広報・デザイナの私です。
私は普段、技術以外の話を紹介することが多いのですが、今回は開発チームメンバーによる日々のプロジェクトの進め方について書きたいと思います。
現在進行中の不動産プロジェクトチームの取り組み。
チームの情報
開発を担当するスタッフは3名
サーバサイド側のエンジニアが2名
フロントエンドエンジニア/デザイナが1名。
QAスタッフや営業なども含めるとチームトータルは6名ほどです。
毎朝5分ほどのミーティング
毎朝ミーティングで各々のその日の業務、前日の進捗を共有します。
わからないことがあれば全員で共有したり、業務の優先順位を考えたりもします。
週1回の振り返り会議
KPTという手法を使って週に一回15分ほど使って振り返り会議をします。
・Keep「うまくいったこと、今後も継続すること」を書き出す
・Problem「課題や問題点」を書き出す
・Tryは「今後やるべきこと」を表す
みんなが問題を共有し、解決について考えることで改善し、プロジェクトがいい方向に進めていると感じます。
また今週のゴールの設定を行い、JIRAというタスク管理ツールにタスクをアサインします。
JIRAのカンバンボード、バーンダウンチャートという機能を使用することでタスクの進捗や全体の工数を管理できています。
インセプションデッキ
インセプションデッキとは、プロジェクトの目的、背景、優先順位、方向性などを共有するためのドキュメントです。
本来プロジェクトのキックオフでやるのが正しいのですが、プロジェクトのキリのいいタイミングで行なってみました。
プロジェクト開始時から時間が経過したり人が増えたりしたので、認識がズレや新しい気づきがありました。ふとした時に思い出せるようにインセプションデッキの内容をまとめた資料を目につきやすい場所に貼っています。今後プロジェクトに参加するメンバーにとってもいい資料にもなるのではないかと思います。
最後に
このような取り組みを行うことで問題を1人で抱え込むことなく心理的な負担が軽減できます。
また、プロジェクトの進め方もいい方向に向かっていると思います。
さて、開発チームの様子、いかがでしたでしょうか?
私はこのチームのメンバーではないのですが、チームの様子をとなりで見ていて、いつも柔軟にタスクを調整しあっていたりと、信頼関係があって働きやすそうなチームだと感じています。
じつは先日、彼らのチームでは嬉しいイベントがありました。
システムのリリース完了している部分がクライアントさんの現場でどのように使われているのか、現場オフィスに数時間お邪魔して見学してくるというものです。
そのお話も、プロジェクトオーナーであるクライアントさん側から「現場はどんな感じか、見にこない?」とお誘いいただいたもので、チーム内だけでなくクライアントさんとの信頼関係もとても良いことの証だと思います。(業務が非常にお忙しいタイミングだったにもかかわらず、忙しいほうがシステムの活躍ぶりが分かるはず、とのご判断らしく。そのご配慮に感涙ものです。)
「僕らが作ったものが、ちゃんと現場の役に立っている!」という事を目の当たりにできたことは、開発メンバーにとってすばらしい経験だったようです。
さて、こんな風に成果を肌で感じられる現場で働きたいエンジニアさん、ご応募お待ちしています!