こんにちは!採用担当の泉澤です。
メンバーズキャリアカンパニー(以下、MC)はクリエイターひとりひとりが思い描くキャリアを実現するためのスキルアップ支援や、働きやすい環境づくりを目指しています。
今回はクリエイターのキャリアアップを支える「キャリアサポートグループ」のおふたりにインタビューを行いました!
常駐先で広く活躍するための学習カリキュラムや各種サポート、技術顧問による最新スキルの研修についておうかがいしました。ぜひご覧ください!
▼インタビューに協力いただいたおふたり
植松 理恵 キャリアサポートG グループ長
2017年に入社。それまで食品スーパーやカフェバーなどで接客業を経験するなかで、人事にも携わっていたことがきっかけとなり、MCに教育担当としてジョイン。入社当時はMC設立4年目の拡大期でまだ会社に育成のノウハウがなかったが、技術顧問やクリエイターから情報収集をして、いちから育成カリキュラムを設計した。
クリエイターと関わる機会が多く、デザイナーに刺激を受けて最近は趣味で写真を撮っている。
赤川 才子 キャリアサポートG クリエイター育成担当
前職ではクリエイターとしてWeb制作会社で企画から制作までを経験。2015年にMCに入社し常駐業務に携わったのち、「クリエイターを支える仕事がしたい!」という思いでバックオフィスへ異動。採用、労務総務を経て、現在はキャリアサポートグループでクリエイター育成を推進。
趣味はF1や大相撲、ボクシングなどのスポーツ観戦。
▼聞き手
泉澤 恵 採用G グループ長
新卒で商社に入社し法人営業を経験、2019年からMCにジョイン。キャリアサポートGで新卒クリエイターの育成を経験したのち、採用Gに異動。現在は経験者採用に従事している。音楽フェスやキャンプなどアウトドアが好き。
おふたりとも、本日はよろしくお願いします!
まずはキャリアサポートグループが取り組んでいることを教えてください。
(植松)私たちのミッションはクリエイターの育成です。
MCでは現場で実務経験を積むことでのスキルアップを目指しており、入社後、一日でも早くフィットした常駐先で活躍できるようにサポートしています。常駐した後も継続してスキルアップしていけるように、定期的な面談や様々な研修を展開しています。
クリエイターが入社してから常駐を開始するまではどのくらいかかるのでしょうか。
(植松)現在は、入社後1か月以内に常駐先が決定している方が多いです。採用面接には営業も同席しており、クリエイターのスキルやお人柄を事前に把握するようにしています。「どのような案件で活躍いただけそうか」をイメージしておくことで、入社と同時に迅速に提案活動を開始することができています。
(赤川)常駐が開始するまでの間、クリエイターはスキルアップのための学習を行います。1on1面談でこれまでの経験や今後のキャリアビジョンをヒアリングし、相談しあいながら個人にあわせた学習カリキュラムを作成しています。
(植松)1on1面談でヒアリングした内容は営業へも随時連携しているため、クリエイターにマッチした案件の提案に繋げられているという感触があります。営業からの依頼や常駐先から頂いたフィードバックから学習カリキュラムを設計することもあります。
保有スキルやキャリアプランによって、一人ひとり学習内容をカスタマイズしているのですね!最近はどのようなカリキュラムがよく取り組まれていますか?
(植松)フロントエンドエンジニアはReact、Vue.jsの習得に向けたカリキュラムが多いですね。デザイナーはコーディングやUIデザイン、プロトタイプツールの習得をしています。ディレクターは「制作・運用ディレクション」が必須スキルですが、既にご経験ある方が多いので、次のステップとして分析系のスキルを磨いていただいています。
MCの技術顧問やグループ長(現場経験を持つ統括マネージャー)が監修している制作課題に取り組んだり、オンライン学習サービスのTrack(株式会社ギブリー)やProgate(株式会社Progate)でコーディングを学ぶなど、方法は多岐に渡ります。資格を取ることによってお持ちのスキルをさらに伸ばすことができそうな場合には、資格学習を促すこともあります。ビジネススキルの向上には株式会社ラーニングエージェンシーが提供するBizCampusを活用しています。
また、学習期間中にも社内で発生するクリエイティブ業務を担当することが増えてきています。Webサイト設計やバナーの制作、後輩のマネジメントなど…実践としてスキル発揮できるだけでなく、「人や後輩の役に立っている」という実感がモチベーション向上にも繋がってきているかと思います。
インプットするだけではなく制作課題でアウトプットすることで、着実にスキルを身に着けることができますね!学習期間中は、他のメンバーとコミュニケーションを取る機会もあるのでしょうか?
(赤川)はい!学習期間中は職種ごとにチームを組んで、お互いに学習のアドバイスをしあったり、不明点を解消できるような体制を取っています。朝会・夕会で一日の業務報告を行ったり、週に1~2日オフィスに出社をしてリアルコミュニケーションを促進するなどしています。
また、私たちキャリアサポートグループとも週次で1on1面談を行い、学習カリキュラムの進捗共有やお困りごとの解消をしています。よくいただくご相談としては、学習の進め方に関してが多いですね。「行き詰ったときに誰に相談すれば良いのか、どのように進めれば良いのか分からない」といった内容です。常駐先で不明点が発生した場合にはチーム内で相談して解決することが大切になってくるので、特に若手の方にはその訓練も兼ねてまずはチーム内で相談するように促します。それでも解決しないようであれば、私たちキャリアサポートグループや所属グループの上長がサポートに入ります。
MCには現在クリエイターが400名ほど在籍しています。世間一般的に見てもこんなに大きなクリエイター集団はあまりないですよね。様々な現場で経験を積んできた猛者ばかりで、スキルや学習、キャリアに関することを相談しあっている姿もよく見かけます!
次はMC技術顧問によるスキル研修についておうかがいします。こちらは平日18:00以降に開催するなど、常駐者でも参加しやすい設計が人気の研修です。最近はどのような内容を実施していますか?
(植松)ディレクター向けには、益子貴寛さんによるWeb業界のトレンドや話題のトピックを扱う研修や、十返文子さんによるリーダーシップ研修などを実施しています。
デザイナー向けには井村圭介さんによるWebデザイン、UIデザインのアウトプットレビュー会を定期開催しています。
エンジニア向けには西畑一馬さんによるJavaScriptのフレームワークを中心とした研修(Vue.js、Next.js、Reactなど)や、富田陽介さんのReact研修、久保雅彦さんのプログラミング基礎研修(Java)を行っています。
3か月~半年以上かけて実施する連続研修も多く、技術顧問の皆さんが長いスパンで関わってくださるからこそクリエイターがしっかりと力を付けています。技術の本質的な部分から教えてくださるので、どんな現場でも応用できるようなスキルが身に付きやすいかと思います。
Webに関するスキルだけでなく、リーダーシップを高める研修というのもあるのですね!
(植松)チームでの常駐や、現場を越えた後輩との関わりなど、リーダーシップが求められる現場は多くあります。MCは技術が好きで入ってきているクリエイターが多いため「リーダーなんて…」と謙遜する方が多いですが、だからこそ、「自分らしいリーダーシップとは何か?」と考えるきっかけになっています。
技術顧問の皆さまには、メンバーズのミッション・ビジョンやスキルアップへの考え方に共感いただき、惜しみないお力添えをいただいています。ご自身もクリエイティブ業界の最前線で活躍しているからこその、現場に即した技術やノウハウをレクチャーいただいています!
【MC技術顧問のご紹介】
https://www.wantedly.com/companies/memberscareer/post_articles/177488
※2021年4月より十返文子さんが新たに技術顧問に就任されています。
コロナ禍の前後で、スキルアップの環境に変化があったことはありますか?
(植松)かつて技術顧問の指導は対面が基本でしたが、現在はリモート開催がメインとなっています。参加したクリエイターからは「会場への移動時間がかからないため常駐業務後に参加がしやすい」「アーカイブ動画を見返すことができる」という声が上がっています。技術顧問の方も参加者と個別にコミュニケーションを取ることで、つまづいた部分を解決できるように工夫していただいています。
また最近では、特にコミュニケーションを活発に取る研修(ハンズオン形式やワークショップ形式など)は少しずつリアル開催が増えてきています。研修後には懇親会を設け、技術顧問の方が参加いただくこともあります。
MCが設計する研修以外にも、ひとりひとりのスキルアップを支援する制度はあるのでしょうか?
(植松)MCでは全社員が活用できる「キャリアサポート制度」を展開しています。
※以下、2023年3月時点の情報です
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①書籍購入支援
業務に必要なスキルや知識を学習するために書籍を購入する際に、半期で7500円まで会社が支援しています。中堅クリエイターは最新の技術やノウハウをインプットするために活用している方が多いです。オフィスには技術顧問や先輩クリエイターのおすすめ本も置いてあり、自由に借りることができます。
②講座受講支援
社外で開催している有償講座や、オンライン学習サービス(Udemy、Progateなど)を受講する際に利用できる費用サポートです。制度を活用して大学に入学し、専門スキルを体系的に学んでいるクリエイターもいます。
③キャリアアップ休暇
外部講座などを平日に受講する際に活用できる休暇制度です。社外の方からは「珍しい!」と言っていただくことが多いです。
④資格取得支援
学ぶ癖を付けてほしいという思いから資格取得をサポートする制度を立ち上げました。
会社が定める多数の資格について、受験料の支援をしています。
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(赤川)資格の取得は、特に経験の少ない若手クリエイターの方にとって対外的なスキルの証明としても役に立ち、より幅広い現場での活躍に繋がっています!
クリエイターの育成に携わるなかでやりがいに感じることはありますか。
(赤川)常駐中のクリエイターとの1on1面談で「仕事が順調」「力を発揮できている」「常駐先の方と良い関係を築いて活躍の場を増やすために、自主的に提案をしてます」などという前向きなお話を聞けたときですね!
また、営業担当から、関わったクリエイターの方が「常駐現場で活躍している」という良いウワサを聞くこともあり、やりがいを感じます!
(植松)クリエイターと雑談ベースで話しているところから研修企画のアイディアが生まれたり、クリエイター同士の繋がりを作ることができたり…人との関わりの中で新しい発見ができたときは嬉しくなります!
最後に、MCに興味を持っていただいている方へひと言お願いします!
(赤川)MCはクリエイターが目指したいキャリアに向けて、やりがいがある仕事に就けるようなフォローを心がけています。ぜひ気軽に応募してください!一緒に仕事ができる仲間が増えるのを楽しみにしています!!
(植松)私自身が中途入社組ですが、MCに転職して一番に感じたのは「メンバーズはホワイトだな」ということです(笑)
入社歴による上下関係がなく、活躍したい人が活躍できる環境が整っています。それは会社が掲げる理念(ミッション・ビジョン)と、会社のアクションが一致しているからではないでしょうか。それに、こんなに一人ひとりに向き合っている会社はなかなか無いと思います。キャリアサポートグループ、営業、所属グループの上長など、複数名でフォローをしているので、何かあったときに相談しやすい環境が作れています。デジタルクリエイターとして活躍したい方、社会貢献に興味のある方はぜひ!!
おふたりとも、ありがとうございました!
今回はクリエイターの育成を推進するおふたりに、スキルアップ環境についてうかがいました。仲間や技術顧問の方とコミュニケーションを取りながら経験を広げていくスタイルは、多様なクリエイターが所属するMCならではの文化だと感じました。
変化の激しいIT業界。MCでは、学び、挑戦し、クライアントのビジネス成果を一緒に追求し続けるクリエイターを歓迎しています。