なにをやっているのか
農家グループとの観光連携
空き家の改装中
NPO法人 頴娃おこそ会は「Uターン、Iターン者を迎えうる活力ある地域づくり」を目的に、設立された民間団体です。
これまでに、頴娃の芋にこだわりメンバー自らが芋の植え付けや収穫をも手掛けるまちおこし焼酎の生産、修学旅行民泊受入を中心としたグリーンツーリズム、文化イベント、教育、次世代エネルギー、古民家再生など各種プロジェクトを行ってきました。
昨今は番所鼻公園や釜蓋神社を中心に「観光」を起点としたまちおこし活動に力を入れるとともに、農業のまち・頴娃のさらなる活性化のために農家グループとの観光連携にも取り組んでいます。
なぜやるのか
鹿児島を代表する景勝地
地域総力戦でまちおこし
南九州市頴娃町は、薩摩半島の先端にある景勝地です。薩摩富士とも呼ばれる開聞岳と、どこまでも広がる東シナ海の絶景の自然美があり、さらに町の主要産業で全国有数の産地であるお茶とサツマイモは、夏は緑の絨毯を思わせる茶畑に、秋は実り豊かな芋がのどかな田園地帯を彩ります。(実はサツマイモとお茶の生産量は市町村単位で日本一を誇る農業の町でもあります。)
しかしながら。地域資源に溢れているものの、近隣に特攻平和会館や武家屋敷がある知覧町と、砂風呂で有名な指宿市という2大観光地があるため、頴娃町は鹿児島県内に住む人でも訪れたことがない目立たない通過地域となっていました。
「いつまでも住みたいと思える魅力あるまち」を目指して、人口流出や地域活力の減退に歯止めをかけるべく、地域の商店主、農家、農協、行政、議員などが連携し、地域総力戦でまちおこしに取り組み始めました。
どうやっているのか
おすそわけもしばしば
観光関連の仕掛け人のお二人(二人とも移住者)
おこそ会の活動は、「まずは出来ることからやる」をモットーに、プロジェクト提案制を採用しており、会員であれば誰でもまちおこしに関する提案権を持っています。
草むしり・農作業から、人の紹介まで、色んな側面で移住者をバックアップする土壌があり、「何かをはじめたい」人にとってはとても居心地の良い場所です。