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【MeRISEメンバー紹介】小野田 圭

こんにちは。MeRISE採用担当の錆谷です。

今回また、継続型シリーズ(現時点では英会話レッスン体験記もシリーズ化しています)として、新たに弊社の社員紹介を始めていきたいと思います!!

まずは、人事部を立ち上げた弊社HR小野田圭のインタビューです!会社の最重要資源となる人材について、HRとしてはどんな考え方を持っているのか、また現在の人事としての仕事について聞いていきたいと思います!



金融機関から海外ベンチャーへ。決断した大幅なキャリア転換

インタビュー担当 錆谷(以下、錆):よろしくお願いします!前回までは役員へのインタビューとなりましたが、今回は初の従業員へのインタビューとなります。圭さんは弊社の中でも最も古くから在籍する従業員となりましたが、色々お話が聞けることを楽しみにしてますので、よろしくお願いします!

小野田 圭(以下、圭):はい、よろしくお願いします!

錆:早速ですが、圭さんの現在に到るまでのキャリアを教えてもらってもいいですか?

圭:はい。弊社MeRISE株式会社は2社目の会社になります。元々は地元静岡の大学を卒業後、銀行に就職しました。最初の2年ほどは主に個人向けローン業務の担当として働いており、担保評価や融資管理業務などを行なっていました。3年目の途中から人事に移り、以降は採用・研修業務を中心に仕事をしていました。

錆:銀行員だったんですね!あんまり想像つかないです。。。

圭:よく言われます(笑)まぁとにかく、人事の仕事はその後退職までの3年半続けていました。結果的に前職でも人事の仕事が一番長かったので、銀行員というよりは人事として働いていた期間の方が長かったので、いわゆる銀行員的な雰囲気が身に付かなかったのかもしれません。とは言え、金融機関自体の厳しいルールの中で育ててもらったので、リスクに対する感度等は他の業種で働くよりも少し高いレベルで身に付いているのではないかと自負しています。

錆:なるほど。今でも人事の仕事をやられていますが、その当時は人事の仕事についてどう思われていましたか?

圭:その当時も仕事は好きでした。特に自分は採用・研修周りを行なっていたので、自分が採用に携わり、研修(Off-JT)やOJTを通じて成長していく姿を見るのは他の仕事では得難い喜びがあります。自分がその成長を促したなんておこがましいことを言うつもりはありませんが、自分の一言や一挙手一投足が何らかの良い気付きを与え、それが自己成長の為の一端となるように、というような意識は常に持って仕事に取り組んでいました。やりがいも本当に感じていましたね。

錆:そうだったんですね。満足もされていたのに結果的に退職されたのはなぜでしょうか?

圭:仕事には満足していたんですが、意思決定プロセスの煩雑さや本質的でないところに時間をかけていたところなど、いくつか慣れない部分がありました。リハーサルのリハーサルみたいなことが何度もあったり、一つの検印に何人もの目を通したり。その理由や重要性も理解していることはしているのですが、その非効率性を疑わずにやっている会社に疑問を感じたというのが一つの理由。もう一つはずっと留学に行きたかったということです。融資の仕事をしていた2年目の途中で留学をしたいと思うようになりましたが、人事への異動が決まり、それにチャレンジしたい気持ちが大きかったので一度は断念していましたが、6年目になり未だに留学に行きたいと思い続けている自分に気付き「あぁこれは行かないままでいたら後々後悔しそうだな」と。

錆:しばらく考えた上での決断だったんですね。

圭:そうと決めたらいてもたってもいられなくなって、翌日に上司に退職の意向を伝えました。そこから半年ほど引き継ぎや自分の準備期間として定めて、丸6年働いて銀行を辞めた形となります。留学先は色々考えましたが、コストパフォーマンスの高さを考慮してセブにしました。学校もいくつか見ましたが、最終的に選んだところは、実はMeRISE留学だったんです(笑)

錆:えっ!?となると、自分が留学してた学校に就職したということですか?

圭:結果的にはそうなりますね(笑)留学した時は全くそんなこと考えていなかったし、卒業する時点でもそんな話は出ていませんでした。ただ、その当時は日本でSTART-UP ENGLISH(現MeRISE英会話)を開校する前で、経営陣もセブにいる機会が多かったので、留学中によく話をする機会があったんですよね。日本に帰って転職活動をしようかなという時に連絡があり、お誘いがあってそのオファーを受けました。卒業から3ヶ月後でしたね。セブに行くことはあるだろうと思っていましたが、こんなに早く、しかもスタッフという立場で再訪するとは夢にも思っていませんでした。

錆:すごい縁ですね(笑)今まで安定した業界にいたのに、ベンチャー、しかも海外勤務ということに抵抗は無かったんですか?

圭:心配事が無かったと言えば嘘になりますが、せっかく英語を学んだのに実戦で使わないまま腐らせるのはないなと元々思っていましたし、前職で抱えていた課題感である、意思決定のスピード感・組織的な機動力といったところはベンチャーだからこそ学べるものだとも思っていました。結果的にはその時の自分にはピッタリなのかな、と考えて入社を決意しました。


◆学校長としての仕事◆

錆:MeRISE留学に行ってからは学校長として仕事をしていたんですよね?

圭:肩書きとしてはオペレーションズマネージャーという形でしたが、なんだか呼び慣れない名前だし学校ということもあって、分かりやすく学校長と名乗っていました。職務としては学校の運営体制の整備、改善施策の企画と実行、職員の採用と研修といったところです。初めの方は営業職も兼務していましたね。

錆:なんだか何でも屋なイメージですね。

圭:まさにそんな感じでした。でも色々な仕事をやれるというのは面白かったですね。以前の職場では人事という囲いの中でも更に限定された部分でしか働いていなかったので、集中的にできるところはあってもあまり広がりを感じられない仕事でした。急に多角的に仕事をしなければならなくなったことに戸惑いはありましたが、相互を通じた発見などもあって、それは一つの仕事しかしていなければ分からなかったことだろうなと思います。

錆:学校長として働いていた時に一番大変なことだったのはなんでしょうか?

圭:現地スタッフとの関係性づくりですね。特に先生たちは元々教え子という立場から入っているので、余計に接しづらかったところもあったと思います。初めはうまい立ち位置が掴めず、なかなか現地スタッフに受け入れてもらえている実感がありませんでした。

圭:どうしたらいいかなと考えていたところ、周りのインターンスタッフたちを見ていると、先生たちともすごく良い関係を築いていることに気付きました。みんな自然体でコミュニケーションをとっている姿を見て、もしかしたら自分はマネージャーという仕事に固執するあまり、それを疎かにしていたんじゃないかと気付きました。ちゃんとしないとという意識が強かったような気がします。また、あまり他のスタッフにあまり頼ろうとせず、自分一人で何とかしようとしていたところもあったかなと。自分から信用しなければ信用されるわけないと思ったんですよね。ましてや文化の違う相手なので、コミュニケーションを疎かにしていたら理解できるわけがないと。そう思って自分はできるだけ人に仕事を任せて、逆にいつでも相談してもらえるよう声かけや全体把握に務めるようにしていきました。そうしていくうちに徐々に連携が取れるようになってくるのを感じました。

錆:最初はなかなか上手くいかなかったんですね。でも自分の行動を変えたことで周囲も変わってきたと。

圭:そうですね。後々フィリピン人のメンバーと会食で話していた時に、実は以前は嫌いだったとかカミングアウトされたこともありました(笑)それはショックでしたが、逆にそうやって話してくれるような関係ができたという証拠かなとも思います。銀行の時に縦割りな組織構造が好きではなかったのもあって、どの立場であっても自分の考えが言えるフラットな組織づくりができたのかなと思います。

圭:そういう問題があった中でも、自分に現地の責任者としてのポジションを任せてくれた会社には感謝しています。管理者としての経験の無い自分に対して思い切ってチャレンジさせてもらえたのは、他では得難い経験でしたね。


◆人事部の立ち上げ◆

錆:MeRISE留学で3年勤めたあと、日本に帰国して現在は人事部として活動されていますが、この辺の経緯を教えてもらってもいいでしょうか?

圭:勤めてきた3年間の中で、MeRISE留学も2校目となるプレミアム校(現在は統合して1校舎体制)を開校し、またMeRISE英会話も8店舗目を出店し、会社の拡大を一番見てきたのは自分だと思っています。当然組織も広がりが出てくる中、人事として中心的に動く存在がいないというのは、今後の会社の発展でいずれボトルネックになっていくだろうと思いました。管理部門というのは、大きな組織においては重要な存在ですが、立ち上げ期においては後回しにされがちな部門です。しかしながら、そろそろ弊社もそのフェーズにあるのではないか、あるいは近い将来それに関する様々な問題が発生するのではないかと思いました。

圭:自分としてもMeRISE留学での勤務が3年近くとなり、次のキャリアを考えていきたいと考えていたところだったのでそうした課題点の提示とともに経営陣に相談をしてみたところ、異動という形で現在のポジションに収まったというところです。

錆:なるほど。10月から今まででどんなことに取り組んできましたか?

圭:初めに行ったのは人事部の立ち上げに関する全体的な周知です。人が増えれば増えるほど、人に関する問題の発生頻度は高まります。これまでは人事というポジションが無かったため、従業員がそういった問題に対して相談する機能が無かったことが問題でした。まずはそれを周知する為に、現状のヒアリングと併せて、全従業員との面談を実施しました。特に、フィリピン人講師に関しては、こちらから働きかけると色々と本音で話してくれることを経験上知っていたので、時間をかけてじっくりと話していきました。

錆:確かに、上司には相談しづらいこととかもありますもんね。どんなことがあったんでしょうか?

圭:具体的には言えませんが、予想通り色々と出てきましたね(笑)課題点に関してはしっかりと内容を聞き、改善すべき点については本部へ報告の上対応していくこと、またこういった面談の機会は定期的に設け、何かあれば遠慮なくいつでも相談して欲しいということを伝えたことで、少し安心してもらえたと思います。

圭:また、採用については順次実施しています。まだ知名度の低い会社なので、まずは会社のことを知ってもらうということを大事にして、極力多くの人と会うようにして会社のビジョンを共有することに努めています。最も重要としているのは、会社と従業員の認識のズレによるミスマッチを防ぐこと。なので、良い事も悪い事も含めて伝えるようにしており、また応募者の方のやりたい事と、弊社での就労を通じて実現できる事が重なっているか、あるいは関係しているかということを必ず考えてリクルーティングを行っています。

錆:端的に言うとどんな方が会社に合っていると思いますか?

圭:まだまだ人も少ない中、仕事を教える環境も十分にあるわけではありません。その為、自分で調べ、どうにかしてやり遂げるという力がある人は、裁量も与えられてやりがいのある環境となると思います。自ら仕事を取りに行くというスタイルができる人は、職種に囚われず様々な経験が積める会社です。

圭:実際に自分も人事という立場でありながら、現在は情報管理体制の整備も兼務しています。ここに関して言えば、銀行時代の経験も経験も役立っていますね。各業種の中でもトップクラスの厳しさと思われる体制の中で働いていたので、その辺りの感度は高いと思っています。何をすべきかということを自由に言える環境なので、自ら手を挙げられる人をお待ちしております。


ロングインタビューにお答えいただきありがとうございました。

ちなみにですが、続く社員紹介では、以下のことを皆さんに聞いていきたいと考えておりますので、ついでにお答えいただきました。


◆所属と、仕事の内容を教えてください。

肩書としては人事・総務部のマネージャーなんですが、その傍らで法務と新規事業に関しても片足突っ込んでおり、一番端的に自分の仕事領域を述べるなら「なんでも屋」っていうのが一番合っている気がします。自己評価ですが、結構器用な方ではあるので、そういう働き方が合っているかな、とも思っています。


◆出身地はどちらですか?また、その土地の有名なものや自慢等はありますか?

静岡県の富士宮市というところです。フィリピンに行くまではずっと静岡に住んでいました。良いところっていうと色々あるとは思うんですが、特に自分が育った富士宮市で言えば、富士山のふもとの町でとにかく富士山が大きく見えること。北を見ればいつでも富士山が見える環境だったので、その弊害か富士山が無いと途端に方角が分からなくなる方向音痴です(笑)


◆ずばり、どんな人ですか?

熱しやすく冷めやすいタイプです。始めるとそれに没頭しがちなんですが、ある程度満足できるようになると熱が冷めてしまうので、自分としてはちょっと直さなければならないところかなと思っています。年齢も30代半ばに近づいてきたので、そろそろ自分のはっきりとした専門性を作りたいなと。強いて言うなら色々なことを浅く広くやっているので器用な方だとは思います。


◆2020年、新たに始めたことや、始めたいことはありますか?

前述の通り、あまり一つの事を深堀りしていかない性格ですが、仕事柄そうとも言っていられないので、仕事に関しては特に専門性を高めること。今年は人材ビジネスを始めるので、それに伴い兼ねてから興味のあった国家資格キャリアコンサルタントの取得を目指したいと思います。もう一つは第二外国語の習得を始めたいと思っています。まだ言語は決めていませんが、話者の多い中国語やスペイン語など勉強していきたいと思っています。

あと、年々新しいことに挑戦してこなくなっているなと思っているので、今年は恥をかいてもいいので、積極的に挑戦していく1年にしたいと思っています。


以上、簡単ではありますが、今後も継続して社員紹介をして参りますので、お楽しみに(^^)

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