なにをやっているのか
All Hands Meeting in Tokyoの様子 世界中からメンバーが集まりました
高速分散DB「ダイナモ」の開発者やアマゾン初期のアーキテクトを担った天才エンジニアとともに2010年1月に真のグローバルテックスタートアップとして産声をあげたミドクラは、2019年6月よりソニーグループの一員として、ミドクラの持つ分散コンピューティング技術/仮想化技術、ソニーの持つ先進センサー技術との融合を目指して、GAFA対抗の次世代Edge AI Platform構築に挑んでいます。
東京/バルセロナ/ローザンヌ/テルアビブに研究開発拠点を持ち、元アマゾン/グーグル/マイクロソフトなどの腕に覚えのあるエンジニアが世界中から参集(国籍は10ヵ国以上)、世界最先端を行く技術企業との協業やローザンヌ工科大学等の研究機関とのコラボレーションなどを通じて、日々ビジョン達成に向けて邁進をしている真にグローバルな企業です。
なぜやるのか
全てが繋がるIoTの時代、ビッグデータ解析によるAIの時代と言われて久しいですが、AIアプリケーションの開発は一朝一夕にはいかない多大な労力を要するものとなっています。一方、企業においては、自社が保有する、あるいは創り出すデータを価値あるものとして、AI利用によるサービスビジネスモデルへの転換を目指した、デジタルトランスフォーメーション(DX)が花盛りです。しかしながら、現状ではそのビジョン達成に向けてのシステムは、クラウド一択という状況にあり、IoT化/DX化が進めば進む程、クラウドの巨人GAFAへ付加価値が集中することとなります。
このGAFAへの一局集中という現状を打破、ユーザー企業の覇権を取り戻すために、またクラウドインフラの活用のみでは提供できない新たな付加価値を提供するために、ミドクラは折からのクラウドコンピューティングからエッジコンピューティングの流れに乗って、ローコード/ノーコード開発環境の進展、RISC-Vなど新たなエッジデバイスにおけるOSの標準化動向を睨みながら、革新的な分散型Edge AI Platformの提供を目指しています。
これにより、AI開発者とAIオペレーターはあらゆるセンシングデータを入力値として、より簡単にエッジデバイスを活用したAIアプリケーションを開発/実装/運用することができるようになるとともに、従来はバッチ処理に頼らざるを得なかったAI学習/推論をよりリアルタイムに行うことができる、すなわち映画の世界の中のようなリアルタイムのイベント駆動型エッジアプリケーションを容易に手に入れることができるようになります。
どうやっているのか
ミドクラは設立当初から世界各国に分散、ベンチャーには珍しく多国籍企業として産まれたので、従来の日本企業とはワークスタイルそのカルチャーを全く異にしています。英語でのコミュニケーションが標準であることは当然ですが、コロナ以前より柔軟な勤務体制をとっており、世界中どこにいても仕事ができる環境が整っています。また、オープンかつフラットな組織体制となっており、チームワークを重視、チャレンジが奨励されるカルチャーにあります。