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【インタビュー】MATEメカニックに聞いてみた

今回は、MATEで活躍する二人のメカニック、井上(左)と品田(右)に話を聞きました。新卒で株式会社MATE.BIKE JAPAN (以下MATE)に入社した二人は同じ自転車専門学校出身。同じメカニックでもそれぞれ異なる役割を担う二人に、仕事内容やキャリアについての考えを語ってもらいました。

目次

  • 専門学校での経験について教えて下さい

  • 当時の就職活動について教えてください

  • メカニックとしてのそれぞれの役割を教えてください

  • 「やりがい」や「難しいこと」を教えてください

  • e-bikeならではの難しさはありますか?

  • 今後のキャリパスについて教えてください

  • 組織について教えてください

  • MATEの魅力を教えてください

  • ワークライフバランスについて

  • MATEのメカニックに興味を持っている方へのメッセージ

  • MATEではメカニックを東京大阪で積極的に募集中!

専門学校での経験について教えて下さい

井上:僕たちが学んでいた学校は全員が一律で同じ課題に取り組んで全体的に自転車の知識がしっかりつくような専門学校でした。

品田:2年制と3年制とに分かれていて、僕は2年制なんですが、大きく違うところで、普通の自転車でやらないような特殊なメカニックの作業だったりとか、オリジナルの自転車の設計から製作までっていうのを1年ぐらいかけてやるんですね。僕が2年制なのはそこまでしなくても自分としては満たされるからいいかなぁと。

井上:2年制が薄いというよりは、3年制が濃すぎるので(笑)

当時の就職活動について教えてください

井上:元々学校入る前に少しだけ自転車屋でアルバイトしてたのもあって、楽しいは楽しいんですけど、なんか自分の技術とか経験として、何か得られるものを比べてるとやっぱり自転車屋って、その自転車屋の中のことしかやっぱり得られる経験が少ないんじゃないかと考え、僕は第1希望から第3希望まで全てメーカーのみを志望しました。

若いうちだからこそチャレンジできることとか、せっかくこの学校に入ったから増えた選択肢の方に進みたいという思いが強くありましたね。

その中で実はぶっちゃけていうと、MATEはその3つの希望のどこにも入っていませんでした(笑)
当時、第1希望にちゃんと内定を獲得したのに、業績悪化で4月になって内定取り消しになって・・・
そんな中でMATEだけは4月以降でも入社させてくれて、今に至ります。

品田:僕も専門学校の知識を活かすことに重きをおいていたので、一般的な自転車の量販店よりももっと新しい技術に触れたいと考えていました。そんな中で、ちょうど電動自転車が流行り出したりとか、電動モビリティとかが注目されつつあってきたので、そのもっと主流になる前段階から参加できたら、時代に乗っていけるんじゃないか、という風に考えMATEを選択しました。


メカニックとしてのそれぞれの役割を教えてください

井上:僕がメインでやってるのはMATEの修理の業務だったりとか、あとは在庫管理ですね。お店で使う修理パーツとか、そういったところの在庫の管理と発注業務、また棚卸だったりとか。あと、カスタマーサポートだったりとか、品質管理もですね。入荷した自転車の倉庫行って検品したりとかです。

品田:僕の仕事でいうと、メカニックとして、修理だったりとか車体の組み上げをしつつ、接客販売などお客さんに直接関わる部分が多いですかね。井上さんと違って同じメカニックでもお客さんの方に重きをおいているというか、よりお客さん側の最前線でやるような形ですかね。

「やりがい」や「難しいこと」を教えてください

井上:僕のやってる仕事は、裏方がメインなんですよね。もうどちらかというとお客さんの前に立って直接お客さんとやり取りしてっていうよりは、本当裏方です。自分の知識や技術を、お客さんも勿論、会社の中のメンバーとか、MATEの卸先さんとか、そういうところに良い影響を与えられるような動きをするところが、力を発揮してるかなって思います。

直接ありがとうとか言われる機会は少ないですけど、何か自分がやったことで、効率的にできてるようなところを見たりとか、あとそれこそ卸先の人とかに助かりますとか、スムーズな業務をこちらから提供できてるなっていうのを見たときはやりがい感じますかね。

ただ難しいところで言うとやっぱりもう手探りなんですよね。誰かが敷いてくれたレールの上を歩いてるわけではないので自分でこうした方がいいかな、ああした方がいいかなっていうのを常に考えながらやらなきゃいけないっていうところはやっぱりどうしても出てくるので常に試行錯誤ですね。

それでいうと最近、道交法の改正があったりとか、今までなかったようなお客さんからの要望って結構多いんですよね。ただこうなる前から、対策できるように準備して整えてたんで、いざこっちで想定してなかったようなお客さんからの問い合わせあっても、混乱せずに店舗でスムーズに対応できるようになってるかなっていうところはありますね。

品田:僕の難しいなって思うところでいうととお客さんは当然機械ではないので1人1人求められていることや、また自転車に対する知識量が違うので、同じ対応してもお客さんによっては納得したりとか、納得いかなかったりと様々なので、そこのお客さんのことを知りつつやるのが難しいですね。

でもちょっと一歩踏みこんだ、専門的な自転車の説明ができてご納得やご理解、あと「そうなっていたんだー」みたいな気づきをしていただいた瞬間は非常にやりがいを感じますね。MATEメンバーもメカ以外は自転車の専門知識だと僕らの方が当然上なので、社内にもアドバイスじゃないですけど、少し説明を加えたりとか、ちょっと修正したりとかっていうこともやりがいとしてありますかね。

e-bikeならではの難しさはありますか?

井上:ありますね。これもう相手が電気なんで見えないんですよね。どうしても普通の自転車だったら、例えば不具合起こりましたって言っても、壊れてるところが見えるんですよね。ここが駄目になってるからここをこうしようってなるんですけど、電気が相手だと、やっぱりこっちじゃ見えない。どこかで不具合が起こってて修理が必要ということがやっぱりあるんで、普通の自転車じゃ使わないような視点がどうしても必要になってくる商品ではあるので。そこに対しての解決策をちゃんと見つけ出せるように、もちろん知識を深めて場数を踏んで、しっかり起こったことに対してのシューティングがちゃんとできるようにするのは普通の自転車にはなかなかないところですね。

今後のキャリパスについて教えてください

井上:僕としては今やってるような裏方の方が個人的には好きで、やっぱり自分の持ってる知識だったりとか、自分の会社の中での立ち位置っていうものを考えると、やっぱり裏方で周りの人たちが、円滑に動けるようなサポートをする方が、自分としても会社としても向いてるかなっていうふうに思うので、どちらかというと裏方でキャリアを積みたいと考えます。
店頭の修理作業とかもやってはいくんですけど、その品質管理だったりとか、カスタマーサポートの方メインでやっていきたい。店頭のスタッフもそうですし、卸先の人とか、修理してくれるお店の方とかに、なるべく負担が少なくなるように、やっていけたらっていう感じですね。

その延長線上で、個人的な野望としては質問に答えるチャットボット作りたいですね。

今僕1日仕事してても、これってどうしたらいいかな、とかこれってこうした方がいいかなみたいなのを聞かれる機会が結構多いんですよね。社内外問わずもらう質問をbotでそのまま答えられるようなものがあるといいなと。すぐ知りたいことがすぐに知れるんで、みんなの満足度が高まります。

品田:僕は、MATEはe-bikeメーカーの中でも主流のブランドっていうのもあって、この先もリーディングカンパニーでありつづけるとは思うので、本当にどこでも通用するぐらいのe-bikeの知識を得ていきたいとは思いますね。

普通のロードバイクや一般的な車体だったりの技術者たちとは、ちょっと別の価値をつけたいと思っていて、e-bikeでやってきたことを生かしても、人に他の技術者たちとかに知識を広めるぐらいの立場になれたらなと。プロフェッショナルというか専門性を突き詰めていきたい。


組織について教えてください

品田:メカニックは東京に4名おり、僕ら20代ですけど3、40代もいて、年齢は幅広いですね。一応役割として店頭に立つメカニックと組み立てメインのメカニックに大きく分かれています。ただ、お客様の納期だったり修理のポイントだったりの引き継ぎは非常に大事で、それぞれの業務がパンパンになればお互いに連携し協力しつつやっています。

井上:メカニックは4人ともできることでいうと同じぐらいのレベルで、みんな自分の仕事をしててもやっぱり周り見ながら、ちょっとここが足りてなさそうだなって思ったら臨機応変に人員そっちに寄せたりと、チームワークは良いですね。

品田:雰囲気について特段、なんか特徴あるかっていわれると特にないんですけど(笑)
1人でっていうよりやりたいことだったり考えをチームで共有して、頑張っていこうぜ、みたいな団結感、一体感みたいなのは、ありますね。

MATEの魅力を教えてください

井上:うちは良くも悪くももうマニュアルが本当にないんですよね。普通の自転車屋ってやっぱその自転車屋さんのやり方があって、そこに従って仕事をするっていうのがやっぱり普通なんですけど。

MATEの場合はこうやってくださいって言われることが本当に少ないんですね。なので悪く言うと、困ることもありますし、どうしたらいいんだろうみたいなこともありますけど、よく言えばすごくやりやすいです。自分がやりたいと思ったことに対してでも、こうやれって言われてるからなみたいな押さえつけられるところがないので、マニュアル通りに動くよりも、自分のやりたいことであったりとか、やっぱ自分が思ったことを口に出せるんはすごくいい。窮屈感がないですね。

そういうふうに自分の頭でしっかり考えて自分のやりたいことをしっかり反映させたいなっていうような人はいいんじゃないかなと思うんですね。

品田:技術的なところで言うと、e-bikeのパイオニアの知識を取り入れられるっていうところですね。あとメカニックのやり方だけを、教わったりすることの方が多分多いんですけど、MATEだとプロダクトだけでなくビジネス全体の仕組みとか知れますね、もう上との距離が近いので、全部知れるというか。

製品管理の部分だったり、たまに倉庫に行ってプロダクトの流れを見たりとか、どういう仕組みで車体が入ってきて、売り場まで行くのかなっていうこも知れて視野が広くなります。

現場の課題とかあればすぐミーティングやって提案しよう、みたいな動きも多いので、少数だからこその良さはありますね。結構自分の意見がしっかりある人とか、その意見いいたいじゃないですか。そういうのが好きな人はおすすめですよね。

ワークライフバランスについて

井上:基本的にはシフト制で、希望休を月中までに、報告しておいて、基本よっぽどのことがない限りは希望休が通らないっていうことは、ないです。残業はメカニックの仕事だけで言えば、基本的にはお店で何かがない限りは、個人で残業することってのはほとんどないです。

今日中にここまで終わらせなきゃっていうところも基本的にはメカニックって1日に2人以上いるようになってるので。基本的には2人で一緒にやっていけば終わらないってことはないですね。

そういえば品田くん最近車買ったんでしょ?やっぱ休みの日は車で出かけてるの?

品田:やたらうるさい変な車なんですけど(笑)、出かけますね!

MATEのメカニックに興味を持っている方へのメッセージ

井上:MATEって自転車学校卒業とかじゃなくても、普通の自転車メーカーに比べたらマイナスになるところが少ないんですよ。覚える箇所が普通の自転車に比べるとかなり少ないんですよね。モデルも3種類だけモデルの中で、グレードでわかれてたりとかもないんです。未経験でも工具の使い方と、整備の仕方とか順々に覚えていけば、あとはやる気さえあれば、いけんことはない。

なのでMATEに興味持っていて応募しようと思ってるんだけど、でも自転車触った経験が浅いから無理かな、って思ってる人がいたとしても、それが全然マイナスにはならないですやる気があれば、全くいけますよと。

品田:一部の自転車好きな人たちからするとこのe-bikeって若干邪道みたいな感じにとられますけど、何でもそうですけど自転車に限った話ではないですけど、後から出てきたものっていうのは最初受け入れられないんですけど、もうe-bikeは市民権を得てくる目前だと思ってますので。

井上:新しいもの、チャレンジしたい人、そんな人であればウェルカムだと思いますよ。

MATEではメカニックを東京大阪で積極的に募集中!

メカニック
次世代モビリティで社会に貢献!MATE のメカニック
私たち株式会社MATE.BIKE JAPANは、環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティであるe-BIKE「MATE.BIKE」ブランドを国内外に広めるベンチャー企業です。 アジア最大級のフラッグシップストアを東京・南青山と大阪・南船場に展開しています。また、日本各地でMATE.BIKEの販売・修理を行う取扱店を拡大中です。 ■MATE.BIKE■ MATE.BIKEは、自転車先進国、デンマーク・コペンハーゲンで2016年に誕生。乗る人の生きる世界観や価値観を広げ、あらゆる面でより良い未来を作りたいという想いから始まったMATE.BIKEは、世界有数のe-BIKEブランドへと成長しました。 2021年、交通渋滞や排気ガスに因る環境問題が深刻化する中、MATE.BIKEは二酸化炭素を排出しない環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティとして日本初上陸。同年には世界初の旗艦店を東京・恵比寿にオープン。2023年にアジア最大級のフラッグシップストアとして南青山に増床移転を果たし、5月に大阪・南船場に関西発のフラッグシップストアをオープンいたしました。 現在もMATE.BIKEは、100%再生可能エネルギーの使用、循環型社会の実現など、人と地球の両方にとってより良い選択ができる社会を目指し、熱意を持った仲間や、課題の克服に取り組む有能なスペシャリストたちと共に、e-BIKEというカテゴリーの垣根を超えた進化を続けています。 ▍e-BIKE 「e-BIKE」はスポーツバイクに電動アシストユニットを搭載した電動アシスト自転車です。 通勤・通学や日常の移動手段が多様化する中、短距離から長距離まで軽快に移動ができる交通手段として注目を集めています。また、二酸化炭素を排出しない環境に配慮したサステナブルな次世代モビリティともいわれています。 ■実績■ MATE.BIKEのシグネチャーモデルである「MATE X」をはじめとする各モデルは、世界のエコシステムに貢献する企業表彰やSDGs関連の技術表彰、デザイン領域の表彰で受賞・ノミネートされています。 ■今後の展望■ e-BIKEがあらゆる交通手段の代替となり、インフラの一つとして認知されるよう、業界全体をリードし続けていく考えです。
株式会社MATE.BIKE JAPAN


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