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ご利用者様一人一人の言葉を胸に。

こんにちは!

メグラスインターン生のけんてぃです!

今回はシリーズ第2弾、スーパーバイザーの柿野さんにインタビューを行いました!

第1弾:「コミュニケーションは取れずとも、声は届いている。」施設長 山中

第2弾:「ご利用者様一人一人の言葉を胸に。」副施設長・研修G 柿野

第3弾:「現状の介護はどこがつらいのか」 インターン生 一色

第4弾:「介護の未来をどのようにするか」 代表飛田

第2弾は副施設長・研修Gとして活躍する柿野さんのインタビューです。ケアのスキルの全体的な向上とその標準化があってこそ「その方らしい人生」のお手伝いができると考えています。自分たちも生きている限り高齢者になっていく、そのときに「柿野さんのようなケアスタッフとともに過ごせたらいいな」と思える価値観を持っている柿野さんのお話です。

今回も前回同様読んでいただければ少なからず介護のイメージが変わると思います!

ぜひご覧ください!


1・なぜケアスタッフになろうと思いましたか?

短大卒業後、最初は百貨店で婦人服販売をしていました。

その時もとても楽しくやりがいを感じていましたが、4年ほど経った時にお客様と自分の間に常に「モノ(商品)」があっての「ありがとう」であるいうことに気付きました。

ちょうどそのころに、母親(ナース)の勤めている病院のデイサービスで手伝ってほしいと言われ体験してみました。

そこには自分で考え行動したことに対しての「ありがとう」がありました。

「これがやりたいことかも。」

そう考えはじめたことが介護職を選んだきっかけです。


2:ケアスタッフになった初期のころはどのようなことを感じましたか?

ケアスタッフを始めたときは新しいことに挑戦するやる気いっぱいの状態でした。

はやく一人前になりたくて、前のめり気味でいろんなスタッフの後ろについてまわっていました。

また、入居者様とのやり取りやケアができるようになることが楽しくうれしく、どんどんのめり込んでいきました。

大変だったのは、入社1ヶ月目でフロア主任を任されたことです。

経験も浅く年下の自分が年上ベテランスタッフとのコミュニケーションやマネジメント(当時はこの言葉すら知らない!)をすることに苦労しました。


3・ケアスタッフのやりがいは何ですか?

困難と言われる方や行き場のない方が自施設に来られた際に、

スタッフの関わりやここでの生活の中で本来のその方らしさを見せてくれるようになったとき、

そしてそれを見たご家族様が、昔のお父さんお母さんが戻ってきたと喜んで下さったときはやりがいを感じます。

あとはメグラスでは看取りも行っており、そこでもやりがいを感じます。

最期の時を共に過ごす中で、やりたいことをひとつでも叶えるためにどうしたらできるのかを考えたり、不安や痛みを少しでも取り除くのにどうしたらいいか。

ご家族もふくめて最終ステージを一緒につくりながら、考えていきます。

最期はやはり悲しく寂しいですが、お見送りした後にご家族さまから

 「ここを選んでよかったです」

そう言われた時は本当にやっていてよかったと感じます。


4・ケアスタッフをやってきた中での一番の思い出は何ですか?

初めて入社したグループホームに、認知症のご利用者様がいました。

他のスタッフからは「夜全然寝ないから大変」「こちらの言っていることを全然聞いてくれない」と困っていました。

そんなとき、自分が夜勤に入る機会があり、その入居者様に無理やり寝てもらおうとせず、夜通しお話をすることにしました。

夜が明けたころ、「あなたは唯一無二のお友達よ」ととても穏やかな表情で話してくれたことがいちばん印象に残っています。

いつも眉間にしわを寄せてコミュニケーションもほとんど取れない方だったので、

この表情と言葉に驚きとともにとてもうれしかったです。

それがきっかけとなり、少しずつ笑顔やうれしいの感情や言葉も出してくれるようになりました。

認知症だから徘徊する、言うことが通じない、できないことが多いではない。

その人それぞれにきちんと「その方の感情や意思、意味」がある。

認知症のご利用者様のケアを大変と決めつけたり、そうさせているのは私たちの方なのかもと気付かせてもらうきっかけとなりました。


5・これからケアスタッフになる人に一言お願いします。

やりたいこと、挑戦することとして介護を選んだので、一度も3Kと思ったり恥ずかしいという気持ちになったことがないです。 

むしろ、長い人生の中で「あなたに会えてよかった」と、その方の集大成のステージで自分が記憶に残ることができるこの仕事を誇りに思っています。

介護は確かに楽な仕事ではありません。

ただ、介護の仕事に限らずどんな仕事でも「やらされている」のではなく、自分で選択し挑戦していくことで大変なことがあっても乗り越えられ、自分を高められると思っています。

ケアスタッフのやりがいは私が言ったこれだけではありません。

ぜひ自分だけのやりがいを見つけてみてください!


           (全社総会で景品を受け取る柿野さん:左から2人目)

以上柿野さんのインタビューでした!

この2週間で少しは介護のことを知っていただけましたでしょうか?

さて、次回はメグラスにいるケアスタッフの方々を対象にとったアンケートをもとに記事を作成します。

個人ではなくケアスタッフ全体としての意見が見えると思います。

次回もぜひご覧ください!

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