人も組織も成長できる医療法人を目指して
医療法人社団ナイズ・キャップスクリニックでは、ここのところ、人材育成の一層の強化に取り組んでいます。ミッションを共有する仲間の採用も重要ですが、それ以上に一緒に成長していく環境つくりも重要だと思うのです。そう言えば、以前、テネシー州立大学にいたとき、当時の学長がアメリカの教育省長官(日本で言えば文部科学大臣)に抜擢されました。まぁ、元々政治家だった人ではありますが、当時のメディアに出ていた理由に感心しました。
学生の「成長度」で大学を表彰したアメリカ教育省
アメリカでは学生の入学時の学力と卒業時の学力を測っているのですが、当時、その「伸び幅」の全米トップになったのがテネシー州立大学だったんです。そしてその経営をしていたのがアレクサンダー学長で、その手腕を期待しての教育省長官への起用だったんですよね。実際の成績としてはハーバードとかスタンフォードとか、まだまだ上があるのですが、「どれだけ学生が成長したか」を指標にするのって、素敵だな、と思ったのを覚えています。
そういう意味では、ナイズも「人も組織も成長できる場所」であれたらいいな、と思います。医療機関なので、それなりの緊張感もありますし、ミスの許されない環境にはあります。時に「緊急事態」もありますし、不安を抱えた人を目の前にすることもあります。それでも、安心して成長できる環境であることは、結果的に、関わる全ての人にとって、良い結果を生み出すのだと思います。
安心感とプロフェッショナルのバランス
安心感と愛情にあふれた環境でありながら、仕事はプロフェッショナル、そして人が成長する組織。多様性も尊重されながら、チームワークが機能する組織。それこそが、これからの医療法人に、いえ、多くの組織に求められているんじゃないかと思うのです。そういう組織、一緒に作っていきましょうw