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お客様によりそうために、よりそうが大事にする人事ポリシーとは。

こんにちは。よりそう採用担当です。

前回、CS部の組織紹介の際に、人事制度の改定について触れさせていただきました。

改めてよりそう全体としても人事制度の改定に踏み込むこととなりましたので、改定にあたっての背景や、具体的な内容について、2本立てでご紹介させていただきます。

組織崩壊を経験。そこから生み出されたMVC(ミッション・ビジョン・カルチャー)

2018年によりそうは「組織100人の壁」に直面し、一度は組織崩壊を経験しました。会社として何を軸に・どこに向かっていくのか?会社の進む方向と社員の進む方向をどうやって同じベクトルにするのか?よりそうがお客様に、パートナー様に、そして社会に、どのような価値を提供したいのか、その想いが詰め込まれ、2020年に出来たものがいまのMVCです。

https://www.yoriso.com/corp/about/

ミッション

  • よりそう力で世界を変える
    • 社会に、お客様によりそい、だれもが自分らしい選択ができる世界へ

ビジョン

  • 社会によりそうライフエンディングプラットフォームの創出
    • 適正でわかりやすいサービスを、パートナーとともにワンストップで提供し社会課題を解決する

カルチャー

  • 徹底的によりそう
    • 社会に、お客様に、仲間によりそうために何ができるかを考え、実践する。
  • プロフェッショナルであること
    • 「クオリティ×スピード」そして、この相反を乗り越える強さを持つこと。
  • 新しいあたりまえをつくる
    • あらゆる制約を創意工夫で乗り越え、より良いしくみ、習慣、文化を作り出す。

ただ、在籍していたメンバー全員で議論した上で作ったものの、社員全員が同じ解像度で理解できているか?というと、まだまだこれからという状態でした。それゆえ、これまでの3年間では、組織長を中心にどうメンバーに浸透させるのか?また、MVCに共感していただける方を新たにどのようにして採用するのか?という課題に向き合う期間でもありました。

そして今、新たに違った課題に直面しています。「よりそうお葬式」をはじめとする既存事業(ToC向けサービス)に加えて、さらにさらなる提供価値の進化のためにクラウド事業(ToB向けサービス)を立上げ、「よりそうクラウド」をリリースしました。


【よりそうクラウド】ライブネット株式会社の ライフログピクチャー事業譲受のお知らせ。 | 株式会社よりそう
当社はライフエンディング・プラットフォーム構想の実現に向けて「よりそうお葬式」をはじめとする、ダイレクトコンシューマーサービスを主軸にサービス提供を進めてまいりましたが、2022年6月より、葬儀社様向けクラウドサービス「よりそうクラウド」の提供を開始し、1stサービスとして「よりそうクラウド訃報案内」をリリースしました(※1)。 ...
https://www.yoriso.com/corp/news/230105/
テレフォンコンシェルジュ
お別れの悲しみを感謝に変えるカスタマーサポート/カスタマーサクセス職募集
「よりそう力で世界を変える」 この言葉をミッションに、 ライフエンディング【<人生の終末期><お別れ後の残された人々が元の時間に戻るまでの時間>】 つまり、一人の人間の”人生最後の時間”の過ごし方によりそうIT企業です。 現在は、ライフエンディングの中でも<人生の終末期> お葬式といった"人生最後の瞬間"や 法要”残された人たちが悲しみを乗り越えどう生きるか考える時間”をどのように過ごすのか にフォーカスし、お客様に徹底的によりそうプラットフォーム事業を行っています。 今後の中長期的展望としては、 ライフエンディングの<お別れ後の残された人々が元の時間に戻るまでの時間>のサービス拡大を 視野に入れながら、介護や相続・保険などいわゆる終活と呼ばれる領域 すべてのプラットフォーマーを目指しており、ライフイベントにおける新しい価値を創造し続けている会社です。 ※実際にお葬式を執り行う会社ではなく、上流工程のお葬式プラン設計/集客/受付・提案/施工依頼を行っている会社です
株式会社よりそう
SaaSプロダクト企画/PdM
新SaaSプロダクトで終活を変えるPdMをWanted!
※2018年6月20日に、社名を「株式会社みんれび」から「株式会社よりそう」に変更いたしました。 ▼ミッション 「よりそう力で世界を変える」 ▼なぜよりそうが生まれたのか 「世の中にある不透明なことを透明にしたい」株式会社よりそうは、そんな想いでインターネットで一人一人の声を集める口コミレビューサイトから始まりました。 そこで見えてきたのは業界と生活者の間にある想いのギャップ。そしてなにより、そのインターネットの登場によって、業界にも生活者にも混乱が生まれています。しかし、それらを正しくつなげることができたとき、これまでの社会では起こりえなかった新しい体験を生み出すことができました。 ▼よりそうのビジョン _____________________________________________________ 社会によりそうライフエンディングプラットフォームの創出 _____________________________________________________ 超高齢化社会の進展や人生100年時代の到来とともに、人生を終わりから逆算することでよりよく生きたいと願う人は増えています。また、終活の概念が浸透したことで、大切な人の死を事前に準備する方も増えてきました。 人の人生には「生老病死」という4つの苦悩がある、といいます。かねてから避けられ続けてきた「老病死」に主体的に取り組む時代に入りつつあるのです。 では、一人ひとりの「老病死」を全て受け止めながら、お別れに接する周囲の人々までサポートする仕組みは存在しているでしょうか。多くの人は、次々とやってくるお悩みごとへの正解がわからない状況に不安を抱えながら対応しています。 相続、終活、お葬式、供養—。一人ひとりの課題に合わせて適切なサービスを提供する仕組みを作れたとしたら、お悩みも不安も一気に解消するのではないでしょうか。そうすれば、きっと自分らしい選択をしながら人生を全うできる人が増えていくはずです。 私たちよりそうは、一人ひとりの人生によりそい、仕組みとテクノロジーで世の中を幸せにする提案を続けていきます。 ▼葬儀事業 「大切な人のことを、人生で一番考えるとき」 少子高齢化、経済状況の悪化、インターネット社会。いま生活は新しい領域へと向かっています。その中で葬祭のあり方もまた、いまの人々の生活に寄り添った最適なカタチへと変化が求められています。 お葬式、と聞くと自身とはかけなれた言葉と思う方も少なくないのではないでしょうか。ですが、大切な人の死や、自分の死は全ての人にいつか必ず訪れるもので、常に人の生活に隣り合わせになって存在しています。 旧来より日本では、時代を生きる人々の心を救うため、多くの素晴らしい意義をもった儀式が生み出されてきました。先人たちがつくりあげた従来からのしきたり・風習を重んじながらも、その意思を引き継ぎ、新たな時代に合わせた最適な価値を考えます。 葬送の悲しみや不安によりそい、より良い一歩を踏み出すため。わかりやすい価格体系と新しい葬祭の在り方を世の中に提案します。
株式会社よりそう


事業が成長・拡大することで、求められる役割も変われば、新たにさまざまな職種の方がジョインいただくことになります。

いままさに変革期にあるよりそうにおいて、よりそうという会社が社員に何を求め、その社員がお客様にどんな価値提供をすることで、ミッション・ビジョンの実現に向かっていくのか、人事制度という観点からあらためて設計する必要がありました。

お客様に、パートナー様に、そして社会によりそうためにも、「限界という殻をやぶり新しい自分へ。そして、比類なき成果を」

起きていた問題

今回人事制度の改定にあたり、そもそもどんなことが起きていたのか、一例としてご紹介させていただきます。

  • 成り立ちの経緯
    • 上述したように、組織崩壊にともなって策定されたMVCですが、時系列としては、人事ポリシーがあり、紐づく形での人事制度。そして組織崩壊後にMVCの策定となっていました。
    • もちろん、MVCを含め後発として策定したものは、先発するものを踏襲する形で設計しているものの、本来ミッション・ビジョン→人事ポリシー→カルチャー→各人事施策、という本来あるべき上流から一貫した流れを組めているわけではないため、一部矛盾が生じるシーンもありました。
  • たとえば、
    • 評価における軸があいまいで、運用面でのばらつきがうまれてしまう。ゆえに被評価者の納得度が中々高まらない。
    • キャリアステップの行きつく先が「マネジメント登用」しかなく、スペシャリスト(専門的な知識・スキルを有する人)が活躍し辛く、社員の個性や志向性を生かすキャリアパスが限定的。
    • などです。

人事ポリシー「Bound by Nothing」を体現した人事制度の構築。そして、個人の持続的成長と定着促進の実現。

そもそも人事制度とは?

ミッションとビジョンを実現するための「ヒト(従業員)」に対する考え方が「人事ポリシー」であり、それらを実現するための手段の一つとして人事制度がある

人事ポリシーとは、ビジョンやミッションを実現することを目的に、組織や人に対する企業組織の取組みのあり方や方向性を指し示したもの

人事制度はミッション・ビジョンの実現にむけて、期待される役割を示し(=等級制度)、従業員1人ひとりの能力開発を支え(=評価制度)、公正な処遇を決定する(=報酬制度)こと。

これらをよりそうに当てはめると、

ミッション

  • よりそう力で世界を変える
    • 社会に、お客様によりそい、だれもが自分らしい選択ができる世界へ

ビジョン

  • 社会によりそうライフエンディングプラットフォームの創出
    • 適正でわかりやすいサービスを、パートナーとともにワンストップで提供し社会課題を解決する

人事ポリシー

  • Bound by nothing
    • 限界という殻をやぶり、新しい自分へ。そして、比類なき成果を

人事制度

    • 人事ポリシーに基づいて、等級制度ー評価制度ー報酬制度が体系的にリンクしている

となります。

いまのよりそうが考える人事制度のありたい姿

”人事ポリシーに即したメリハリのある処遇と、多様な人材が活躍できるキャリアパスを用意することで、個人の持続的成長と定着促進が実現できること” です。

具体的には、

  1. 多様な個性・多様な人財が活躍できるキャリアパス
    1. 複線型キャリアパス(スペシャリスト)の新設
  2. 役割/職務/成果に応じたメリハリのある報酬体系
    1. 各職種(職務)に合わせた報酬体制の整備
  3. 成果に応じたメリハリのある評価制度
    1. 成果に応じたメリハリのある評価・報酬制度の整備

です。

今回は、よりそうの人事制度改定に伴った、思いや背景をお伝えさせていただきました。後編では制度について詳細なご説明をしていきますので、楽しみにしていてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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