モフトレが2018年5月28日発売の「AERA(アエラ)6月4日号」で紹介されました。
AERA(アエラ)とは、朝日新聞社が出しているニュース週刊誌です。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=20079
「大特集 IT介護は人にやさしい」「介護の最前線 人にやさしいIT介護」
以下、一部抜粋
手軽にできる生活機能訓練として、デイサービスなどが積極的に採り入れている。80代の女性は「最初は全然上がらなかった腕も、少しずつ上がるようになった」と話す。デイサービスを運営するcocolabo代表取締役は~「モフトレは、理学療法士やリハビリの専門職がいない現場でも、無資格の職員が専門性をもって指導できる。導入コストも高くないので助かります」。
超高齢化社会のいま、“誰でも楽しく運動ができて、頑張らない介護を実現できる世の中にしたい”をコンセプトに作ったモフトレが、このように全国誌でご紹介して頂けて非常に嬉しいです。モフトレを少しでも多くの方に知ってもらうことで、介護施設利用者さんやスタッフさんの日々の負担を少しでも軽くしていけたらと思っております。
ここでモフトレをご紹介
モフトレとは、動きを感知して記録を取るモーションバンド「モフバンド」と、iPadアプリを使って機能訓練を行えるプログラムです。
例えばモフバンドを手首にはめて、モフトレに収録されている訓練プログラムの中の「腕あげおろし運動」を行うとします。
計測中はipadの画面上に、
・腕をあげおろししている回数
・腕をあげている角度
・1回のあげおろしの動きに対して何秒かけてできたのかの秒数
がリアルタイムで映し出されます。
運動が終わったらその記録は自動保存され、運動を行った方の過去の記録とすぐに比較することもできます。比較をすることで体の変化を明確にすることができ、「この動きがこれくらい出来るようになった!もっと頑張ろう!」と、モチベーションアップにもつながります。
ちなみに機能訓練とは、病気・ケガ・老化などで弱った体の機能を回復させるために行う運動のことです。
65歳以上の高齢者人口と15~64歳人口(以下、現役世代)の比率をみてみると、1950(昭和25)年には1人の高齢者に対して12.1人の現役世代がいたのに対して、平成27(2015)年 には高齢者1人に対して現役世代がわずか2.3人しかいません。今後、高齢化率はますます上昇するだけでなく、現役世代の割合は低下し、2065 年には、1人の高齢者に対して現役世代が1.3人の比率になると言われています。
※内閣府平成29年版高齢社会白書 引用
日本は今超高齢化社会となり、老人が老人を介護しなければならない「老老介護時代」へと突入しています。
現在の介護施設スタッフの平均年齢は40~50代で、ハードワークな現場ゆえの人手不足、残業も当たり前。日々の業務をこなすだけでも大変な中、「機能訓練をしっかりやりましょう!」なんて簡単には言えないのが現状です。
そんな現場でも、簡単に楽しく運動することが出来ないか・・・と考えて開発されたのがモフトレです。
機能訓練運動に関しての専門知識がない方でも、モフトレを使えば簡単に機能訓練指導員の代わりをすることが出来ます。5人の運動記録を同時に取ることができ、記録は自動でクラウドに保存され、過去の記録との比較も見ることができ、必要な箇所だけ印刷もできます。
これらがiPad上、もしくはPC上で簡単に行えることで、大幅な時間と労力をカットすることが可能です。
また、楽しい音楽を流しながら運動することが出来るので、運動嫌いの方でも積極的に取り組むことができるのです。ミュージックリストには、お年寄りから人気の「きよしのズンドコ節」も入っています。
このように、モフトレはIoT(※Internet Of Things)を活用して、誰もが簡単に運動できるシステムを提供しています。
※モノにセンサーが組み込まれていて、モノがネットに直接繋がり通信できるような仕組み
「 IoT×介護 」はとっても相性がいい!
技術の進化を大いに利用して、「頑張らない介護」を実現できる世の中にしたいとMoffは考えています。