なにをやっているのか
メディア「ヤマガタ未来Lab.」は2012年5月からスタートしました。
今年はじめて転職フェアを開催します。
ヤマガタ未来ラボは、「若者が楽しくいきいき働いている山形」を作りたくて、そのために「山形県内の挑戦者と若者をつなぎ、リーダーシップを学び実践する機会」を若者に提供している任意団体です。
求人広告・説明会などの採用支援事業、短期・中期で山形県の仕事と暮らしを体験する社会人インターンシップ事業、「若者が地域に定着するためには?」というようなテーマで講師・講演などを行う研修事業など、「山形の若者が働く」というテーマ・領域で事業を行っています。
そして、事業のイベント・サービス等を自社メディア「ヤマガタ未来Lab.」にまとめて掲載発信する、メディア運営事業を行っています。
上記の自主事業の他に、行政の移住定住関係の事業を受託して行うこともあります。
「山形」「若者」「Uターン」「メディア持ってる」というところが、強みではないかと思っています。
社会的な課題解決のために立ち上げた組織なので、完全なる営利企業ではなく、社会的な課題を、ビジネスで解決するという手法で事業を行っています。
なので、法人化はこれからなのですが、自主事業、委託事業、助成金、会費、寄付といった、社会からの共感・協力も募りながら運動と事業の両輪のうねりを広げていくNPOのようなスタイルで事業を展開していこうとしています。
なぜやるのか
山形に縁がある若者は、「山形」が好きです。
山形は好きだけど、働いたり暮らしたりするには魅力がないと感じています。
それは、「山形で暮らし働く自分の人生」を魅力的なものと感じる機会がないから、山形でいきいき働き暮らしている大人(ロールモデル)を知らないから、山形で暮らし働く人生を可能性あるれる魅力的なものにするための方法を知らないから、だと思います。
私自身が、そんな人でした。
「社会人として”仕事”が出来る人間になりたい!」と、成長を求めて山形から東京に出てきました。
しかし、「山形でおもしろいことは自分でつくろう!」と動いている、”私にとってのロールモデルとなる人たち”と出逢ってつながったら、「つまらない」と思っていた山形って実は結構おもしろいんじゃないか、山形で働いたり暮らしたりするってアリなんじゃないかと、思えるようになったんです。
私は偶然、そう思える機会がありましたが、世の中には、山形に対してそう思える「機会」というのはなかなか存在していないと思います。
しかも、県外に転出していると、年齢と共に、「山形に帰る」という選択肢は現実的ではないものになっていきます。
県外(一都三県)に転出している山形県出身者の7割は山形へのUターンは考えたことがありながらも、実際にUターンするのは3割と言われています。
つまり、4割の人はUターンを考えても実行しない。
それは、山形に戻ろうと思う「理由」がなかった、理由があってもタイミングが合わなかったり様々な事情で帰らないんです。
どこに住むのも個人の自由なのですが、「Uターンすれば良かったなぁ」と後から後悔して欲しくない。
人生の大事なターニングポイントの時に、きちんと「山形に帰る」ということを、魅力的な「人生の選択肢」として捉えられることが出来る環境を作りたい。
そして、「山形に帰るか」「それとも県外に住み続けるか」を、同列で考えられるようにしたいと思って、この事業をしています。
どうやっているのか
チームは、WEBデザイナー、プログラムコーディネーター兼営業、編集、なんでもやる代表、の4人体制です。
みんな、フリーランスで自分の仕事を他に持ちながら、未来ラボの仕事にコミットしています。