあるのか?私はそのモノを愛用しているのか?はたして、そのモノは「本物」なのか?
1度きりの人生。せっかくなら本物を理解し、使ってみたいと、思うようになりました。
例えば、シンプルな牛革の名刺入れ。ちょうど3年も使うと真っ黒ですし、遊びココロもないデザインなので飽きてきました。次の名刺入れを探していると、あるデザイナーに出会いました。そのデザイナーは、グランドダイヤモンドパイソンというニシキヘビの革をあえて黒漆で塗った名刺入れを作っていました。名刺入れを開くと、なんと中の革は真っ赤な鹿革。鹿革は、あかちゃんの肌のように柔らかいとよく聞きますが、本当に肌触りがよく、触っていてとっても気持ち良かったのです。そのデザイナーの彼女は言いました、「柿ちゃんに似合ってるね!」と。
なにが本物か分からないまま、「これだ!!」と、心の底から湧き上がるものを感じ、さっそく購入。
次の日から人に会うたび、名刺入れを開くのが楽しみになりました。外見はキラキラ輝く漆黒のグランドダイヤモンドパイソン革。開けると中から覗く真っ赤な鹿革。「素敵な名刺入れですね、なかなか見ないものですね!」と会話が生まれるようになりました。
そんな素敵なブランドなのに、実は立ち上がったばかり。デザイナー自身も制作活動に追われ、ブランドサイトを立ち上げる暇もありません。どこかショップで取り扱っていますか?と聞くと、それもまだとのこと。
仕事をしていると、他にもこういったブランドやデザイナーは山ほどいることに気づきました。オンラインで、どう自分たちをブランディングしていいか、どのショップに取り扱ってもらえば、求めているお客様に商品をお届けできるか、どのように自分たちのサイトを立ち上げていいか....分からないことだらけ。
一方で、まだまだブランドにとって、「オンライン」のイメージが良くないのも事実。心を込めて作っているのに、ちゃんと商品説明を書いてくれない。売れないとすぐ値引きをする。ちゃんと写真を撮影してくれない。SEOやWEBマーケティングなど分からない言葉だらけで、やたら高い。
オンラインでモノを買うのが当たり前になっている昨今、未だオンラインで見つけることができず、埋もれているブランドは山ほどあります。もしこういった方々の想いやモノをちゃんと表現し、共感していただけるよう伝え続け、お客様にお届けできれば、ブランドもお客様も本当に幸せなんではないだろうか?本当の豊かさってここにあるんではないか?と考えるようになりました。
ブランドを大切にし、お客様を大切すれば、経済が循環する。そして、ブランド側でさらに人が必要になり採用し、お客様の人生を豊かにできるモノをもっともっと世の中に生み出せるんではないか。
「世界で一番、クリエティブ人材の雇用を創出する会社」を夢みて、MONOCO が本物を追求する理由です。
どうやっているのか
視覚障害者のためにデザインされた時計。「触る時計」としてブランディングを決定し、記事を掲載。年間販売1,000本以上のブランドに成長。
ガルーシャ(エイ革)の財布をブランド化。ガルーシャ(エイ革)は、日本でも1,000年以上も前から、刀の柄、兜などの武具などの装飾に使われるほどの耐久性。エイ革の入手が非常に困難なこと、加工に熟練の技が必要であることから、職人とコミュニケーションを重ねがら、着実にブランドとして成長中。
取り扱いさせていただく商品が本物かどうかを見極めさせていただく上で、同カテゴリの商品を最低でも5コ比較し、MONOCO 独自のルールに基づいて、商品選定をさせていただいております。
その後、選定した商品の優れたポイントを洗い出し、編集企画会議で「なに」を優先的に伝えていくか、お客様にとってどのような「価値」になるのかを議論し、ブランディングの方向性を決定します。編集企画会議には、経験豊富なブランドコンサルタント、ライター、MD(マーチャンダイザー)、そしてマーケッターが参加。
ブランディングの方向性を決めたあとは「表現」の作業。プロのライターがブランドや商品に関する説明を書き起こし、同時にクリエティブディレクターの指針に基づき、カメラマンが写真撮影を行います。
こだわればいくらでも時間がかかる作業ばかりですが、想いのあるブランドの「メッセージ」が強ければ強いほど、表現はしやすく、お客様に伝えて反応があれば、本当に手応えとやりがいを感じる仕事環境です。