1
/
5

開発チームのこれまでとこれから

はじめに

メディアエンジン開発チームの兵頭です。
7月に入り、おかげさまで開発チームは3人目の正社員エンジニアを迎え入れることが出来ました。

弊社の開発チームは「グロースハック部」という部署に所属している通り
会社も組織もプロダクトも今後ますますグロースさせていきたい所ではありますが、
グロースさせるためにもチームのUI/UX改善力を補わなければならないという弱点も明確になってきたこのタイミングで、開発チームのこれまでのふりかえりとこれからの展望をご紹介してみたいと思います。

正社員エンジニア0人時代

社長がプログラミングができる

メディアエンジン社は組織にエンジニアが居ない状態からスタートしました。
しかしその頃から効率化と機械的なオペレーション構築は十分に進んでいました。

なぜなら社長がGAS(Google Apps Script)をゴリゴリ書けるからです。
毎月100件は軽く超えるようなGoogle Docs上のファイルが、社長が書いたGASによって自動的に生成される仕組みがいくつも用意されているような体制が整っていました。

自分は1人目のエンジニアとして入社しましたが、入社した時点では既にエンジニア視点でみてもスゲエなと思うほど自動化が進んでいました。

おまけに社長はWordpressのカスタマイズもできます。
PHPでカスタムなフィールドもショートなコードもたくさん作っておりました。
CSSでレイアウトをひたすら調整している所も何度か見たことがあります。

社長はエンジニア出身ではないものの、自らが成し遂げたいことを実現するために
必要となればコードを書いて書きまくる行動力の化身なのです。

外部協力者がシステム作成に協力して下さっていた

そんな行動力の化身でコードをゴリゴリ書ける社長も、ずっとコードを書いているわけにはいきません。
一部のシステムのインフラ部分からの構築などは社長の知人紹介の副業エンジニアに手伝って貰っていました。

また、現在も開発中であるメインシステムの前身にあたるシステムもオフショアに依頼して開発していました。

正社員エンジニア1人時代

メディアエンジン待望の社内エンジニア第1号として、2019年の4月に兵頭が入社しました。

入社後に開発する予定だったシステムに早速手を付け始めますが、ここで事件が発生します。
オフショアに出していた開発案件が9ヶ月も掛けた末に頓挫してしまいました。
そのオフショアは事業を畳むことになったのです。つまり潰れちゃいました。
決して弊社が発注した案件が重すぎたのが原因ではないはず...!!

そう思いながらも、どんな要件のシステムだったのかを確認しました。
たしかになかなか要件が重い...普通に作ったら1年は軽くかかってしまいそうな物量です。
この案件も社内で作り直すことになるのですが、社長から頂いたオーダーは
「これを3ヶ月で作り直して運用まで乗せて」というものでした。いきなり燃えてきた!

そして、もともと着手予定だったものと同時進行させたいとのこと。
さらにこれら2つのシステムは、将来的には一枚岩に繋がるとのこと。
そのためには外部協力者に作ってもらっていた既存システムもAPI化しなくてはならない。
加えてもうひとつ、ついでに作っていきたいシステムがある!!

そんな感じで何故か入社してすぐにプロダクトを4ライン同時に動かす状態になってしまいました。
流石にこれらを全部社内でやり切るのは難しいという判断になり、
兵頭はプロトタイプ開発と仕様策定、設計にヒアリングなどPM的なポジションを担当し、
本体のコードを書く部分は業務委託の協力者に依頼しながら進行させていくことになりました。

正社員エンジニア2人時代

2019年8月に2人目の正社員エンジニアのナバロさんが入社しました。

業務委託で開発に協力してもらっていたメンバーのうちのひとりでした。
(社長と兵頭で猛烈な勧誘をしました。)
そしてナバロさん自身もエンジニア組織をつくっていくことに興味があるとのことで、
めでたく入社が決まりました。

メインシステムをなんとか予定通り運用に乗せ始めようとしていたタイミングでしたが、
この頃から外注での開発体制をやめて、社内での開発が中心になっていきます。
兵頭が苦手だったインフラ領域もナバロさんによってカバーできるようになったことも大きな要因です。

もともとプロダクトが派生していたことに加えて、SOグループへジョインしたこと等もあり
暫くは2人でやっていたとは思えない程に幅広い開発関連の業務をこなす日々が続きます。

(具体的には複数の既存システムへの機能追加やデバッグ業務、パフォーマンス改善やインフラ基盤の増強、システム単位での統廃合やリプレイス、課題のヒアリングや解決策の仮説検証、運用のサポートなどなどです。加えてエンジニア採用業務とイベントの開催などもやっていました。)

正社員エンジニア3人時代

2020年7月になり、3人目の正社員エンジニアとして加藤さんがジョインしました。

爆速エンジニアです。「爆速エンジニア 加藤」で検索してください。
検索順位の4番目くらいには加藤さんの記事が出てきます。
加藤さんは厳密には6月中旬から副業でも協力して下さっていましたが、
その正社員に切り替わるまでの僅か2週間で、2週間とは思えないほどの開発案件を対処しています。

正社員2人時代には対処しきれていなかったバックログを枯渇させるような勢いです。
さらに加藤さんジョイン後の2-3週間で新たな取り組みも次々と開始することができていて、
「今まで2人だと限界あるよな...」と半ば諦めていた感覚も払拭され今後の夢が広がるばかりです。

ここから先はメディアエンジンと開発チームの未来についてお話できればと思います。

課題とこれから

正社員エンジニア4人目がジョインします

実は来月にもうひとり、正社員エンジニアの入社が決まっています!
技術一筋20年以上の大ベテランです。

ゼネラリスト寄りだった弊社エンジニアチームの中に、遂にスペシャリストがジョインします。
今まで放置せざるを得なかった技術面の深い問題の解消も期待されます。

テ○リスで例えるなら「めっちゃ来て欲しいタイミングでI型の細い棒が来た」様な感じです。
兵頭が癖の強いN型のブロックで、ナバロさんがN型と相性が良いL型のブロック、
加藤さんが攻撃力があり汎用性も抜群のT型のブロックだとしたら、彼はI型なのです。

N型とL型とT型のブロックだけでもテ○リスはできますが、
3段以上のくぼみを対処するためにはI型のブロックは必要不可欠なのです。
弊社の開発案件とチームはまさにそんな状態を迎えていたので本当に来て頂けることが有り難いです。

だがしかし、ここに来て弊社エンジニアチームにはまだ重大な課題が残っているのです...


UI/UX上の改善が求められている

今まで多機能で色々なシステムを開発してきましたが、カオス化も進んでしまっています。
UIが悪いというクレームも社内から上がっていて、そんな直接的なクレームだけならまだしも
そもそも機能の使い方や存在そのものが浸透しなかったり、運用が安定しないものも多いです。

今後も組織やプロダクトがどんどん大きくなっていくことは確実であり、
現在は社内の人向けに開発しているプロダクトをグローバルに展開させていきたい構想もあります。
そのためにも使い勝手に不便が生じたり、扱い方がわからないといった問題は払拭していきたいですが
この問題に迎え撃つことができるUIやデザインに強いメンバーが今の開発チームにはまだ居ないのです!

UIに強いフロントエンドエンジニアを現在特に求めています!

というわけで現在はUI/UXの設計ができるフロントエンドエンジニアを全力で探しています。
FigmaやAdobe XDなどのデザインツールも使いこなせる方だとなお嬉しいです!
(※もちろんフロント以外のエンジニアも採用しています)

この記事をここまで読んで下さった方でもし、求職中のUIができるフロントエンドエンジニアをご存知であれば是非ともご紹介いただきたいです。

もちろん読んで下さったご本人で「この問題に挑んでいきたい!」「自分なら役に立てそうだ!」と少しでも思われた方も大歓迎です。スキルセットに応じて細い役割は柔軟に調整できます!

さいごに

弊社はエンジニア0人から始まった会社ということもあり、社風はまだまだビジネス色が強いですが
技術者にも理解がある会社です。技術者側とビジネス側の関係は対等であるべきと社長も言っています。
エンジニアメンバーも「組織を良くしていきたい」というメンバーが集まっています。

スタートアップ企業特有のカオス感もまだまだ残っていますが、そんなカオスを楽しむことができ、
整備段階から裁量をもって取り組んでみたい方にはピッタリの環境です。
組織の成長を考えていたら、気付いたら個人でも成長していたというような体験を得られる場所です。

そんな環境で働いてみたい方や、もっと詳しく話を聞いてみた方は是非ともカジュアル面談へご参加ください。

一緒に「想いが実を結ぶ社会」を創っていきましょう!

ソウルドアウト株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
ソウルドアウト株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!

今週のランキング

Ryoma Hyodoさんにいいねを伝えよう
Ryoma Hyodoさんや会社があなたに興味を持つかも