試してみたこと
iOSのARKitとGoogle VRを使ってARとVRを合わせて体験できる混合(MR)アプリを作ってみた。
AR体験とVR体験が同時にできるARVR混合アプリ。つまりMRアプリを作ってみました。
ストーリ仕立てでARとVRが入り込むアプリです。
今回は、一眼ハコスコで対応します。
ポイントはiPhoneのカメラが隠れないように
穴が開いている配慮されたハコスコを使うことです。
カメとの遭遇
アプリを起動するとすぐに、目の前にカメが現れました。 ここはARの技術です。
浜辺へ移動
カメにタッチした途端、浜辺にワープしました。
ここはVRの技術ですね。
360度パノラマの静止画を使用しています。
カメに連れられ水中へ
水中の潜っていく動画で同じくVR技術
楽しい時間を過ごし気づけば岩場へ
360度パノラマの動画によるVR技術
そして現実世界へ
夢のようなVRの世界から突然ARの世界で現実の世界へ
気づけば玉手箱らしき箱が出現!
(この時ARの世界では平面検出がなされ、玉手箱のオブジェクトは平面に添って配置されている)
玉手箱を開けようと、タッチすると…
玉手箱の中に閉じ込められることに!
玉手箱の隙間から外の世界が見える。
これはARの世界なのだが、オブジェクトの内部にいるために、
ARなんだかVRなんだかもう分からなくなってくる
動画
以下動画です。
まとめ
ARとVRを活用したアプリが簡単に作れるようになりました。
アイデア次第で、様々の業界・業種で活用ができそうですね。
iOS11.3(ARKit1.5)からは垂直方向への平面検知もできるようになるため、
垂直平面から出てきたオブジェクトが、重力で下の平面まで落下するというように、
更にできることは増えますね。
今回は1眼のハコスコを使用しましたが、
もちろん2眼で立体的に見せることも可能です。
手軽に非日常を疑似体験したり、
社員・スタッフへの教育・研修・トレーニング・シミュレーション
ダンスや演芸、専門技術の伝承など
今まで言葉や写真・1方向の動画では十分に伝えるのが難しかった場面をカバーしやすくなりました。