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【AWS登壇】ミスミが仕掛ける!製造業の労働生産性改革 meviy(メヴィー)

こんにちは、エンジニア組織立上げの責任者、道廣です。社員インタビュー第20弾は、5月にAWS Summit Onlineへ登壇した内容をお届けいたします。

この登壇レポートは全2回でお届けしますが、今日はその第1弾となります。



1.AWS登壇概要

AWS Summit Onlineは、AWSクラウド活用を目指す人のための、約5万人が参加する日本最大のAWSイベントです。2021年5月11(火)、12日(水)に開催され、基調講演の他、150以上のセッションが用意され、AWSサービスの最新情報、各社のクラウド活用事例などが自由に視聴できるイベントです。エンジニア組織拡大の最中、今回は技術面、ビジネス面の両面から事例セッションに登壇しお話させていただきました。

2.世界の製造現場をささえるプラットフォームの3つのポイント

まず、前半の発表内容では弊社常務執行役員ID企業体社長吉田から、会社の紹介、meviyというプロダクトで製造業の部品調達を革新、労働生産性の向上を実現している点についてお話させていただき、後半は私のパートとして技術的な観点から以下の3つのポイントを中心に話しました。

・ビジネスの状況に合わせて伸縮自在なプラットフォーム

・スモールスタート・サンドボックスアプローチ

・サービス品質と可用性

1つ目は、自動見積り処理については高負荷がかかる処理なので、非同期処理で実行している点、EC2 Auto Scalingにより負荷に応じてスケールしやすい作りになっている点についてお話しました。meviyは年々ユーザー数が伸びており、プロモーションも積極的に打つようになっていて、直近、「meviy FA 3周年の大幅リニューアル記念 3ステップキャンペーン」といったキャンペーンにも十分耐えられるような工夫をしています。

2つ目は、開発環境構築についてです。meviyを開発していると、事業チームからの要望として「まずはある機能を開発してみて実際に機能が動くデモ環境をお客様に触ってもらいたい、そしてニーズを確認したい」という話がよくあります。また、環境をすぐ作ってその役目が終われば環境を削除するというシーンが頻発します。グローバルに展開していくにあたってもグローバルの各リージョンからこういったニーズ確認に対する要望は今後も継続して上がってくることが容易に予想されます。ネットワーク的な依存関係を極力排除するような構成を工夫し、CloudFormation、CodeDeployを徹底活用、すぐに環境を準備しターゲットのアプリのバージョンをデプロイし、お客様や社内のステークホルダーと機能が確認できるようにしています。目先の開発ばかりに目を向けるのではなく、このAgilityの高い環境構築の実現にリソースと時間をしっかり投資しやりきったことで今ではmeviyの進化をしっかり支えるインフラになっていると思います。

3つ目は、サービス品質、可用性についてです。基本的にインスタンスはマルチAZで配置しておりALBからアプリケーションにヘルスチェックを送り、ヘルスチェックが失敗すればオートヒーリングによりインスタンスを再構築して自動復旧させるといったところで今のアーキテクチャになる前と比較して保守工数を60%削減しています。より顧客課題解決に時間を投資したいということでこちらも現状うまく行っているかなと思っています。

これら3つのポイントについてAWS Summit登壇でお話させていただきましたが、もう1つ重要なポイントがあります。それは次回の記事で紹介したいと思います。


◆AWS Summit 登壇時の動画はこちらから◆


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meviyとは

製造業における「労働生産性改革」を実現 meviyは製造業の調達領域に対して革新的な進化をもたらします。従来型の紙の図面を中心としたアナログな調達のプロセスを変革し、設計データをアップロードするだけで、AIが価格と納期を即時見積もり、受注生産でも最短即日で出荷を実現するオンデマンド製造サービスです。従来型のアナログな調達のプロセスと比較して9割以上の時間削減をもたらし、ものづくりのスピードを劇的に変えることが可能となります。

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