三洋商事株式会社では、全従業員で取り組むSDGsプロジェクト『Sanyoありがとうチャレンジ2030(通称:ありチャレ)』を2022年より開始しています。
当社独自の2030年SDGs目標を設定し、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念のもと、チーム一丸となって「みんな」で「楽しみながら」を大切に取り組んでいます。
▶どんなことをしている?
ありチャレは、部署や拠点ごとにチーム分けをし、チーム内でSDGs達成に向けた目標を立てることから始まります。難しく考えすぎず、自分たちにできる活動から少しずつ実行していきます。
例えば...
法隆寺物流センターチーム
目標:『備品を大切に!』
アミカゴやトラックの修理・メンテナンスを行い、再利用できるようにしました。備品を大切に長く使うことで、物に愛着を持ちながら、地球環境にもプラスの影響を与えます。
仙台リサイクルセンターチーム
目標:『有機野菜の栽培』
自分たちで野菜を作って食べる「自産自消」をしながら、従業員同士のコミュニケーションにも繋がっています。
大坂リサイクルセンター構内チーム
目標:『世界の子供達にワクチンを届ける』
ペットボトルキャップを回収する取り組みをしています。回収したペットボトルキャップは、寄付をすることで、ポリオやはしかなどの感染症予防のためのワクチンへとかわり、世界の貧困地域に届けられます。
ホールディングスチーム
目標:『防災散歩の実施』
災害時の避難経路の確認と、健康促進のための散歩を兼ねて、避難場所まで災害備品を持ちながら歩きました。この取り組みは他のチームでも取り入れられ、現在では各拠点で実施されています。
他にも、「東京リサイクルセンター構内チーム」では、『現場で使用する皮手袋を大切に使う』ことを目標に掲げ、出庫数を削減したことで、2023年度には前年度比で145,530円分の皮手袋の削減を達成しました。「ドライバーチーム」と「奈良リサイクルセンターチーム」は、『中古のフレコン(廃棄物を入れる大型の袋)を使用する』ことを目標に掲げ、新品のフレコン使用枚数を減らすことで物を繰り返し大切に使う取り組みをしています。
上記では、活動のほんの一部をご紹介しました。目標は1つに限らず、ほとんどのチームが複数の目標を掲げ、大変積極的に活動に取り組んでいます。
さらに、チーム目標の他に、従業員ひとりひとりが「個人目標」を設定し、各自SDGs達成のためできること考えながら、日々取り組みを進めています。大事なのは完璧にやることではなく、できることから少しずつ取り組んでいくことです。
▶ありチャレ会議
四半期に一度、各チームの代表者が集まり、「チーム目標の進捗状況」を発表し合います。発表する代表者は会議ごとに都度変えてOK!より多くの人が発表の経験をしたり、他のチームの取り組みを知る機会にしてほしいと考えています。
実際に、ありチャレ会議で他のチームの取り組みを聞いたことで、良い取り組みを自分のチームにも取り入れようと新たな目標を掲げるチームも多く、とても嬉しい循環が生まれています。どのチームも毎年レベルアップしながら積極的に取り組んでいます。
▶ポイント制度
実は、ありチャレには「ポイント制度」を設けています。環境や社会に良いことをすればするほど、ポイントが付与される仕組みです。
1年間で溜まったポイントは、ポイント数に応じてエシカルな商品と交換をすることができます。
環境や社会に良いことをして、ゲーム感覚でポイントを獲得しながら、最後にはエシカルな商品を受け取ります。普段購入するものとは少し違った商品通して、「どのようなところが環境や社会に良いのだろう?」と考えるきっかけになったり、知識を得たりしながら、エシカルな商品に触れていく機会になればと考えています。
『Sanyoありがとうチャレンジ2030(通称:ありチャレ)』は、2030年まで続くプロジェクトです。誰一人取り残されることなく、全従業員で楽しみながら進めていきます。
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