6月23日(土)に福祉ネイリストの安部佳織先生による【福祉現場で活かせる!簡単ネイルケアBASICLesson】を開催いたしました。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
まずはじめに、福祉現場での施術時の様子など写真を見ながらお話いただきました。
高齢者施設でネイルケアが喜ばれる理由には、年を重ねることでのお体の変化
・体をかがめることが厳しくなる。(足の爪切りがしにくい)
・老眼で手元が見えにくくなる。
・握力が弱くなり爪切りが使いにくくなる。
など、ご自身での爪のケアが難しくなることが挙げられるようです。
そして何よりも、ネイルは常に自分で見ることのできる『きれい!!』ということ。
カラーやアートを施さなくても、爪を整える・磨くだけでも「きれいだね~」とずっと笑顔で眺められている方も多いようです。
ずっと眺めていられるポイントから、ご本人の好きなアート(動物や花など)を載せてさしあげることで、昔を思い出して話しが膨らんだり、お気持ちが落ち着いたりと心の変化にもつながります。
ネイルに関心がなかった方も、終わった頃には「次はどの色にしようかしら?」「あなたはどんな感じにしたの?」と周りの方の爪を見て周りネイル女子会が始まるようです。
心が動くと行動が変わる!!
美容にはそんなチカラがあることが再確認できた福祉ネイルのワンデイレッスンでした。
ワイワイ楽しく学んだ成果は、ネイリストへの第一歩記念にお持ち帰りいただきました。