こんにちは!すずのりです。
もう3月も終わろうとしています。
内定者アルバイトとして記事を書くのは今回で何と最終回!
Wantedlyでご覧のあなたはいかがお過ごしでしょうか!
何事も自分のペースで進めていくことが自分の望む未来につながります。
「焦らず、止まらず」やっていきましょう!
メグラスも「よいめぐりを世の中へ」のもと、どんどん前に進んでいきます!
いきなりですが、今回は最後ということでメグラスが大切にしている
その「よいめぐりを世の中へ」を軸に気ままにお話していこうと思います。
よいめぐりを世の中へ
これは、メグラスの理念です。
理念とはつまり、存在理由。かっこよく言うとレーゾンデートル(言わなくていい)。
これなくして今のメグラスは成り立ちません。
意味は、読んで字のごとく、「お客さま、社員、社会によいめぐりをめぐらす」ということです。
この「めぐらす」というのがそのまま社名「メグラス」になっています。
今回は、メグラスがなぜソーシャルベンチャーを名乗って「よいめぐりを世の中へ」という理念を掲げているのかについて、私なりの考えでお話していこうと思います。
合っているかはわかりませんが、それを確かめる、創っていくのも仕事です。
さっそく見てきましょう!
メグラスはなぜ介護をやる?
福祉分野では今、待機児童、少子、超高齢化社会の波がものすごいスピードで押し寄せてきています。
メグラスの主な事業は介護です。働くにあたって、「社会が必要としていて、自分たちが変えたいことを変える」という姿勢をメグラスの多くの社員が持っています。
しかし、実はメグラスが介護事業をしているというのは、「何をやるか」の説明であり、「なぜやるか?」ではありません。
大切なのはあくまで理念である「よいめぐりを世の中へ」ということなのです。
コーポレートサイトを見て頂ければわかるのですが、実は理念と、その下にある基本方針、ビジョン、行動指針まで、「介護」の字は出てきません(介護サービスの指針としてGuiDeがありますがそれはどこかで)。「ただなんとなく介護事業をしている」のではなく、理念や方針によって支えられているのです。
志望動機で「理念」なぜ落ちる?
メグラスのように「理念」を意識レベル・行動レベルの両方で大切にしている企業は、就職活動をしていてもなかなか見つかりません。
インターネットという便利なものがあるにも関わらず、です。
企業の一部だけを見ても本当にその理念が全員に浸透しているかどうかはわかりません。
理念に共感した就活生が面接に落ちてしまうのもある意味し方のないことです。その企業は理念を大切にしていない企業かもしれませんから。
私も去年、たくさんの企業の説明会に行き、面接に行き、そして落ちきました。
もちろん私に落ち度があったことは認めます。ですが、私が入りたいと思ったのはどれもその理念に共感した企業でした。
それなのに落ちるということは、企業にとって私が必要ないという単純な理由だけではないと思います。
そうして出会ったメグラス、そこから先の話は、1回目の記事「2019卒の私がメグラスを選んだ3つの理由」でお話しました。
こうしていくつも記事を書いてきてわかりましたが、お話した、私がメグラスを選んだ、ご縁、面接、雰囲気という理由は、全て理念である「よいめぐりを世の中へ」につながります。
さて、あなたがもし就職活動をしていて、「本当に理念に共感したからそれを志望動機としたのになんで落ちるんだろう」と思ったなら、その疑問はすぐに答えが出ます。
それはおそらく、企業にとって必要ないという残酷な理由よりも、ある意味もっと残酷です。
それは、「理念経営」をしていないということです。
決して理念を大切にしていないということではないと思います。
しかし、理念を軸に経営をしているわけではないので、面接でも重視されず、落ちてしまうのです。
私が実際そうでしたからよくわかります。
様々な企業で必死に思いを伝えようとした結果、返ってきたのは面接官の「何言ってるんだ君は?」という唖然とした顔。
正直とても辛かったです。
だからこそ、メグラスに出会えて本当に良かったって思います!
「理念経営」というあり方
メグラスは、「理念経営」です。
理念経営とは、理念が全社員に浸透していて、理念のもとに経営を行うことを言います。
「よいめぐりを世の中へ」が社員に浸透しているメグラスにピッタリだと思います。
別に怪しい理由があるわけではありません。言わされてもいません。
メグラスに入って理念が浸透するのではなく、理念に共感、同じ理念を持った人がメグラスに集まってきているだけなのです。
だから私は自信を持って言えます。
メグラスは、「社員ひとりひとりが集まってできた会社」だと。
私が今内定者アルバイトとして伸び伸びと記事を書くことができているのも、すずのりの行動が「メグラスの理念につながっている」ことをみんながわかっているからだと思います。
メグラスの理念は、より具体的に表現すると、「介護を変える」ということです。
それは、「就活生はどのようにメグラスに興味を持ったのか。」でお話した通りです。
その想いのもと、元は介護に興味がなかった私のような人から、起業を目指す人、前職が介護とかけ離れている人、介護のスペシャリストなど、本当にいろんな人が集まっています。
メグラスにとって理念は押し付けではありません。ぽっと出てきたものでもありません。
押し付け「られた」と感じた社員は窮屈に仕事をすることになってしまいますし、ぽっと出てきた理念に振り回されていては前に進むことはできません。
あくまで、みんなが納得して決めたものなのです。
これは、ひとりひとりがメグラスで起きたことを「自分ごと」としてとらえてきたからできることなんだと思います。
自発的に、想いを大切に
平成も残りわずかとなりました。
(そういえば私は平成最後の新卒だ!あなたは平成最後の就活生だ!)
平成は「国の内外、天地で平和が達成される」という意味です。
その想いとは裏腹に、たくさんの災害に見舞われた時代でもありました。
震災の際には、全国各地からボランティアをする人が被災地に集まりました。
その中で、「無償」、「自己犠牲」といったイメージが強かった「ボランティア」という言葉は、「自発的」、「想い」といったイメージに変わっていきました。
話をメグラスに戻します。
メグラスは決して、「無償」「自己犠牲」のボランティアではありません。
利益は追求しますし、自己犠牲を求めているわけではありません。
そんなことをしたら現在頑張って働いている介護職が苦しくなるだけです。
ですが、「自発的」「想い」のボランティアという意味であれば、メグラスに当てはまると思います。
「これがメグラス流!!半期会議を徹底レポート」からのくり返しになりますが、「会社が何をしてくれるか」ではなく、「自分が何をするか、どうしたいか」なのです。
まさに「自発的」「想い」が重要な会社だなと思います。
内なるモチベーション
なぜ「自分が何をするか、どうしたいか」が大切なのかというと、モチベーションに関わるからです。
疑問の疑問みたいになりますが、メグラスがなぜ「なぜ?」を大切にするのかもそこに理由があるように思います。
自分の中で腑に落ちていることは、余計な労力が必要なく、すっと自然に行動ができます。
この場合のモチベーションというのは、一時的なやる気のことではありません。
もっと深いところにある、「腑に落ちている感覚」のことです。
そのモチベーションがあれば、辛いことも乗り越えることができますし、無理して頑張ることも必要なくなります。
私が思うに、無理するということは、モチベーションが高くない、つまり腑に落ちていない、「なぜ?」が自分でわかっていないということだからです。
例えば学校の勉強が嫌いだったなら、やる意味がわからなかったから。
仕事が楽しくないのは、楽しさを自分で見つけようとしていないから。
そしてそんな意味や理由は、外から与えられるものではなく、「自分の中から生み出せるもの」だと思います。
特に自分で進む道を選ぶことのできる社会人でれば、なおさらです。
これは、「新卒・部下視点で見た「ティーチング」と「コーチング」の違いが斬新だった」でお話した、コーチングの考え方によく似ています。
つまり、答えは「自分の中にある」のです。
今私が過去の記事をつなげて話すことができているのも、ひとつひとつが腑に落ちているからだと思います。詳しくは「なりたい自分になるための考え方とは?」でお話した通りです。
もちろん、会社の内外で不満があるなら、直接言うべきです。
いけないのは自分の中でもやもやを抱え続けたり、仲間うちで愚痴を言い合うだけになったりすること。
ポジティブもネガティブも受け入れて、みんなで前に進んでいくのが大事です!
おわりに
メグラスの理念は「よいめぐりを世の中へ」なのはメグラス全社員が知っていることですが、もっとこの想いを伝えていきたいと思い、記事にするという行動を起こしました。
私の記事は一旦はこれで区切りです!
研修を受け、5月には現場に入って身体を動かして仕事をします。
この1ヶ月でとても成長できたと感じた一方、「まだまだ未熟だな」と痛感するばかりです。でもこれも、見方を変えれば「のびしろ」がたくさんあるということ。
これまでも楽しかったですが、これからもたくさん楽しみです!!
いずれにせよ、メグラスとしてだけではなく、ひとりの個人として、私の想いが少しでも「よいめぐり」となって届いたら幸いです。
長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました!
縁あればまたどこかで!