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【入社ストーリー】私に何ができるかよりも、私自身を見てくれている。

こんにちは!
MIKATA採用チームです。

競争よりも、共創を。━━MIKATAが掲げる企業理念です。この考えに共感して入社を志望したという楠元朋さん。当社が企業理念の実現に向けた行動指針をつくり、組織や働き方を見直した2021年度に社員として入社しました。会社のどんなところに共感し、いま何に取り組んでいるのか。転職を考えたきっかけからさかのぼって、語ってもらいました。

楠元朋さん
出版雑貨メーカーにて商品企画や書籍編集を経たのち、2021年春にMIKATAへ入社。地方創生プロジェクト・採用プロジェクトに参画。新しいことへチャレンジするフットワークの軽さが長所。最近はラッコとタヌキが好き。


雑貨や書籍をつくるスタートアップ企業に15年、環境を変えようと転職

━━楠元さんは2021年5月に社員として入社されましたが、それまではどんな仕事をされていたんですか。

京都のスタートアップ企業で15年ほど働いていました。20代から30代の女性をターゲットにしたステーショナリーや布製品などの雑貨の製造販売と書籍を発行する会社でした。友人が始めたばかりのその会社に誘われて、新卒で入って、最初の約10年は雑貨を担当して中国の生産工場に長期出張したりしていました。出版部門に移ってからは、女性向けのサウナの旅本や全国の絶景を集めた写真集、世界の音楽フェスを紹介した本などを作っていました。

━━創業期から15年勤めた会社を辞めて、なぜ転職しようと思われたのですか。

作りたいものを作ろうという考え方から、売れるものを作るという方針に会社が変わっていって、このまま続けるよりは、「自分のやりたいことをやったほうがいいので」はと思ったことがきっかけです。これからは風の時代だし、環境を変えるのは今かなと思って転職することにしました。

━━風の時代って?

聞いたことありませんか。西洋占星術の話ですが、木星と土星が重なり合うことによる大きな転換期が訪れて、形あるものに価値を置く「土の時代」から、形ないものに価値が生まれる「風の時代」に移る。それが2021年からと言われていて、結構話題になっていたんです。新型コロナウイルス感染で世の中が一変したこともあり、時代の変化のなかで、私も踏み切ってみようと思いました。

自分自身を見てくれていると感じた、めっちゃライトな採用面接

━━MIKATAの社員募集は何で知って、なぜ選考を受けようと思ったのですか。

退職した後に、クリエィティブ系の転職支援会社に登録して、そこで見つけました。MIKATAの求人は、編集職でありながら「事業を創造してほしい」といった内容も書かれていて、何か新しいことができそうだなと思ったのが第一印象です。私は人とのコミュニケーションが好きなので、人の暮らしに関わるモノづくりやコトづくり、仕組みづくりに携わることを目標にしてきて、そこにつながる仕事ができるかなと思って面接を希望しました。

━━面接を受けてみて、どんな印象を持ちましたか。

代表とオンラインでの面接でしたが、時間になって突然パッと画面に入ってきて、「えーと、誰だっけ、そうだ楠元さんだ。ちょっとおしゃべりしましょうか」で始まったんです。めっちゃライトな面接、と思ったのが最初の印象です。他社で受けた形式ばった面接ではなくて、ありのままの感じがして、その後のやりとりも、「私に何ができるかよりも、私との対話から私自身を見てくれている」と感じました。そこに興味をひかれました。最終の2次面接は敬介さんと亮介さん(小林亮介・MIKATAホールディングス代表)の2人による対面で、3時間面接しました。

━━3時間も! 何を話したんですか。

会社でどんなことに取り組んだらいいのか、といった私の質問に対して、お二人が丁寧に答えてくれて、気付いたらその時間になっていた感じです。私が特に聞きたかったのは、女性社員がどれくらいいて、産休・育休の制度や働きやすい職場環境をどのように作っているのかでした。転職したら、そうした社内制度づくりに関わる仕事もしたいと思っていたので。お二人からは、そういう制度作りをやっていきたい、そうしたことを会社に提案できて、プロジェクトを進めていける人を望んでいるという話があったので、ここだと決めました。

次の予定が入っていたので場所を3回くらい変えました(笑)。その間に社内の雰囲気もチェックしました。月1回の全員出社日だったので、ワーワーとにぎやかで、明るさと働く人たちに覇気を感じました。

企業理念を紙に書いて、自分の想いとの「リンク度」を確認

━━2021年はMIKATAが「第2創業期」と位置付けて、MISSION/VISION/VALUEという新たな理念や行動指針を掲げて再スタートした年でした。そうした理念は入社の動機に関係しましたか。

楠元:理念もそうですが、『競争よりも共創を。』のタグラインにすごく共感を覚えました。争う競争ではなく共に創る働き方を世の中に広げていく。この理念を掲げる会社ならば、人の暮らしに関わるモノづくりや組織づくりがしたいという自分の思いは実現できると思いました。

コーポレートサイトに載っていた企業理念の項目一つひとつに対して、自分の考えや共有できるかどうかを紙に書いて、自分自身とのリンク度を確かめたりしました。前職のスタートアップでは企業理念づくりにも関わっていたので、何を目指す会社なのかという芯の部分は、報酬やスキルアップよりも、私にとっては働く上で重要なポイントでしたね。

━━そういう思いを持って入られて、この1年はどんな仕事をしてきましたか。

入社のタイミングが企業理念を再構築する時期だったので、その理念の実現に向けて、何が必要でどんな行動をするべきか、社員全員が考える研修が1カ月間くらいありました。会社を変えていこうとする思いが伝わってきましたし、自分自身と向き合う機会にもなりました。

今年に入ってから組織改革で、「ECのミカタ」「オフィスのミカタ」に分かれていた部署が一体化され、営業や編集などの部門もなくして、クライアントごとに一貫して担当する体制に変わりました。この仕事はこの人しかできないという属人化を排して、それぞれがコミュニケーションを取って連携しながら仕事を進める形にしたのですが、あれもこれもとフットワーク軽く動くことが好きな私には、かなり合った働き方だと感じています。今はECのミカタのクライアント担当と、自治体からの依頼を受けて地元産品のECでの販路拡大を支援するプロジェクト、それと今年5月に立ち上がった採用のプロジェクト、この3つを担当しています。


望んだ採用プロジェクトリーダー、人づくり、組織づくりが楽しい

━━採用プロジェクトの仕事は希望されたのですか。

そうですね。プロジェクトをつくる話が上がったときに手を挙げて、リーダーを務めています。MIKATAに人事部はないので、採用プロジェクトとして、ほかの社員やメンバー職3人と一緒に、これから採用の仕組みづくりや人づくりに関わる仕事ができるので、楽しみです。

━━近く社員の採用を始めるそうですが、MIKATAに合う人、合わない人のタイプを教えてもらえますか。

合う人は主体性があって、自分から提案したり発信できたりする人ですね。また、その提案を言いっぱなしにせず、実行できる人。荒れ地に道を造るときに大きな石が出てきて、これをどうやって取り除こうかと考えることを面白がれる人はOK、荒れ地という環境の悪さのせいにして動かない人は難しいと思います。そして何よりも、『競争よりも、共創を。』の企業理念に共感できる方に応募していただきたいです。

━━パートタイム勤務のメンバー職はすでに募集しているそうですね。

多くの方に応募いただいていて、数人にはすでにご一緒したいというお話までしています。年齢やスキルではなく、自律していることや誠実さなど人柄を重要視しています。働く仲間を探すことは簡単ではないのですが、会社と候補者で相互理解を深めながらミスマッチのない採用を実現したいと考えています。

誰もが心地よく働ける職場、well-beingを築いていきたい

━━最後に、MIKATAでこれから取り組んでみたいことを教えてください。

最近よく使われる言葉でいえば、well-being(ウェルビーイング)。誰もが安心して心地よく働ける社内環境をつくっていきたいです。困った時に相談してもらえるような、私自身もメンター的な役割を担えたらと思います。それと、MISSION/VISION/VALUEの理念を共有し、体現できる新たな仲間を増やしていくことですね。

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