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デザインとの向き合い方を変えた「常駐」キャリアで最年少マネージャーへ

デザイナー兼ディレクターとしてクライアントのもとに常駐している川村。常駐先で顧客からの高い評価を受け、2022年MIC史上最年少、新卒のデザイナーとしては初の課長に昇進。社内外で高い評価を受けた秘密に迫る!


企画やプロモーションに興味があった学生時代
デザイナーとして選んだのはMICだけだった


元々はものづくりに関わる仕事がしたかったんですけど、職種は何でもいいかなって思っていました。企画も見るし、設計も見るし、プロモーショナルもやりたいしって感じで。その中でたまたまMICがデザイナー枠だったんですけど、最後は人に惹かれて入社を決めました。それで晴れてデザイナーになったんですけど、当時デザイナーで受験していたのはMICだけだったので、人生何があるか分かりませんね。
今では割とビジュアルにも力をいれたデザインも多いですが、当時はまだリーフレットやチラシなど情報をまとめるものが多かったですね。あとは人数も少なくて来た案件を皆でさばくみたいなところもあったのでコンビニエンスストアのお客様をメインにしながらも、大手IT企業様とか外食のお客様とか色んなクライアントの案件に関わっていました。
3年目を過ぎたあたりからはある程度自分で仕事も出来るようになって、リーダーとしてメンバーももたせてもらいました。



悩んでいた時期、
クライアント本社への「常駐」異動
そこは想像よりも開かれた環境だった


実は3年目過ぎてから少し悩んでいたんです。当時、営業の人と一緒にタッグを組んで一緒にお客様のところに訪問する機会は多かったんですが、沢山クライアントを持っていたので同じお客様に何回も訪問に行くのは難しくて。制作業務に集中できるのは楽しいものの、営業から言われたことをお客様の声も聞かずに作ることに違和感を感じていて。そんな時に当時売上が拡大していた大手IT企業への常駐の話をもらったので、不安よりもとにかく嬉しかったです。ただ、いざ行くとなるとやはりプレッシャーも感じて結局緊張していました。
実際に行ってみると皆さんフレンドリーに話しかけてくれて、私たち以外にも他の会社から来ている人も含めて仲間として扱ってくれる環境でした。ご飯にいくことも沢山ありますし、商品撮影に連れていってもらったりもしました。今は良い意味であんまりお客様と思わないというか、凄く仲良くさせてもらっています。



成長を実感した常駐先での体験
鍵となったのは「ユーザー体験」


常駐してからはキャッシュレスの店頭告知物であったりキャンペーンのPOPなどに関わっていました。
最初に凄く言われたのは「ユーザー体験」を考えようということでした。例えばチラシなら、チラシを受け取ったユーザーがどういう行動をするか、チラシの役割や置く場所、販促物の前後にある行動・環境・状況を含めてクリエイティブを作っていこうと。
それまでは綺麗にデザインすることやグラフィックの紙面の中で仕事が完結していたので、全体や大枠を見る意識がつきました。勿論デザインも大事なんですけど、いちユーザーの気持ちになったときに、店舗の導線考えるとこれってチラシじゃなくてポスターの方が見られるんじゃない?とか。そういう話しは常駐先では日常的にしています。若手のときはコミュニケーションが苦手だったんですけど、常駐してかなり力がつきました笑。お客様も企画が立ち上がった背景や加盟店との関係性だったり、リアルな情報を教えてくれますし、こちらの意見を聞いてくれるので、ちゃんと一緒に考えていける環境ですね。



「効果測定」が教えてくれる「使われるデザイン」
MICさんから川村さんへ


お客様がIT企業ということもあり、「効果測定」して結果を見ることも増えました。それまではデザイナーとしては納品するまでがゴールだったんですけど、どれくらいユーザーに使われたかを常に数字で結果として追うようになりました。お客様が求めているのはカッコいいデザインではなくて効果の出るデザインなので、効果が出ていれば凄く嬉しいし、効果が出なければ次にどうやって改善していこうかという話し合いがされています。
やっぱりちゃんと世の中の人に「使われている」と言うのが分かるのは凄く嬉しいです。数字が伸びるとお客様にも凄く喜んでもらえてそれもやりがいにつながっていますね。結果が出てくると他のチームの人から頑張ってるって聞いてるよと声をかけてもらったり、最初は「MICさん」って会社名で呼ばれてたんですけど、最近は「川村さん」って名前で呼んでもらえるようにもなりました。
お客様に評価されたことが、MIC社内での評価につながって、それが自分のキャリアアップにもつながっています。
今後もお客様と一緒に成長していけたらいいなと思っています。


MIC株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

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